トップリードトークライブ「話っ話◦2〜AKBと出会ってこんなトップリードになってしまいました〜」@新宿ロフトプラスワン

発表も急遽だったし、サブタイトルの付け方やゲストに番組スタッフさんが来るって言ってたし、前回のトークライブとはきっと全然違うものなんだろうと思っていたけど、想像以上に客層がAKBファンの男性方ばっかりで、なかなか新鮮なライブ経験になりました。
とにかくトップリふたりとも楽しそうで、AKBのこともすごく可愛がってて(その愛し方は異なるのだろうなという印象はありましたが)、スタッフさんとも仲良くて、何よりも会場の男性のお客さんたちにあんなに盛り上げられている様子を観られたのは本当に嬉しかったです。まさにこんなトップリードになってしまったとは(笑)。「純粋なトップリードのファンのお客さん」(和賀さんの見たてで全体の3割)に、新妻氏もスタッフさんも気にして何度も謝っていたけれど、個人的にはふたりのそんな姿を観られたことや、AKBのメンバーちゃんたちをあーだこーだと褒めたり、この番組がいかに楽しいか、救いになっているかということを感じ取れて十分満足でした。メンバーを芸人に例えると〜って、浜浜とか出したりするから、そっちのほうが大丈夫かしらと思ってしまったほど。和賀さんはずっと松井咲子嬢が推しで、「言いたいことをすぐ言わないでここぞってときに言う」とか「ことばよく知ってる」とか褒め褒めしてるところも良かったわあ。和賀さんの褒め言葉は重みがある…それを咲子嬢が居るとこで言ってるなんて素敵やん…!咲子ちゃんは芸人でいうとスパローズ(笑)。あっ、あと秋元嬢のしっかりした話とかも聴けて嬉しかった!*1

KOCのあと、月曜日のGoogle+で「言いたいことはただひとつ!あん誰に早く出たいっ!」と発言していた新妻氏に対して、「3割のお客さんが聞きたいのは『来年もがんばります!』って一言なんだよ」と諫めていた和賀さんが素敵すぎた…。新「ぐぐたすは、あん誰を観てる人しか観てないって思ってるから…」→和「しか観てない、っていう認識があるよね」新妻氏の詰めの甘さね。お客さんにもスタッフさんにももちろん相方にも、「つっこんでくれる」和賀さんの存在感はしっかり浸透していて、とても愛着を持たれているのが見えたのも嬉しかったー。KOCのとき、Google+でもみんなトップリードさんがんばれって言ってたよと言うスタッフさんに、「結局(KOCの)本番中はそれ知らないから…後から知ってさあ…。そんなの、ねえ、感動しちゃう(にへっ)」とそっぽ向きながら言った和賀氏に、きっと会場中が胸キュンしたはずだ!

エンディングで、キングオブコントのときにAKBにすごく救われたという新妻氏、「どんなにイヤなことがあっても、彼女らだけは笑っていてくれる」。芸人を観に劇場に行くのも同じだと思うんです、少しでも売れて欲しいから、自分が席を埋めることでその応援になるならと思うでしょう…的なことを言ってて、私はもちろん「応援する」ということばを使って自分の立場を表現することもあるけど、自分ができることなんてたかが知れていると思ってる(むしろそれを言い訳にする)し、売れようが売れまいが観たいから行っているんだけど、あの新妻氏のことば、というか気持ちはすごくよく分かった。
「3年前のトークライブのときはすごく仲が悪かった」「今はすごく仲が良い、AKBはコンビ仲まで良くしてくれる」と新妻氏が言っていて、あのころをそう表現できるほどなら、それはとても実りのあることなんじゃないかしら。


今日のライブを観て、私は誰かが誰かに心を寄せている様子にたまらなく惹かれてしまうんだなあと改めて思いました。あれが好き、これが好き、こんなにすごいんだよ、とにこにこ語っている人を見るだけで嬉しくなる。小さな番組とそれを囲むひとたちの世界は、私がよく劇場で目にする光景となんら変わらないのだ。

*1:賞金を片手で受け取ったメンバーに「賞金は両手で受け取りな!あんたが損するよ!」と叱ったそう。さすが!