磁石漫才フェスティバル2014特別追加公演@新宿明治安田生命ホール

今年の単独はいつだろう〜とそわそわしてたら、1日2公演の漫才ライブきたこれでしたよ。いろいろかぶっていて悔しい思いもしたものの、本当に本当に面白かったし、去年の単独を観てわたしが感じたことを逆手に取られたような部分がいくつもあって、それをしれっとやってのける磁石、すごいなあ。
前半約60分、後半30分のぶっとおし漫才を2本、幕間の映像はいつも以上にゆるーいもので、気合は漫才本編ですよ感がたまらない。ネタはもちろん抜き出して個々の漫才にパッケージしなおすことはできるだろうけど、60分(30分)1本の漫才であるという見せ方が本当にお見事で、さらにボリュームが増してました。やっぱり磁石の漫才は、いいわー!と素直に大満足でした。OP映像もすごいくだらなくてゆるやかで、てっきり何かのフリかと思えば出てきてあっさり否定するし(笑)。でも、まさに予測不能な永沢氏が隙間ないほどボケて、佐々木氏が丁寧に丁寧に拾ってツッコんで、とにかくその応酬をどれだけできるかということが、磁石の漫才なのかもしれない。ボケがさりげなさすぎるというか予想だにしなさすぎて、佐々木氏のツッコミで初めて伝わる(成立する)のもいくつもあって、それはまさに、ふたりにしかできない楽しすぎる真剣勝負だよなあ。

昼の部は幕間映像を出すところでトラブルがあって、結局流せないまま後半のふたりが登場。舞台正面でてんやわんやしているスタッフに、永「大人が3人も集まって…あ、4人目が来た」佐「ゆっくりやるからね?」と、スタッフはそのままに漫才スタート。結局エンディングまでには復旧したので、終了後にふたりも袖に座って幕間映像を観ました(笑)。夜の部は後半もう特に永沢氏が疲れてて、「もう回んない口が」と弱音を吐くことも。ほんとにお疲れ様でした。永沢氏は昼の部でも一回水飲みに逃亡しちゃったしねw永沢氏に対して、誰よりもツボっちゃってる佐々木氏とかも、なんて平和な図だろう…としあわせな気持ちになったよ。すごいなーって感服するのと同時に、磁石のいいところがたくさん詰まっててほっこりする場面がたくさんありました。こういうのがあるから、やっぱり磁石の漫才は、いいわー!

あっそうえいばOP映像で、見たことない佐々木氏のちっちゃいころのお写真をたくさん見たんですけど、ちっちゃいころから佐々木氏は佐々木氏として完成してて、特に小学生くらいであろうマイク持って歌ってる顔が、ちょっと前にフタリシャベリで見た顔とまったく同じだったので可笑しかったです(笑)。


今年もファン一同からのお花が素敵!

イワイガワからのお花も素敵!(笑)