囲碁将棋単独ライブ「喜」@よしもとプリンスシアター

とっても楽しかった!今まで観た囲碁将棋単独のなかでも一番でした。いつも、ちょっとずつにやにや笑わせられることが多いいごしょだけど、今回はしょっちゅう爆笑されられてしまい、何枚か皮剥けたというか、脂が乗ってきた感がありました。常に80点台を保っているような。
囲碁将棋の漫才はその「あざとさ」が巧みだと思います。そこはもちろん文田氏のそれに依るところが大きいのだろうけど、結局あの素の仲の良さがないと成立しないのだろうなあとしみじみ感じたり(笑)。文田氏フレーズの威力も相変わらず素晴らしかったけど、根建氏のいいところがすごく出てたライブだったなあと思いました。

オープニング、映像でスタッフと打ち合わせする根建氏。文田氏が毎回、勝手に派手な登場をするのでなんか聞いてない?→発注受けてるのは花火20発と女の子8人とか(笑)→俺も派手なのやりたいと根建氏。毎回ご両親が見に来ていて、心配されているとw「あんただけ吉本に推されてないんじゃないの?」wそんな前振りがあっての登場は、根建氏とマキパーつよし氏による「ファンタスティポ*1。途中で鷺沼メンバーによるバックダンスも(笑)。みんな頑張ってたー。先に登場していた文田氏が真ん中にずっと立っていて、それがまた面白くてwファンタスティポ始まったとたん顔覆って床に座り込んだのがかわいかった。
「「織田哲朗ファミリーです!」」「誰に伝えたいボケなの?!推奨年齢どこなの!?」いやー彼らのこういう「同世代はたまらないでしょう」感大好きです。いろいろあってのオープニング映像は、文田氏のブログに載ってるっぽい写真が繋ぎあわされてて、まんまMADみたいだったな・・・根建氏はかならず半分見切れているw

本ネタは計8本かな。最初の漫才が、ライブタイトルが「き」なのか「よろこび」なのか、どっちだと思いましたか?という入りから、23日に誕生日だった根建氏に、何をあげたら喜ぶと思う?と本人に相談し始める文田氏(笑)。根建氏が結局もらったピーラーで相方を叩いてしまったところが面白すぎた。じゃがいも出てくるし。まるで大トリの漫才みたいでしたねえ。
小室ファミリー」もやっぱり好きでしたー。彼らと同じ年代を生きてて幸せーと思いましたよ(笑)。あと「数字の4がむかつく」も。全く文田氏は、どこまでも酔狂なことを言っておるなあと感心してしまった。漢数字に「開き直ったかのように」っていちゃもんつけてるあの人、すごい!でも納得!
その他は「一休さん」と「はじめてのおつかい」が良かった。どちらも根建氏の良さがすごく出ていて、とても楽しく観れました。和尚さんが持ってる飴がたっぷり入った壷、いいよねー!確かにそんな余生を送りたい(笑)。「つらいべ?」か言い合ういごしょほほえましすぎる。「天使と悪魔」も面白かったけれど、財布落として抜かれた経験のある身としては、文田氏の行為が心痛だったのでやや減点です(何様)。
中盤の、漫才を男女の関係にいきなりなぞらえ始めたのは、もう、文田氏あざといわー!と、むしろイラっときました(笑)。あとはロックバンドのやつ。イタさ徹底してて、あっちはむしろカッコイイとすら思った。「これはばちーんんんライブの説明してる」w

いわゆる「漫才らしい題材」をいごしょ流に上手に料理しているものが多い印象だったかな。立ち話感も仕上がってた。囲碁将棋大会のときは、「どれもこれもいごしょらしいなあ」と思ったのだけど、確実にそこから幅を広げていて、その自由度が嬉しい。もう1回観れたらなあ。

*1:太一とつよしなので