フラミンゴコントライブvol.19「Mother」@下北沢駅前劇場

2日目である今日の昼公演に行ってきました。今まで見てきたなかでは、ポップさや軽さというものがあまりなく、いわゆるわかりやすいコントが少なかった印象でした。設定が異色なものも多かったし、3人の掛け合いよりも間合いや表情で引き込もうとしていたし、なかなか濃厚な内容でした。大人向けなボケも目立ちましたしね。「パノラマ」に近く、かつもっとファンタジー度が上がっていた感じかなー。おそろいの衣装は黒パンツ(辻本氏は短パン)に薄紫シャツでした。
千秋楽はUstで配信するそうで。

    1. 安定
    2. 家庭教師
    3. 何も残せなかった人たちが残した何か
    4. HIS
    5. 渡しの舟
    6. コレクション
    7. 主任と雷とバイト君
    8. エピローグ

いっこ目の「安定」というタイトルが深すぎて、今もこのタイトルをつけたウーロン氏の真意をはかりかねます。お互いの秘密や弱みを握り合うことで結局関係が安定するということ?
「何も残せなかった〜」の辻本氏の関西弁!新鮮ですごく良かった。もっと見てみたいよー、使ってよウーロン氏ー(笑)。辻本氏がスタンダードなキャラだけでなく、いろいろやってるのも良かったですが、個人的には竹森氏も実はいろいろ演じられていて好きです。体力担当の人かわいかった。セクシー担当の王様もかわいかったwこれと、「渡しの舟」が好きでした。あとさかもっちゃんも、もう出ないのかなと思ってたらラストにちゃんと出たしね。

前回の「我が0点」のときから、最後のエピローグでそれぞれのコントをリンクさせてそれを収束させるということに、若干凝りすぎている印象を受けます。別にいいんだけども、無理矢理やらなくてもいいんじゃないかなあ…。今回は特にコント中にもしっかりつながりを作っていたし(「渡しの舟」=いけにえ君だったときの、してやられた感といったら)、エピローグはややクドいようにも感じてしまった。最後お母さんで終わらせたところはほほえましかったですが。

カーテンコールで告知するとき、ウーロン氏がうっかり「オレンヂが…あっ!オレンヂじゃなかったごめんねっ」焦っていて「いや別にいいよ!?」と辻本氏も焦っていました(笑)。辻本氏の最近の物忘れの進行具合は目を覆うほどだそうで、ふたりがマジで深刻そうでしたw