「カミナリグモ 10thアニバーサリー企画 -Foolish Songs in March-」@下北沢CLUB Que

出演:カミナリグモ(ふたりグモ)、わたなべだいすけ(D.W.ニコルズ)、渡會 将士(FoZZtone)

今年も、わたなべくんのソロ活動はできるだけちゃんと追っかけたい気持ちで。
ちょっと遅刻したので1組目の渡會さんの途中からでした。しかもちょうど、自分の歌のなかに「春風」の一節を放り込んでいるところ!びっくり。雰囲気がまったく違っていて、とてもとても素敵でした。FoZZはずっと聴く機会を逃していたのだけど、いやー、生でのあの声は素晴らしかった。おしゃべりも、こなれているというか、人前でああいう態度を取るの、好きなんだろうな、という(笑)。面白かった。セッションとして、「今まで一度もふたりきりでやったことがない」というベースの菅野さんを呼んで新曲などを披露してくれたのだけど、まあそのセッションもたのしそう!ふたりともニッコニコして。最後に、ステージ上でふたりで跳んでクロスしようとする渡會さん(菅野さんウッドベースなのに)、跳んだら、アンプからエレアコのコードが抜けたw「本当に失礼しましたー…」(笑)。最後に披露した新曲の前に、「この季節は、いろんなものを失うシーズンだと思う」という話し出しにぐっときたり。積極的にライブに行きたいな。
わたなべくんは、アジカンの「ソラニン」のカバーから始まり。「おしゃれしてきましたー」という格好は、キャスケットにベストとジーンズの、大変かわいらしい(笑)。イギリスの路上で靴磨いてる男の子みたいなだったなあ…。ケースに入ったたくさんあるハープを、「たくさんあるだろ?全部一緒だったら面白いよね」「…ちがうぜ?」とか言ってて、「ぜ、って付けたら、今やばいなー、スギちゃんになっちゃう(笑)」と照れていたよ。ほんとに序盤からスギちゃん入ってたな、そして彼にまでちゃんとスギちゃん浸透してたんだな!そして中盤にはYUIちゃんの「サマーソング」も。人様の歌を歌うのはカラオケみたいで気持ちがいいそう。自分の歌って、結局、つまんない!とwふふふ、勢いで喋るわたなべくんかわいい、そしておもろい。
「カレーのルウ」とか「家族」とか、去年から出した家族愛の歌が多くて、またひとり「春風」はとても切なくて、3月の終わりにぴったりの、優しいステージでした。「今日という一日」が大好きで、やっぱり泣きそうになってしまう…。

正直、この2日間のイレギュラーな職場などの疲れが一気に来てしまったのか、カミナリグモが始まったときには頭がぐるぐるしてしまいました、椅子に座って観られて良かった…。自分の体調面の問題なので本当に申し訳なかったけど、それでも、客席含めとてもあたたかい空間で、すごく良いライブでした。カミナリグモって、信大時代の結成だったのか!それで松本で何度も触れたことがあったんだな。アコースティックの「ローカル線」はとてもかわいかったー。