磁石トークライブ「フタリシャベリ１７」@しもきた空間リバティ

開催発表がザマンザイ直後で、久しぶりに前売りが完売。初めてのお客さんも多くて、反応もホットだし、磁石もやる気があるのかないのか分かんないけど妙に元気で（笑）、良い回でした。ゲストの高橋氏も楽しかった。本当に素敵な人だなあ。私がライブに通い始めたころに、ちょうど例の冤罪事件からキングが復帰して（笑）、三木プロライブで磁石とキングがトークしてた印象がいまだに強いから、なんだか懐かしい気分にもなったり。

前説はオレンジサンセットが。長めにやってました。下村氏はザマンザイ決勝の日、「ささき部」もメンバー（下村氏、宇田川氏、ライオンキッド斉藤氏）で、佐々木氏の家で（佐々木氏はいないのにｗ）決勝を観てたそう。ワラテンも磁石に投票するつもりでスタンバってたのに、ナイツがあまりに面白くて投票しちゃった下村氏。謝罪してました。

磁石登場。初めての人も多いけど、全通してくれてる人はやっぱり減っている。永「そりゃ減っていくよ、いずれ死ぬし」（笑）。そこから死ぬのは怖いよねって話（しょっぱなからそんな）で、死んだらどんな感じなんだろうって、つい2日前に考えて布団で涙した佐々木氏。すごいな、さすが31歳児…。永「どう死にたい？」佐「そりゃ老衰でしょ」永「老衰禁止！」ｗ溺死、焼死、爆死だったらどれ？→佐「爆死！」永「だね〜！強いんだよ爆死がー」（笑）。一瞬で終わるからね。永「溺死がほんっと苦しいらしいよ」佐「…それは誰に聞いたの？」。

振り返る感じに、ザマンザイの話（佐々木氏はあんまり話したい気もなさそうだったけど）。永沢氏はあの日、体調悪かったんだんだそう…前日なんかもヘロヘロ。かわいそうだなあ、その時期に見舞われるの変わらないなあ。佐々木氏が「褒めてあげてください」と言ってて優しかった…
やるネタは直前までずっと迷っていて、前々日？のロケ先の名古屋のホテルでも佐々木氏が永沢氏の部屋を訪ねて相談したり。永「デリヘルも呼ばずにね」佐「デリヘルの代わりに俺がドアを…」永「チェンジもせずに！可愛いからいっかって！」←なんだかきゃっきゃしてる。普通のネタ合わせと同じで、そういうときも訪ねていくのは佐々木氏のほうなんですねえ。
ワラテンシステムについて、あれは平均点だから…と小賢しい後悔を話す佐々木氏ｗ永「もっとさあ、ツッコミをこうしようとかさあ…」佐「あ、それはないです。そこは完璧でした」（笑）。
お正月はずっと地元に帰っていて、さすがに地元ということもあって声掛けられたりした佐々木氏。飲んでいたら、ヤンキーっぽい人たちに気付かれ、「ザマンザイ、ザマンザイ！」と謎のザマンザイコールが起こったりｗ

永沢氏のお誕生日も。今年も佐々木氏が何もくれなかった、1回もくれたことない！！とご立腹（笑）。永「俺はいろいろあげてるのに…」佐「お前がくれたの、シャワーのノズルだろ！」なにそれ、初耳！（笑）
永沢氏がホワイトニングをした話しなど。白くなった？と佐々木氏が聞いたら、口をイーにして見せてあげる永沢氏。距離を保ったままその状態なのが妙にかわいかったなー（笑）。
あと後輩陣の話。末高氏が電話連絡ばっかしてくるので着信拒否にした話しが、ふわっとしたオチになってしまい、永「不時着しました。（オチの）空港をずっと探してたんですけど」佐「まあでも着陸はできましたから」と苦笑いする佐々木氏がまあ優しい（笑）。

お金がない佐々木氏、電車賃が足りなくて、ついに隣にいた女子高生に20円を借りたと…。話しだした時点で「何出てくんだろ〜；」と永沢氏は怯えていたｗ永「その女子高生も、何この、シュッとした乞食！ってなってるよ…」本当だよ。シュっとした、ってところは認めてんだね。
そこから、永沢氏に群がるいわゆるクズな方々の話題へ。東京3大クズ＝野田・ちゅうえい・浜谷が、つい最近同じタイミングで永沢氏に借金のお願いをしてきて、みんな「1万か3万」「3万か5万」を提示してくる→永「謎の奇数しばり…結婚式出んの？」「まず全員、○万か○万をやめろ！何その、あわよくばな感じ！」（笑）。少ない金額のほうが最低限必要な額で、もし余分にもらえたら、それでパチンコに行きたいクズの方々…。浜谷氏の一連の流れ、ひどかったなー！つい一昨日のライブであんなに面白かった人が、こんなんだなんて、なんだかもう理不尽にすら感じるよ（笑）。永「浜谷ってそんな印象あんまりないでしょ？でも浜谷と尾関は意外とそういうとこがある！」ｗ

