TTRE × ビアンコネロ アコースティックライブ@SHIBUYA AX
土屋さんのソロプロジェクト、TTREと、ビアンコネロの組み合わせ。ラグがお休みして、いろいろ始まって、土屋さんも引地さんも結婚されて…。昔ほど積極的に追いかけてるわけではないけど、久しぶりに土屋さんの歌を生で聴きたかったし、ビアンコも絶対にかわいくて楽しいだろうし、ということで気軽な気分で行ってきました。ビアンコネロを初めて観たのは、ラグというか土屋さんに惹かれはじめて、名古屋まで追っかけたライブのときだし(書房も出てたけど)。またしても感慨深かったなあ。
ステージは会場の真ん中に小さく高く設置れていて、ぐるりとまわりを取り囲むゆるやかな客席の配置が、アットホームなパーティみたいな感じが、2組の雰囲気とぴったりでとても楽しかった。ほんわかしました。4人ともみんな楽しそうで、ずっとニコニコしてたし。私はもともと、土屋さんのひたすら真面目にエンターテイメントを提供しようとする姿勢がすごく好きで、その真面目さのほうが目立っちゃったりする場合もあるんだけど(笑)。今回も「ラジオみたいな」と本人が言ってたけど、ANNのときのようなテンションと素に近い感じを魅せつつ、トークとセットリストは、用意してきたであろう「メール」を中心に進めるという作りこみっぷりが、あーこの人っぽいなあと嬉しくなったのでした。
各々の曲を、あたかも自分の歌のように歌ったり、2組の合作があったり、そういうときに「人に歌ってもらうってどんな気持ちか」とか、それぞれの曲への印象だとか、自分たちはこうだから、といったことをゆるゆると気負いない雰囲気で話していて、そういうクリエイター的な考えが聴けたのも嬉しかった。鼻歌で曲を作る土屋さん、「すぐティ〜♪(↑裏声)って使うやろ」と古賀さんから指摘されるw土屋節だよねー。自分で作るとどうしてもメジャーキーで、ひたすらワーって楽しくなっちゃうから…という土屋さんに、この人確か妄想とか理想を曲に反映させるタイプだったな、と懐かしいことを思い出したり。基本はキーボードで、はねるような指の動きもたまらなかったし、ハンドマイクのときの、あのやたらとうごうごする右半身がひさびさに堪能できて満足でございました。
あとやはりけんじくんが、期待はしてたけどまあ面白くって、二言目には「お前はおもしろいなー」でまとめちゃう土屋さん(笑)。どうでもいいけどけんじくんはちゅうえい氏に(声も方言も)似てるから、ちゅうさんがすごくハッスルしているように錯覚することしばしば…あとさらにどうでもいいけど、土屋さんと並ぶと、シルエットがねじみたいだったな…。