ミドリカワ書房/藤岡藤巻「今宵貴方の夢にまで…」@daikanyama晴れたら空に豆まいて

のぞみちゃんと岡巻さん(←勝手な略し方)がポニョを歌ったとき、「知ってる!このおじさんたち以前見たことあるよ!」と地味に主張していましたが、まさかまたもミドリカワさんと一緒にやるとは思わなかったです。しかし増刊で共演したことは一切触れませんでした。残念だ。
とりあえずミドリカワさんのセトリと覚え書き。ジャージにメガネ、頭に白タオルを巻いてのご登場でした。最近の弾き語りはそのスタイルなのね。

  • ドライブ
    • 最初に藤岡藤巻からオファーがあったとき、「めんどくせえなあ」って思った(笑)。ミ「思っただけじゃなくて口に出してましたね」。今のスタッフで、ソニー時代岡巻さんの部下だった人がいるそうで、そのスタッフも「めんどくせえ」って言ってたそうそうな。
  • 豆電球の灯りの中で
  • 愛なるは
  • ユミコ
    • 釈さんとは同い年なので勝手な親近感を持っている。ミ「あの人いつ結婚すんだろね?」
  • 誰よりもあなたを
  • 大丈夫
    • この曲は最新アルバムに入っててライブでは必ずやってるから、もうそろそろ自分の中では飽きてるwでもこの曲を聞きたいなって人のために気を使ってやってるそう。
  • おめえだよ
    • これをやると、会場が「やな空気になる」のでやらないんだけど、京都で披露ときに「つかんだ」と思ったのでやる。今日はバックバンドがヤな思いをせずにすむし。子どもが殺されたりする事件の報道を聴いて、「あたしくらいしか作らないと思って」この曲を作ったそう。いやなニュースとかあっても、何もできない、じゃあニュース見なきゃいいじゃんと思うんだけど。ミドリカワさんが言葉を選んで話していて、なんだか胸を突かれました。
  • それぞれに真実がある
  • 頑張るな
    • 自殺する人とかいるけど、死ぬことはないと思う、死ぬほどの仕事かよって思いますけどねえ。ミドリカワさんはいよいよになったら実家に戻って美容師になります!とのこと(笑)。

藤岡藤巻と書房は、おそらく大きなカテゴリーで分ければ同じジャンルになるし、それぞれ卓越したエンターテナーなのだろうけれど、きっと根底にあるものは違うのだなと感じました。特にミドリカワさんは今回、やたら自分の曲に対する口述がはっきりしていて、そんな風に考えて作ったんだと意外に思うとこも多かったです。岡巻さんたちは後半になるほど下ネタがすぎたよwおじさんだけにタチが悪い…。「わたしはえらい」とか好きだったけどなあ。とにかく「ビバ!ミドリカワ*1」が聴けて嬉しかった。
晴れ豆の特別メニューはその名も「藤岡藤巻」(チキン南蛮巻)と「緑皮ブリトー」。相変わらずごはんがおいしいところです。

*1:「ビ〜バビ〜バビバ ミドリカワ〜♪(ポニョのメロディで)