「漫才５コント５」@しもきた空間リバティ
K-PROさんの新しいライブ*1、漫才ファイブ、コントファイブと読むそうです。新しいライブならとりあえず行くよねーメンツも手堅いしーみたいな感じになってる自分がいるよ。交互にやるのかなと思ってたら漫才5組→中MC→コント5組→企画で、ネタ時間も長かったし、ボリュームたっぷりなライブでした。客席のウケもかなりバブリーだった印象。コント組はいつものテッパンメンツだけれど、個人的にはいのよしといまぶーむ（明日からなすなかにし）が観れて嬉しかった。そして今月うしろシティを観すぎて、今日出演することをうっかり失念していた。どのライブで誰見る予定なのかを見失う。私のK-PROあるある。
- 前説：ゴッホ向井ブルー
- 企画
- OPMCの流れ星とギース、瀧上「新しいライブだけど、いつものメンバーでーす」と（笑）。お客さんから借りたパンフを眺めながら、でもいまぶーむさんとかあんまり観られないよね…アルコ&ピースは…よく観るか、アルピなんてK-PROで一番観るんじゃない？とｗギースはジンカーズとセットにされがちで、流れは磁石とセットにされがちで、K-PROあるあるだと。2組とも「なぜかセットにされる」って言ってたけど、不思議がってたのかと逆に驚いてしまった…。
- 瀧上氏曰く、2組ともボケふたりがちょっとおかしいやつに見られるけど、本当にやばいのはここ（自分と高佐氏を指して）だと。「瀧上はただのキチガイだ」→瀧「ギースはふたりともキチガイだから！」高佐氏のそう言われるエピソードがもっと聴きたい…
- いのよしの「名前も覚えてもらって…」と重ねたり何度も拍手させる感じが優等生ちっく。「富士サファリパークのCM曲」。井下氏がキレのあるフレーズを返すのが良かったです。
- いまぶーむは「魔王」→「しげ王」。関西弁の歌ネタが続く。しょっぱなの「分からない人は置いて行きましょう」が好きでしたｗ
- エルシャラ「藤子不二雄ランキング」。このネタ今月数回見てるけど、あんなにわちゃわちゃやってるように見えて実はきれいにセリフをなぞっているのだから、すごいねえ。今日は清和氏が「10位：ハトがこけるとこ」のランクの9位以降をつっこんでいて、ゆるゆるになっていた（笑）。エルシャラが好きなのは、ツッコミの人が振りまわされながらもしっかり舵を取っているという、私の一番好きな漫才の形そのままだからだなあ。
- 磁石は、噂話→口が堅い→マフィアのネタへ。途中佐々木氏が「みなさん」を「みなちゃん」と噛み、永沢氏が「みなちゃんて誰！？だれー！？」ととても楽しそうにつっこんでいました（笑）。「おもしろかったでしょ？」と訊いちゃったのもなんだったのｗ楽しかった。
- 流れ星、出てきて「カ・ちゅーうえ〜い♪」（Everydayカチューシャのメロディ）のつかみがすごいウケる。ち「さっき永沢にもらったよー！」瀧「今までで一番のウケ！」ち「あいつ作家として雇おうぜ」「今までってホントにマイナスからのスタートやったんやな」ｗ本ネタは途中からぐだぐだに…すごいウケていたけど。でも今の流れのこのスタイルちょっと苦手。「ちゃんとコント漫才しようぜ！」とか何度も言われると興ざめしてしまう…
- 中MCの磁石の井下好井。「流れ星ひどかったねー」「すごいウケてたけどね」「あれでウケるってのもどうなんだろうね」と容赦ない磁石。以前トークライブしてる2組。クラブクロールの実験的なライブで、会ったことない2組が話すやつだったはずだけど、それは客が40人くらいしか入らなくて、なかったことになっている様子…それは残念な…。佐々木氏の「よしもと入れろやー！」に対して、「入ってくれやー！」という好井氏。好井氏、磁石大好きなんでしたっけ…。
- 佐々木氏が「好井くんはアイドルやってるって」と振ったため、KABUTOのことを少し→永「これはー対決かな？FKDと」→いのよし「なんですか？FKDって」→客『ええ〜？（知らないの？なノリ）』→佐「いや『えー』はおかしいから！」（笑）。「ええ〜」ってなる客席も納得というかなんというか…。総選挙の永沢氏の票数を聞いて本気で驚くいのよしでしたが、「小さい世界のことだから！」と照れまくる永沢氏…どう処理していいか分からなくなってますよね、リーダー。
