D.W.ニコルズ ワンマンツアー2012「I like you TOUR」@名古屋Ell.Fit's all
大須のELLって書房さんのなにか以来だなーすごく久しぶり。日曜日なので迷ってたのだけど、何やかやでツアーの地方公演って行けないし、向こうで遊んでくれる方も見つかったので、久々の往復高速バスで行ってきました。楽しかったー。
- お客さん男の子多め、みんな楽しそうで良い雰囲気でした。
- 手拍子を誘うドラムロールでメンバー登場、「I like you」から、「グリーンピースヌーピー」の流れうれしい〜!「グリーン〜」のイントロで、アコギを激しく掻き鳴らしていたわたなべくんのかっちょよさ…。
- わたなべくんはツアーTシャツ。なぜなら衣装を忘れてしまったから(笑)。まなん嬢も今回のツアーで一度衣装を忘れているので、残りあと3公演で残りのふたりにもやらかしてほしいですねと。ジーパンに白いTシャツなので、わ「タイシュウ カセで行こうかと」客「・・・・」わ「そうだよ、加勢大周だよ」←ゆずと同年代感を醸し出しすなー(笑)。
- ワンマンなので時間がたっぷりあるよと。何より、お客さんがたいがいニコルズが好きで来てくれるでしょ、対バンとかだと、「あの人は、あのバンドのTシャツを着ている…!」とか「あそこを重点的に、見よう」とか思っちゃうと(笑)。「甘えちゃってすいません」とのことでした。甘えてたなー!その気の緩みっぷりも大好きです。
- 急にまなん嬢のベースからでっかい音がでる。「あれ?あれ?あ、電池が無いんだ!」というハプニング。披露した「エリー」はわたなべくんと健ちゃんだけなので、いったんはけるまなん嬢。その後、一旦暗くなったステージ上で、「玄関から出るとき同じ足から出そうとか、そういう小さな同じことっていうのを大事にしてて…」としんみり話しだすわたなべくん、しかし、後ろでは電池を替えるべく他メンバーがパタパタ動き回っていて、話している途中にいきなり「俺を見てー!」とプリプリしだすわたなべくん(笑)。「動いてるからかー?獲物かー?見てー、俺をー俺がしゃべってるからー」w
- わたなべくんの小さいころの一番最初の夢は「サンタクロース」。御両親がとても上手だったそうで、今でもサンタはいると信じてるわたなべくん。わ「あっサンタクロースのイイ話してもいい?」と後ろを振り返って→「してして?」とニコニコりっちゃん→わ「『してして?』ってめっちゃキラキラした目で言われた」→り「聴いたことないから(笑)」りっちゃんは今日も女神様なみに美しかったで…。わたなべ家の話いいよね…親御さんへの感謝があふれてるわ。次の夢は学校の先生で、出会った先生がすごく良い人だったからだと、そうやって素敵な人に出会うと、憧れてその人みたいになりたいと思えるわたなべくんが素敵だと思った。それも「好き」の形ですね。
- 以前、小学生の前で授業的なことをさせてもらったわたなべくん。欲しいものは欲しいって口に出したり、好きだってことは好きって伝えなきゃだめなんだよって話したり、夢をかなえるには続けることが大事だとか。子どもが歌う春風がすばらしかったこととか。体育館で歌ったあとも、職員室で「もう1回歌ってくれませんか?」ということで結局「春風」と「マイライフストーリー」を歌い、涙ぐんじゃった先生とか出てきて「大人が泣いてる〜…!」とおろおろしてしまったわたなべくん(笑)。
全体的に本当に「楽しい!」という雰囲気全開で、観ていて嬉しくなってばかりでした。壮行会のようだった下北のときとはまた全然違っていたなあ。MCの時間もたっぷりで、笑ってばっかりでした。「I like you」は、いろんな「好き」のかたちの表し方を歌っていて、わたなべくんとニコルズにとっては、こうして楽しくお客さんと向き合うことが、何より「好きだ」と伝える形なのだろうと思う。音楽が好きだけど、聴いてくれる人がいなきゃ歌ってないと言いきるわたなべくんに胸打たれる。彼の世界にはいつも、気持ちを届けたい相手がいて、その真っ直ぐな思いがいとおしい。