今月観たライブ

フタリシャベリ以外で。三四郎や浜浜単独に行けなかったの残念だ…

「あべさくトーク」@無限大ホール(3/4:Mon)

ゲストはジグザグジギー。今回もさっくんオンバトで見て「大好き!」となったチョイス。こういうの素敵ねえ。ネタが満月のやつをやってくれて、さっくんは「珍しいタイプのネタ」「いつも(宮澤氏が)振り回すほう」と素直に分析しているのが、本当に好きなんだなーってほほえましく。ジグザグちゃんはほぼK-PROくらいでしか観ないので濃いトークは初めてでしたが、なんというか池田氏がやっぱり「結構言う」タイプというか、基本ちょっとひねくれているようなそんな下地を感じました(笑)。宮澤氏の「プロレスラーから絶対にサインをもらえる方法」の披露も面白かったー。

あべちゃんのKOCのMCがいつもすごい、あれ(MC)目当てに行ってるお客さんも居るんじゃないですか?という池田氏に、「それが結構そうみたいですー」とあっさり返していたあべちゃんさすがでした(笑)。間違ってない。前半のあべちゃんのお誕生日をお祝いのサプライズを画策するピンの方々の話題とかも楽しかった。ジグザグ目当てに行ったお客さんがあべさく楽しい!って思ってくれてたら嬉しい。

「犬の心とアルコ&ピースのコント」@ルミネtheよしもと(3/22:Fri:21:45〜)

プライムにて。一度帰宅してからふたたび新宿へと繰り出す暴挙をしました。お手伝いは少年少女の坂口ちゃん。素敵な組み合わせだわ。なんかこじらせてるっぽい押見氏平子氏と、ぽわわんなマイペース池谷氏酒井氏。
「ホントの5人」(OP)「試される5人」「教室の5人」「強盗の5人」「お花見の5人」の5本。「ホントの5人」で明転したとたん平子っちに全力で胸倉(というより首元)締められてる押見氏に心掴まれました…。人が書いたコントをする平子氏は良かったなあ。なかなかユニットコントを見れることはないし、FKDでも平子氏は常に平子氏だから、こうして料理されてるところもっと観てみたいです。
稽古中、平子氏は坂口ちゃんがイヤがってるのにずっとセクハラしてたそうです。案の定。

フラミンゴ第二十二回コントライブ「成人の逆襲」@下北沢駅前劇場(3/24:Sut:14時〜)

ひさびさのフラミンゴ単独、前よりさらに3人でバカやってる感が強くなってて、オチどうのこうのよりもかけあいややりとりに笑わせてもらって、単純に楽しかったです。辻本氏も言っていたけど音響や映像など、凝っている部分が多くて、それもまた全体の明るさに拍車をかけていた感じ。「理想の友達」が好きだったなあ。
核恋慕ライブでの日替わりゲストはプラン9の久馬氏だったのだけど、久馬氏のまったりしたマイペースさに3人そろって慌ててつっこんでいるのが新鮮で面白かった(笑)。

ジンカーズ第6回単独公演「ROLL」@下北空間リバティ(3/31:Sun:13時〜)

前回の「FIVE」は休止前だったわけで、そう思うと時の流れは遅くて早い。今回もたっぷりジンカーズ節、堪能させていただきました。なんというか、腹をくくった感じというか、むしろあっけらかんとした印象が強くなっていた気がしました。とんがっていることを自覚しているだけでなく、とんがっている自分たちをさらにいじりはじめた感じ。まあ元々そうだったのかもしれませんが。ジンカーズの魅力は閉鎖的であることをとことん面白がっているところで、いつも清々しいなあと思う。そしてそういう姿勢を愛さずにはいられないです、私もライブシーンが好きだから。そしてやっぱり樋口氏の声と佇まいは卑怯だなあと思います。ジンカーズがいわゆるあんなネタをやって、「冗談ですよ」という空気を出せるのは、樋口氏の表現が支えるところが大きいと思ってる…。
「転校生」と「お前がやったんだろ」が馬場氏が感情的になるとこが多くて特に好きでした。幕間のラジオも相変わらず。オリジナルのグッズTシャツに書かれている「ROLL OVER POP」=「ポップをぶっとばせ」に、馬「まさか10年経ってまだこんなこと言ってると思わなかったよね」樋「まだ、とんがってるんですねえ」(笑)。

もうアウトすぎるのも一周してもはやセーフなんじゃないかってくらいの「パソコン講座」は、樋口氏原案で馬場氏が「黒く染め上げた」そうなんですが、樋口氏はもともとオンバトにもかけようと思ってたくらいで(笑)、馬場「(元々は)もうサイコだよ。あのね、悪意の矛先が定まってるのがブラック、定まってないのがサイコ」という名言を。ひとつのフレーズだけでひとネタ広げるなんてサイコだ、そんなことするのいごしょくらいだ!という発言があって、「え?あのいごしょ?!」とテンション上がってしまいました。あのふたりもたぶんサイコだと(笑)。囲碁将棋と言わずいごしょって言ってたのが、妙に嬉しかったな…