ズボンドズボン「扉〜IN&OUT〜」ツアー追加公演

  • 思えばズボのワンマンって初めてなのです。1つのライブをやり遂げる彼らを見るのはなんだか感慨深いものがあって、楽しいとか好きとか以上に感じるものがありましたです。会場は先週のブレスと同じO-Esatだったのですが今回私は平気でしたが、同行の友人が途中で「目の前が真っ白に」なって気分を悪くしてました。何か居るのかしら、O-East
  • 右側の前から2列目という位置で見れちゃったのですが、ときたまやってくる土屋さんの近さは心臓に悪いです。うひー。どこ見ていいかわかりません…。むしろ菅田さんのドラムプレイに心を奪われてしまいました。普段あんな向きと位置でドラマーを見ることってないので、あんなに両足早く動いてんだ!と感動しました。惚れ惚れしたよガッちゃん。純子さんはずっとニコニコキラキラしていて、とっても幸せそうでした。純子さんがやってくると自然に顔が笑ってしまいました。もらい笑い。むしろあの御顔を曇らせてはいけないような気になります。
  • 「青山ブルーマウンテン」のミニコント?と一発芸*1(実際は二発でしたが)、お見事でした。終わった後、テンションあがりすぎた土屋さんはネクタイを振り回しながら出てきて*2はしゃいでいましたが、私と友人はそのネクタイを結びなおす仕種にドキドキしたです。滅多に見れない良いもの見たよ…!
  • ボーカル2人はあふれ出るエネルギーを必死で昇華するように歌っていて、その合間にリズム隊が後ろでさりげなく目配せしていたりと、本当に素敵な人たちだなあと思いました。基本的に喋っている土屋さんは、純子さんや菅田さんがさりげなく突っ込んだりフォローしてくれてもほとんど拾うことなく(笑)自分のペースで話し続けていて、そのリーダーの天然王子様っぷりがズボを象徴していて素敵です。良いバンドです。
  • 土屋さんは真面目なお話を上手にするのが苦手で、言葉に詰まったり何度も言い直したりしてて、その正直な姿勢ももちろんですが、最後の最後まで*3「がんばります」と言い続けていたのが印象的でした。彼が言ったことに対していろいろ感じたこともあったけど(私の私事なので)それは書きませんが。それよりも、いつのまにかズボンドズボンというバンドは背負うものや抱えるものがとても大きくなっていて(ファンとかやっていく方向とかスタンスとか)、その過程の中で、あんなに楽しそうなメンバーの間にもたくさんの葛藤があり、少しでも苦しみを感じていたならば、それはとても切ないなあと今更ながらに思ったのでした。ずっと仲良しで素敵なバンドでいてください。

*1:ペットボトルのコーラをテーブルクロス抜きする

*2:ライブは全編スーツとドレスの正装で

*3:EC後にも挨拶しに急に出てききた