貸さなきゃいいじゃないという佐々木氏に、結局「かわいいんだよ〜！」と言ってしまう永沢氏。貸してもらおうと必死な姿がかわいいんだそう…。ちゅうえい氏は、家に借りに行くからと来訪して、ドア開けたらそこで土下座してたり、電話でヨイショしたくてつい「ヨイショー！」って言っちゃうとか。
クズな方々のことは悪意を隠さない佐々木氏も、永沢氏の「たかが100円」発言には「たかが100円っていうのやめてくんない？」→永「どうしてこうなっちゃったのか…」とがっくりする相方。こういうとき、クズ性を愛さずにいられない永沢氏と、相方斯くあるべきと理想を求める永沢氏が葛藤してんだろうなーと思う（笑）。しかし佐々木氏の金銭感覚（というか生活全般）もどっこいどっこいな気がするけど…ヘルプを手に入れる能力が高いというか、もう江戸草紙に出てきそうなロクデナシだよね佐々木氏って。

前回披露していた、永沢氏のモテるテクニック＝モテクを増やそうという話題。「24時間以内にメールの返信がない相手は、脈がないから諦めろ（入院はのぞく）」というテク（テク？）について、佐「まあ本当に脈があったら入院中でも返信すると思うけどね」→永「どっちの脈？」→佐「（笑）そっちの脈がなかったら絶対に脈はない」。こういうやりとりがスっと出てくるとき、つい惚れ惚れしちゃうなー。
好きな女性芸能人は？と聞かれたら、100点の答えは「安室ちゃん」だと永沢論。若干モヤっとする客席ｗでも全体的に、今日のこの話題は笑いというよりも低音の納得の声が響いてたなあ。永沢氏の「女性の『きれる』ものを褒めましょう（髪・爪・服）」はお見事でした。
そして、部屋に来ているのにその気にならない相手にはどうすべきかを結構真剣に話し合ってたり（笑）。そして佐々木氏の、ナチュラルなゲスさがひどいｗモテるモテないとかじゃないよ、人を利用する術だよそれは…。永「ゲッスいなあ〜〜〜〜！！」「平然と言ってのけるでしょ！！」相方もドン引き。永「今日佐々木さんに、チョコを持ってきた人もいるかもしれないのに！」客「ああ〜〜〜〜！」（←超納得の声ｗ）→佐「でもこれは全部裏で永沢が言ってたやつだから」→永「…そう、俺が言わせたんだよ」優しいー！と客席からは拍手ｗ

ゲスト・キングオブコメディ高橋氏登場。出てきた瞬間からいっぱい喋ってくれて楽しいー！永沢氏は高橋さんでもパーケンでも「パーさん」と呼ぶ。どっちかにしてほしい高橋氏（笑）。佐々木氏は？→佐「僕は裏ではパーケンで、目の前では高橋さんて呼んでます」高「聞き捨てならねえな」ｗ
高橋氏からたくさん発信するようなトークを聞く機会があまりなかったこともあり、本当に「オデ」って言うんだ！と新鮮な気分でした（笑）。客席も、ちょっとでも高橋呂律が出るとザワザワｗ永「もう、オデが気になっちゃうとさ、この先進めないから…！」となりで耳を塞ぎながら笑いこらえてる佐々木氏。高橋氏が「慣れちゃってるからね」的なことを言おうとして、「なででってん…」と豪快に呂律が回ってなかったとき、永沢氏は「ハイ？」と素で聴き返してましたが、佐々木氏は「なんとなく察しなさいよ」と笑っていたがのが印象的。たまにものすごく素でまとも。ああ謎すぎる佐々木氏…。

高橋氏が2浪して大学行って2年間キャノンのコピー機の動作確認の派遣して、「これじゃだめだ」と思い立って辞めて、人力の説明会まで巡り合った話、聞きごたえあるしなんだかもう素敵すぎました。結婚願望はと訊かれて、「気が付けば40」だと話す姿にきゅんきゅんしましたよ。高橋氏と結婚したい…。
今野さんのことをどう思いますか？という質問。「どう思うって…」となんとも言えない高橋氏に、佐「好きか嫌いかで言えば？」→高「…好き…かな？；」（笑）。キングはめっちゃ練習してるイメージがある磁石。基本、高橋氏しか練習しようと言いださず、今野氏が芸人同士で談笑してるところに声をかけに行くのはすごく気が引けるそうで、「練習したいオーラ」をATフィールド全開！くらいの勢いで出してるそう（笑）。相方にしか見えない位置から顔を覗かせたり。あーもうこういう話大好き。
そして、そんな高橋氏に「分かるー！！」と超共感な永沢氏。「12年間俺からしか練習に誘ったことがない！」（笑）。佐々木氏はライブ前もすぐ逃げ隠れするそうで、後輩などに「佐々木見なかったか？」と訊き込みしている永沢氏、「永沢さんが探してましたよ」と言われ逃げる佐々木氏ｗ佐「暗いところで体育座りしてても見つけてくる」どこに隠れてるの！
KOCで決勝進出が決まったときも、決勝までに死ぬほど練習させられると感じたであろう今野氏が、高橋氏の横で地を這うような声で「地獄だ〜…！」と呟いたとか。高「俺なんならあと4、5年欲しかったからね」（笑）。話の途中からもう佐々木氏は「わかるー！」と言っていて、ザマンザイのときもそう思ったみたい。佐「（準決勝の）次の日が決勝であってほしいと思ったことはある」高「相方も同じこと言ってた！」ｗ
いやー、この共感しあう高橋氏と永沢氏、居ないけど今野氏と佐々木氏の図が面白すぎました。高橋氏が苦い顔で練習したい自分の話をしているときの永沢氏のニコニコ顔と、身体ごと引いて渋い顔してる佐々木氏の対比よ（笑）。

