「Hi-Hiトークライブ」vol.5@新宿バイタス

当然のように行ってきてしまいました。ルミネのプライム前に。
ずーっと笑いっぱなしで、きっかり2時間あっと言う間でした。いろんな話聞けて本当に楽しかったなあ。兄やん方に癒されまくりましたよ、なんてかわいいおじさんたち…。終わったあとあんなに胸がほこほこしたトークライブは久しぶりです。今年から行ったHi-Hiがしゃべるライブ、もれなく腹抱えて笑わせてもらえるので、これでいいのかしらと思ってしまう。いやあもう大好きだわ。

上田氏は今日もTシャツに、ジーパンの後ろポッケにスパイダーマンのハンドタオルを入れて、しょっちゅう顔を拭いてました。喋るとのどが涸れるからと(当たり前)ペットボトルのお水も持参。

  • 今日はマヤ文明のカレンダーで人類が滅亡する日だ、ということから、オーパーツとか世界の謎的なトピックが大好きな上田氏が序盤からしゃべるしゃべる。本とかめっちゃ読んでるんだそうです。みなとみらいで(ふたりは思い出せてなかったけど多分パシフィコ横浜)やっていたであろう、そういう展示を観に行った話などと、目をキラッキラさせて語る上田氏が素敵すぎた!そしてそういうものに対して「それっておかしいじゃん」とちゃんとつっこめるところも素敵だわー。私、基本的に好きなものをハイに語る人にすぐ惹かれるんでした…。
  • 古代の地層からコンバースの靴の足跡が出てきた→「だからタイムマシンは絶対あんだって!」という上田氏にきゅん。
  • 上田氏は「ビフォー&アフター」が大好きで、これまた超キラッキラした顔で語っていたよ。番組見てると絶対泣いちゃうらしく、語りながらもうちょっと泣いてました(笑)。そんな番組にも、10本に1本くらい「え?」って回はあるとかw
  • 彼女の話。岩崎氏の彼女さんの話題を、「聴かせろよ〜!」と振りまくる上田氏。そんなコンビ、いるんだ!なんてあけすけな…と驚きました。岩崎氏は、基本あまり彼女が途切れたことがないんだそう。うーん、なんか分からんでもない。岩崎氏は全然怒らなくて、相手が自分に怒っているということは、自分に何か悪いところがあるんだと思ってしまうから怒れないと。でも本当はいじられたりするのあんまり好きじゃないし、彼女にも亭主関白でありたいとか。上「オイ!お茶!とか言いたいの?」岩「言いたい〜」(笑)。
  • 上田氏にも全然怒らない岩崎氏。ネタ合わせだって呼び出しておいて、5分くらいで気分が乗らないからもう帰れ!とか言っても全然怒らない。上「ふつう『せっかく来たのにー』くらい言ってもいいだろ!」岩「それはもうあなたに気を使ってですよ、あなたの気分が乗らないと、うちの芸風的にできないでしょ」「勢いっていうか考えないでやってるっていうか…」→考えてるわ!めちゃくちゃネタ考えてやってるわ!と上田氏ご立腹(でもちょっと恥ずかしそうにw)。
  • 昔、某高校(大学?)の学園祭の営業で、お笑いの授業的なイベントをやったことがあり、その授業を偶然受けたのが現パンサーの菅氏で、Hi-Hi(当時はまだハミング)の授業を観てお笑いの道に進んだんだとか!それをオンバトで一緒になったときに、「ハミングさんですよねえ?」と告白されたんだとか。わお。良い話だなー。そしてそのオンバトではパンサーがオンエアでHi-Hiはオフエア(笑)。岩「面目が立たなかったなー(苦笑)」。
  • 休みの日、岩崎氏は派遣でコーヒーメーカーの耐久性を検査するバイトをしている。ひたすらコーヒーを淹れて捨てるという行為を繰り返すバイト。「そんなん絶対人狂うよね」「人を洗脳したいときって、穴掘れー!って言って掘らせて、埋めろー!って言って埋めさせるのをずっと繰り返すんだって。そしたら狂っちゃうから洗脳できる」と上田氏。なので岩崎氏は、そのコーヒーが落ちてくるビーカーの目盛がぴったり500mlになったときに捨てる、コーヒーのポーションにまっすぐ穴が開くようにセットする、などの楽しみを見つけてやっているそうw上「お前、絶対洗脳できねーな!!」(笑)。バイトもなくてなにもなくてすることがないとき、岩崎氏はあまりに暇だと「目をつぶって生活してみよう」と思ってやってみたとか(笑)。上「お前、洗脳も監禁もできねーな!!」
