THE GEESE単独ライブ「天気の話はしたくない」@新宿THEATER/TOPS

ギースはテレビでしか観たことがなく、トークの様子も知らないし、きっといろんなコントがあるんだろうなあと思ってたので、すごい楽しみでした。トークの尾関さんはわりと思ってた通りのほわんとした人だったけど(笑)、高佐さんは結構アグレッシブというか、そんな人なんだなあと意外だったり。ネタも予想通りいろいろ観れてすごい満足でした。シュールなんだけど、健康度が高くて、笑いが分かりやすいところがいいですね。はきはきした高佐さんの良い声も好きだ。初期のラーっぽい…と言われるのもわかるけど、別にそういうポジションにあてなくても十分だと思うわ。
個人的に、保険のイメージキャラクターのテニス選手のと、卒業式のフォーメーションのコントがすごい面白かったー。ああいう、尾関さんが淡々と、ニコニコしながら暴走してるボケというのが好き。そして振り回される高佐さん。オープニングトークから尾関さんは右足に包帯をしていて、前日のコント中に怪我したそう。その場でコント中いつ痛めたのか、代役を立てて検証したところ、床に転がった(相撲取り役のコント)ときでもなく、高佐さんに掴みかかったときの腰ひねりの勢いでやっちゃったと。尾「齢30才にして…」高「ただの運動不足ですよね」。なのでその相撲取りの電気屋さんのコントはなしでした。どんなだったんだろう。幕間にはシルエットで高佐さんの着替えを小ネタをちょいちょい入れて観せてたんだけど、尾関さんが怪我したせいで、本当はふたりでなのにほとんど一人でやらなきゃいけなくなった結果らしい。エンディングでは「足もだんだん治ってきた」とか尾関さんが言うもんだから、「お前大げさなんだよ!」高佐さんが怒ってた(笑)。あと尾関さんの女装が2回も観れました。ラストのお見合いのコントは、お芝居的にも良かったなあ。最後はシルエットでふたりがチューするやたらハッピーなオチのコント(笑)。「フットサル」→「ふっと去る」で失踪というのもすごいし、「ないっ!そんなのはないっ!」っていう高佐さんの返しもツボだった。
そして、帰るときに私たちの前に居た男性が、ビニール袋に入ったお米(3合くらいかなあ)を「これ、尾関さんに。今月の分です」と言って受付に渡してました。なんだったんだあれは…