ゆず体育館ツアー「リボン」@横浜アリーナ

14日のことですが、落ち着かなくてゆっくり書けませんでした。初日のことなども含めて思ったことなどだらだらと書きます。



最初の「ニンジン」「真夏の太陽」「ダスキング」の流れはやっぱり最高です。真夏の太陽なんて、まさか今になって、しかもあんな余裕のある北川さんの歌声で聞けると思わず、初日ではうっかり涙が出そうになりました。やっぱりライブを見てきて思うのは、北川さん歌上手くなったなあということ。発声とかそういうことだけじゃなくてね。「栄光の架け橋」も、ああいう風に2人だけで、しかも早い段階の数曲のひとつとして歌われるのは、大きな役割を背負った歌だったけれどもこんな形でも十分出来るんですよ、とアピールされているようだなと思いました。あと桜木町は、新しい定番曲になりそうな感じなんでしょうか。
MCでは北川さんが姪っ子のゆりこちゃんがバレンタインデーにクッキーを作ると聞きつけて、わざわざお姉さんの家に行ったという話。ゆりこちゃんて、昔からラジオでも話に出てきたりしていたので、なぜか勝手に感慨深く感じるわたし…。5歳にして、ハタチの女性のような子だったらしい(笑)
「ヒーロー見参」、やっぱりどこを見ていいかわからないです。あんな名曲なのにこんなにしちゃって…と思わずにいられませんよ。いまどきセーラームーンのコスプレをするのはしょこたんくらいで十分だと思っていたのに。ちなみにこの曲の岩沢さんはもんのすごいかっこいです。めずらしくかっこつけようとしているのも、良いです。ちなみに、MC中相槌を打つときの岩沢さんの姿勢もすごく好き。相槌は適当だけど(笑)。
そして本当に南海キャンディーズが出てきてしまいました。来るなら、大阪か関東だろうなあと思っていたけれど、こんな偶然に居合わせられて嬉しい。しかも普通に見に来るつもりだった2人を、「せっかく来るなら出てくれ」と北川さんがお願いしたそうです。山ちゃんは結構緊張しているっぽくて、いきなり1万数千人の前に立つって大変だよなと。はけるときに2人して北川さんとハグしてて、北川さんを抱きしめてるしずちゃんかわいかった〜。その後も、観客に合わせて手拍子したりタオルをちゃんと振ったりしてて、山ちゃんはすごく好感度が高かったです。いい人だ山ちゃん〜!
この日は、実は最初少し感じていたのだけど声がちょっぴり調子よくないのかなと思っていて、「しんしん」の最後を歌うときも、北川さんが苦しそうに軽く急いでいたように聴こえて、なんだか心配になってしまいました。ただこの曲のすぐ後の「青」では、表情すらも一新したように見えて、生まれ変わってきたって感じだった。「リアル」もそうだけど、今回はそういう風に見える構成が多いかもなあとか思ったり。「リアル」が終わったところでは、お辞儀をしながら何度もガッツポーズ(?)をしていたし。
第2幕なんですが、「もうすぐ30才」は最初見たとき、「毎回この寸劇が…!」と思ったけれども、スタドのメンバーまでもがコンビニの制服を着たりして、この徹底ぶりが逆にほほえましく思えてきました(笑)。「店員さんが〜かわいくて〜」のところ、なんだかぞんざいな歌い方をしてる北川さんがかわいかったり。でもこの歌、楽しませようとしてくれてるのも嬉しいのだけど、PVのようにほのぼのと普通に聴いてみたい…と思うのだけれど、今回以外のツアーで披露されることは…多分ないんだろうなあと思われ、残念です(2人が30才になっちゃうから)。すっごくいい曲なのになー。
北川さんはこの日何度も何度も「僕らは結成して10年」と口にしていて(あと今日がバレンタインデーだということも)、最後の挨拶で岩沢さんが「まだ10年、だけれども、こうしてやってきた10年もなかなかのものだったのではないかと」的なことを言ってて、胸打たれました。北川さんも「こんな大勢の前で歌ってることが現実なのかなって思うときもあるんですけど、やっぱり現実で」的なことを話してて。ちょっとそのときの表情にジーンときちゃいました。この人たちを好きになって、10年目にこんなことを話す彼らの一瞬に居合わせられたことを嬉しく思ったのでした。