好きな女性のタイプを聞かれ、「これずっと言ってるんだけど」と出した答えが「安室ちゃん」！！絶対さっきのトーク聞いてたでしょ！とみんな疑ってましたが、本当に聞いていなくて素のお答え。高「見てないよ、このくだり本当に聞いてないよ！」←必死ｗ安室ちゃんは「笑ってくれる」ところが嬉しくて好きなんだそうで、こっそり安室ちゃんとは上手く行くと思っている高橋氏（笑）。カワイイ。
最近はももクロが好きなんでしょ？と振られて、説明しつつ「これ、語りだすと泥沼になるから…」と自分で線引いてたのもすごく印象的で素敵でした。自分と熱量が全く違うと分かっている相手に自分の好きなものを語るのって、むしろわずらわしさのほうが先立つよね。ももクロちゃんは孫とか田舎の姪っこを応援するような気持ちだそう。で、結構納得の声があがる客席（笑）。
キングとしてのデビュー舞台に、磁石も若手として出ていて、そのころはブリーフ一丁で身体検査のコントをしていた磁石。高「まだブハビタ！をしてたころだよね」永「チオビタみたいに言ってくれましたけど」（笑）。その当時の磁石に対して、「見るからに神経質そうな奴（永沢）と、見るからに何考えてんのかわかんないやつ（佐々木）」で、怖かったという高橋氏。その印象そのまんまだよね磁石って。ちなみに、そういうことをしてたときに、たまたまライブで一緒だった井戸田氏から「お前らこういうのやらないほうがいい」と言われて止めたんだそう。

逆に質問はありますか？と聞かれ、考えて「野田さんからどうやってお金返してもらってます？」と高橋氏ｗでも結局「かわいいんだよね！」という永沢＆高橋、「かわいくはない！」と頑なな佐々木氏（笑）。前髪振りみだしたりしちゃってる野田氏がかわいいと。佐「前髪振りみだせば、踏み倒せんの？」ｗそして佐々木氏の野田氏モノマネがうまい。「似てるね！？」と高橋氏がびっくりしてました。でもあの声、佐々木氏がヘンなキャラ入るときにいつもやってるからそっちの印象のほうが強かったや（笑）。

そして高橋氏にお手伝いしてもらっての「知力体力時の運3本勝負」。高橋氏に審判してもらって、「しんにょう」の部首の漢字書いたり。ストップウォッチの使い方に戸惑い、「わかんなくなっちゃった；」と言う高橋氏、カワイイ（笑）
体力は腕相撲対決で、ガチでやるのは初めての磁石。永沢氏はいまだにお母さんに勝てない（！）、佐々木氏も左利きだし、超弱いと。それでも強いでしょー、と高橋氏が佐々木氏の二の腕を触ってみたら、「やわらか！！」「エクレアかと思ったよ」って（笑）。佐々木氏にぷよぷよなのね…。結果は、結局佐々木氏の圧勝でした。良かった良かった。
最後時の運勝負は、「たかはしっぺ」対決。高橋氏に交互にしっぺして、「もう無理！」と言わせた方が勝ち、という…なんちゅう企画だよ！ルールを聞いて、「サワズカンパニーのころと変わったな！ホリプロがバックについてるからって…！」と高橋氏。ああもう、超良い人だったなー！！佐々木氏のしっぺは「重い」んだそう…ご苦労さまでした。しっぺの応酬を受けながら、客席に「いつもこうなの？？」と訊いている様がかわいそうすぎて。
結局、「もう無理！」と言わせたのは佐々木氏で、永沢氏の負け。罰ゲームはギャグ3本でしたが、3本目が不発（2本目はかなりのヒット）→4本目にチャレンジ、不発→舞台からはけてしまう永沢氏（笑）ギャグ披露後、毎回真顔で拍手をしてあげたり、相方が噛んだら両手で顔覆ってたりと、佐々木氏かわいらしかったです。

高橋氏は2回くらい声かけててやっとお呼びできたんだとか。磁石の昔の話もぽんぽん聴けてうれしかった。本当に優しい先輩ばかりでありがたいです。
しかし永沢氏って、仕事（芸事）に真面目で、副業（パチンコ）で補充しつつ、食事にこだわりながらやりたいこと（ホワイトニングとかレーシックとか）を堅実にトライして、本当にOLみたいだな…と思ってしまった（OLについて偏見あるかも）。