  • 昔の彼女のことで、「あなたにちょっと謝らなきゃいけないことが…」と切り出す岩崎氏、上「なんだお前、俺の元カノとやってたんじゃねーだろーな!」岩「そういうゲスい話題じゃない」w高校時代、岩崎氏の家は団地の1階で道路に面しており、上田氏が通るたびに声をかけて、部屋のなかの岩崎氏が答える→上がって一緒に遊ぶという状態だったそうなのですが、一度上田氏がいつものように声をかけたら、「帰れ帰れ!」と追い返したことがある、実はそのとき、岩崎氏初めての彼女とチューをしようとしているときだったそうで。岩「あのときちょっと邪険に扱っちゃって悪かったなって…」上「…それむしろ俺が申し訳ないじゃん」(笑)。あのころ彼女いたの?言ってなかったじゃんという上田氏に、それをきっかけにちょっと改心して、彼女ができたら伝えるようにしたという岩崎氏…どんだけ仲良かったの…。
  • 上田氏は昔彼女さんと同棲していて、途中から彼女の弟も一緒に住むようになる→彼女さんが他の男を作って出ていく→彼女の弟と2人で1年くらい同居していた時期があるそう。その弟が、洗濯するときは上田氏の分は除けて自分の分しかやらなかったりと、小さいストレスが多かった。上「俺は一緒に洗って、取り込んだら畳んで分けといてやったのに」(←いい人!)。で、ある日突然何も言わずに引っ越して行ったそうです。部屋を開けたらもぬけの空状態。いやだねそれは…。
  • そこから鬼ヶ島和田氏の話題に。「和田」と聞いただけで怒りスイッチが入る上田氏wカレー作ったから食べていいよって言ったら、強火で温めなおすから鍋が焦げて焦げて…!とご立腹(笑)。上「ゆで卵なんて地獄だよ!」(※釜ゆで地獄)と両手でぐらぐらとお湯が煮える動きを(笑)。上「あいつは強火と消すしかない!中火と弱火がない!」wそして何度聞いても、和田氏が台風の日に洗濯物干した話はなごむなあ。上田氏の作ったカレー食べていいなんて、和田氏幸せもの…。しかしそんな和田氏も引っ越すんだそうです。
  • 上田氏はもう彼女ができるには、「車で轢かれる」しかないんじゃないかと思っている(笑)。そしたら確実に番号も交換できるとw轢かれて結構な怪我をして入院してお見舞いに来てくれて…と妄想を語る上田氏、かわいいなあ。芸能人や、スタッフや制作の人に手を出すのは、芸人としておかしいと思っているみたいです…なんて真面目…。ファンなんてもってのほかなんだろうな。上田氏を轢きたい欲求、むくむく。
  • そしてお客さんの質問のなかで、「好きな人にアタックするにはどうしたらいいですか」というのが。上「これはもう轢くしかないよね」(笑)。岩崎氏の「名実ともにアタック」という名言も飛び出しました。
  • ふたりが出会ったとき、ファーストインプレッション覚えてる?という話。お互いの共通の友達の家に上田氏が来ていて、そこに岩崎氏がやってきて、そこにあったドラムをたたき始め、「うるせえ」と思っていた上田氏(笑)。そのドラムは岩崎氏のもので置かせてもらっていたそう。岩崎氏の上田氏第一印象は、「いけすかない…」w初対面ですごい喋りかけてくるし、話していて家がとても近所だと分かり、「じゃあ行くわ!」と言われて次の日に本当に来たと(笑)。上田氏は全然覚えていなかったみたいですが。上田氏は、友達の家に知らないやつが居たら気まずいだろうと、むしろ気を遣って話しかけていたそうで、岩「今ならそれが分かる」とのこと。なんだか絵に描いたようなほのぼのコンビだな!
  • 「うちの人って呼ばれるのどうですか」というお客さんの質問(笑)。みんな気になってたんですね。岩崎氏は学生時代から上田氏のことをずっと名前で呼んでいなくて、今さら呼べないから「うちの人」。「相方」とか「相棒」っていうのも…と渋い顔してました。「相方」はもともと大阪のものでしょ?と。そうなのか。いいなあ、流行らないかな、「うちの人」。


全然書き残せないなー、もっともっとたくさん喋ってたんだけど。特に上田氏のおしゃべりは生で聴かないと楽しさ半減ですし、とても残念なのですが。ふたりの人柄の良さと真面目さを再確認です。後輩の話になるときも、「お客さんが引く話はやめよ!」と止めてたし、お題トークもアンケートも慌てながら全部読んでくれたし、本当に優しい。上田氏は松原氏のことも心配してくれてたし…。熟年夫婦感もありつつ、なんというか高校時代の一番キャッキャしてた時期のテンションを保ったまま、ずっと楽しくやってるよって雰囲気にあふれてて、それが観ててほほえましくてしょうがないのでした。
しかしふたりとも、さっき言ったものの名前が出てこなかったり、人の名前を忘れてたり、お客さんが気を利かせて書いた「S田S助」がなかなか分からなかったりと、これがおじさんかしら…としみじみしたものです。