「写楽・幻の肉筆画」/「江戸東京ねこづくし」@江戸東京博物館


予想以上にボリュームたっぷりの展示でおもしろかったです。個人的には肉筆より版画のほうが好きですし。ああやって流派と時代別に並べられるとじっくり比べられていいですね。浮世絵大好きだなあ。特に美人画がやっぱり見てて楽しいです。歌麿の絵で、衣服や小物は輪郭線を描かない手法(没骨)で、女性の身体だけ輪郭を描いているというのがあったのだけど、当時からそんな表現あったのねとびっくり。ポップだなー。
北斎の「百物語」がすごく不気味でグっときていたらそのクリアファイルがあったよ!買ったけど使いづらい!もうひとつの馬のほうも、元が屏風絵なだけにデザインがすばらしい。
企画展がとても心惹かれるものだったのでついでに見てきました。ねこづくしなら絶対国芳があるだろうと思ったけど案の定でした。小さいけど良い企画だわー。28日にある「バケネコ・オンステージ」っていう講座が気になりまくり…

その後、世田谷美術館も行ってきました。「メキシコ20世紀絵画展」も良かったですけど(すんごいヘビーでしたが)、収蔵品展の利根山光人の拓本すごかった…圧倒されました。世田谷美術館初めてだったんですが、きれいで良か場所ですねえ。行くのがちょっとめんどくさいけれども、地元に愛されてるって感じで。