ゆず20周年突入記念弾き語りライブ「ゆずのみ」@東京ドーム(2日目)

4年前の15周年記念ライブのときは、2日間通し券があったんだったね。あの年からいろいろなことがありましたが(メインの現場の変化とか)、またドームに行けて嬉しいです。「春一番」と「ドームボンバイエ」が聞けて、序盤の怒涛のような初期曲たちのオンパレード。そしてサウナからの「飛べない鳥」への乱暴すぎる振り幅のすごさ。サウナ、ぶんぶんタオルを振る5万人の客席を観て、「すげ〜〜量のハウスダストだあ〜〜!」って言う岩沢さんひどくない?!(笑)サウナの歌詞ももう四十路仕様で、

ゆずの活動続くのさ (きついぜ)
西へ東へ走るのさ (走れない)
カツカレーはもう食えない (胃もたれ

ずるい。映像も面白すぎてずっと爆笑してたよ…映像といえばラブピーの北ちぇるはただただかわいいしイワ太郎さんはすごい適当なのになぜあんなに面白いのか。ずるい…。

ふたりしか居ないから、ふたりとも、特に北川さんがとてもやんちゃモードでした。まー口が悪いwなんてわかりやすいのリーダー。20年やってきて、やったことのないことをやろうと思って、とそれぞれのソロコーナーなんかやってくれるところも、もう大好きだ!ってなりました。路上時代と同じように、あぐらではなく左足を投げ出すスタイルで(片足投げ出しちゃうんです、と自分で説明していた)「おっちゃんの歌」を歌う岩沢さん、ピアノで「ねえ」を歌う北川さん(三浦春馬くんがこの曲を好きだというのを聞いて、あっこの子根暗だ…って思ったというエピソードがテッパン)。10月14日から3か月のあいだの、リーダーがサブリーダーより年下になる期間ならではのやつとかもくどくど観れて、そういうところ、私がANNで声しか聴けてなかったころから全然変わってなくって、もう、大好きだ!若い女の子(大島優子ちゃん)に「ゆずさん、大好き〜」って言わせてただデヘデヘしているふたりはただのおっさんなのに(笑)。本当にゆずちゃんはいい性格してる。だからこそ、彼らはずっと何かに立ち向かい続けていられる。最後の「てっぺん」で、サブステージから落っこちるんじゃないかってハラハラしちゃうくらい跳ねながら歌っていた北川さんの隣には、いつも根を張るように両足広げて立って動かない岩沢さんが居て、このサブリーダーの存在がいつも、この強かなリーダーの立場を支えてきたんだよなあと改めて思ったのです。

めちゃイケの乱入もあって、正直、「この茶番はいつ終わるのかしら〜〜」って気分になっちゃうアレ系サプライズはそんなに喜ばない私ですけれど、ステージ上みんな緊張してて喜んでるのが伝わってきて、無事に終わって何よりでした。ああいうのに向かい合うときの、ちっとも懐広くなさそうなゆずちゃんも大好きですよ。北川さんがマイク両手持ちでぶすくれているのがかわいかった。

終了後、ほこほこしながらようこちゃんと地下鉄に乗ったら、数年ぶりに昔個人サイトでつながっていたお知り合いからようこちゃんへ「来てた?」と連絡が来ていて、なんでなんでだと思っていたら、「友達の唄」の時にスクリーンに抜かれていたのを見つけてくれたんだとか!すごい!そんなこと本当にあるのね!みんな、まだライブに来てるんだなあとすっごく嬉しかった…。