- FKDに興味しんしん、入れてくださいと言う好井氏、でも6年目じゃまだ吹きだまってるとは言えないと永沢氏。好「めっちゃ吹きだまってますよ！今僕財布に800円しかないですよ！」→永「（相方に）お前今いくら持ってるか教えてやれよ！」→佐「…47円かな」（ややかっこつけてｗ）。永「どうやってここまで来たんだっていうね！」（笑）。多分往復徒歩だったんでしょう。井「それで髪の毛がウエッティやったんですね」汗かいちゃったからね。
- めっちゃ入りたがる好井くん。「研究生で！」「前説しますよ！」とかなりぐいぐいきてました。ああいう子はあまり居ないので見てるこっちがうろたえたよ（笑）。挙句、「お前らを足がかりにしてチーモンチョーチュウが欲しいんだよ！」という永沢氏ｗそれに対して「僕らやとロシアンモンキー（またはラフコン）がついてきます」といういのよしｗそれじゃダメなんだそうで。贅沢だなー！あれが欲しいこれは要らないとコンビ名上げてましたがリアルでちょっと嫌だったわ…。
- KABUTOの他メンバーの名前にも、磁石はもちろんですが客席も全体的にピンときてない感じだったし、当然逆もしかりだものね。結局どっちもこっちも壮大な茶番にすぎないのかしら…とぼんやり。ただよしもとのたくさんの団体は、会社というバックアップに包まれている時点で、いろいろと比べ物にならないからなあ･･･いや、そのつもりでFKDのことは応援してるんだけども。もしこれ、KABUTOの話を振られたのが文田氏だったら、良くも悪くも（このライブの客向けに）歪めて話してくれたんじゃないかなあ、それはそれで楽しいんだろうなあ、と思ってしまったり。
- コント5、アルピは「受精」のコント！うわーなかのZEROでの行列以来です。平子氏が全身タイツ裏返しに着てましたｗ
- ジンカーズは単独の「幹事」。樋口氏のメイクは正直要らないと思う。ああいう余計なことしなさそうなのに。
- うしろシティは「イベント学園」のやつ。バイト先の設定じゃなかった。阿諏訪氏の「飲み込み早えなお前」がさりげなくツボ（笑）。
- 企画は、漫才師コント師から一人ずつ、設定と漫才かコントかをくじ引きし、即興で演じるというもの。MCは清和氏と瀧上氏。こういうドエスな企画は毎度どうなることやら…とハラハラしてしまいますが、楽しかったなあ。くじ引きなので出てこないコンビが出てきてしまったのが残念でしたが。あと終わった人たちが舞台上に残って見ているのが、いい雰囲気を作っていたよね。
- 2組目で佐々木氏×金子氏の「交通事故」で漫才！コンビ名「佐々木シティ」（笑）。これ、偶然2人の服装が衣装のようにマッチしていて、個人的にミラクルでした。金子氏のパンツのチェック柄はたまたま佐々木氏のネクタイとほぼ同じで、カーディガンも青が差し色になってたし。出てきた佐々木氏は金子氏に「俺しゃべったことねーよ！」とｗ「僕ただのダメなやつですよ」と金子氏も（泣きそうな顔でｗ）。しかし始まったら佐々木氏さすがでした。早く終わらせようとしてたのでしょうが、あの危機攻略スキルはすごい…！終わって金子氏も、佐々木氏の手を取って「すごーいすごーい！」と感嘆の声を上げてたよ。いやー良いもん見た。漫才のツカミで、佐「お前に合わせてあるからマイクが低いねー」金「あ、じゃあ上げます…（ごそごそわたわた）あ、できないんですー」と、本当にマイクの調節ができてなかった（笑）
- 最後は3人にしようということで、漫才師のほうがしっかりしてるからコント組からふたり引きましょうかと瀧上氏が仕切るものの、井下氏が「（MCの）ふたりとも自分がやりたくないから一人しか引かないんじゃないか」と指摘を。瀧上氏にそんな意識は全くなかったわけですが。しかも引いたら見事瀧上氏っていう。×平子氏×阿諏訪氏で「取り調べ」のコント。しかし呼ばれたふたり、まず瀧上氏と関わろうとしない。瀧「ふたりとも、まず俺をしゃべろうか」ｗたっきーの天然（空気の扱えなさというか…）が炸裂していたなー。でも面白かった。平子氏もやっぱり平子氏だった。「どうだい、うしろ吐いたかい」（笑）。
エンディングの告知でもボケのかぶせが続き、さらにたっきーのダメーな感じが浮き彫りにさせられてました。即興企画では、樋口氏に当たって欲しかったなあ。観たかったー。
*1:ライブ後の主催者さんブログによると、7年ぶりの開催だったそうです。7年前…！
