ねことじいちゃんを観てきた

有楽町ヒューマントラストシネマにて。有楽町っていっぱい映画館あるんですね、今更。
定期的に会っている院時代の友人とひさしぶりに会えることになって、一緒に観てきました。岩合さんが「僕が監督をやるということで、すべてのシーンに必ず猫がいます」とおっしゃっていて、本当にそうだった。風景とかのシーンでもきっと見えないサイズで映ってたにちがいない。美しい島と季節の風景、最低限に切り取られた人々の日常と感情と、常に寄り添う猫たち。あったかくてほっこりして、さみしくてやるせなくて、日常というものの優しさに涙が出ました…。そんなに多くないお客さんの層はなぜかおばあちゃんたちが多くて、笑ったり泣いたりととっても反応がビビッドでおもしろかった。猫がちょろちょろしてるともちろん「うふふ」「ははは」「ま~かわいい」と声が上がる。あとおばあちゃん同士がケンカするシーンは爆笑が起こってた…。
柄本氏の若先生がとっても素敵で(髪型もかわいかったし)、いい役もらってたねー!と友だちと絶賛しました。猫たちを決して人間的に都合のいい生き物として描くのではなく、猫たちは好きに生きていて、それに人間が救われたり寄り添ったり心を傾ける様を描くのが、岩合さんらしくて胸打たれました。最初にじいちゃんが勝手にタマにアテレコしてるのがその象徴で、そのおかしさと可愛らしさがまるごといとおしい。タマさん役のベーコン、顔がでかくて首が短いから歩くとき常に真ん前を向いててめちゃめちゃかわいかったな…どのにゃんこもはちゃめちゃかわいかったけども。

観に行く前に日比谷の紅鹿舎でランチ食べてきた。
f:id:kmad:20190325213932j:plain:w300
友だちとはひさしぶりだったんだけど、いま結構ヘビーな妊活をがんばっている途中だという話を聞いたり、お互いの職場の話をしたり、いつも通りで、それが嬉しかったし楽しかった。

そのほか最近では加藤くんのお誕生日イベントに行ったり、辞めちゃう人のために色紙買ったり花買ったりして(こういう経験10年働いて全然してねえな…)と思ったり、送別会に二次会から行ったら、異動してきてくれて良かった的なことをたくさんの人に言われて参加して良かったなーって思ったりしました。