4月前半の週末記

新年度が始まってるけどここ数年なかったくらいの凪っぷりで仕事してるんだけど、複数の年配の女性の方に振り回されていて、結局女の人は他人に他人の文句を言いたい生き物なのだろうかとしみじみ思う…。
2日の日曜日、初めて着物で外出した!まだ草履を買ってなかったので足元はブーツだったけど。東京藝大美術館の「雪村」展にお友だちと行ってきたよ。着付けはいろいろダメダメだったけど、とりあえずやってみて反省点を探す、のが我流なのでとりあえず行って帰ってくるまでがんばりました。あったかくなったとは言え羽織一枚で冷えたのか(あと締め付ける慣れない恰好をしているし)、途中で頭痛がひどくなりお友だちには心配かけた…。疲れたけど次回も早く着たいなあ。上野はさくらがふんわり咲いてて、駅は改札で規制かけてるくらい混んでいたけど雪村展はさほどでもなく、やっぱり禅宗画の動物はソーキュートで大満足でした。意外と幽遠で朴訥とした風景画もいっぱい描いていておもしろかったなあ。
8日土曜日、その10日前くらいにいきなり大山くんが亀有警察署の一日署長をやるよと告知があり、「は?????」という感じだったのだけども、一緒に行ってくれる人も居たのでどきどきしながら帝釈天まで行ってきた。なんだこの謎営業は…と思っていたけれど、署長姿似合うし緊張してるしピーポくんと並んだり人力車に乗せられたり白バイにまたがらせてもらってにこにこしてたりとおーやまくんがどこまでもマスコット状態でかわいらしく、イベントの司会をしてた婦警さんがファンにお礼を言いまくっていたり、「若い女の人がたくさん来てくれてうれしいね〜」と地元の人たちも喜んでいるのが伝わってきて、ハッピーしかない空間で大変楽しかったのです…。長いこと追っかけを趣味に生きているけれど、まさか対象が一日署長するところを観に行く機会があるとは思わなかったなあ…。

おもしろい光景だ…。
12日水曜日、本多劇場へ「魔王コント」初日を観に行く。やしろ氏のこれに、主演が矢崎くんで、発表されたときから、これは一体どういう神のお導きでこうなったのだと軽く混乱し続けています。まあとにかく、そんなに大きくない下北あたりの劇場で、そこそこ人数も規模も大きすぎず、出ずっぱりな作品が見たいなあ〜と思っていたところに、それを叶えてくれたのがやしろ氏(というわけではないけれども)だというのが…どういうことなんだ…。矢崎くんのために書かれたホンでもないのに、矢崎くんが演じるべきホンのように見えた。観てみたかった彼の姿が3年分くらい詰まってた。たくさん笑ったし、やしろ氏はやっぱりこういうことをずっと考えているのだなと重たいものを放り投げられた。去年の4月「ラジオに消されたもの」で、私の春鬱をでろでろと放出させてくれてから1年、こんな複雑な気持ちになるなんて…。この告知で、職場で聞いてるラジオに矢崎くんが来たりするのも、なんだかとても感慨深かった。
16日、お友だち4人とまた魔王コント、私以外は初見。マチネの前に下北の「8juor」でオシャレ〜なランチを食べた。

下北感があふれてる。
観たあとには裏路地のリサイクル着物のお店で、みんな揃って買い物をして、順調に広がる着物沼。私は欲しかった濃い色の半幅帯を格安で手に入れた!そのあとケーキを食べて、ラーメンを食べて「楽しかったね〜」って言って解散。今では「下北に通ってたころ」と言ってしまうくらい一時期ほど下北に行かなくなってしまったけど、お店と地理にはそこそこ詳しくなっていて良かった。ライブハウスも劇場も通っていろんな人と遊んだ街だけど、今また別のつながりのお友だちと同じ店でお茶してることに、不思議な気持ちになりました。

こういうお出かけしてる以外は、またしても原稿をしているので、今もわりとせっぱつまっている…お仕事がんばろう…。