D.W.ニコルズ ニューレコード発売記念「最新記録ツアー2011」@渋谷CLUB QUATTRO

去年の11月のワンマンファイナルにてチケット購入。とてもとても楽しみにしていました。楽しみすぎて、会場に向かう電車の中で早くも泣きそうになってしまったり…。震災より前にチケットを買っていたライブとしては、これが初めてで(分かりますかね、この説明…)、ツアーを迎えるにあたって、メンバーにもいろいろ乗り越えたものがあったのだろうと想像する。私はニコルズの音と、わたなべくんの言葉にたくさん支えられたし、どこかの誰かの支えであってほしいと、自分の居る場所からずっと願っていました。今日のライブを観れて本当に良かったです。



お客さん、いっぱいで、始まってすぐわたなべくんも「男子多いなー」と言っていたよ。盛り上がりもすごい!バンド自体、あんなにかっこいい音を出す人たちだったっけとびっくりしてしまいました。「ah!ah!ah!」のベースとギターに圧倒されてしまった。
新曲「川を流れゆく小さな泡のように」の2コーラス目で、「君は今日も誰かを想ってる その一方で 見て見ぬふりをしてる」という歌詞(うろ覚えですが)に、茫然とするほど胸を打たれてしまいました。ガツーンときた。わたなべくんの歌詞は、いつも2コーラス目がすごいと思う。はやくたくさん聴けるようになってほしいな。

アンコールの「グッデイ」で、メンバーにもマイクを向けるわたなべくん。健ちゃんはちゃんと歌ってくれたけど、まなん嬢は断固として逃げていた(笑)。りっちゃんが立ちあがって叩いていたのがかわいかったー!今日のりっちゃんのうつくしさはなんだかもう神がかっていたよ…もう、女神?というより聖母のような…。はあ。美人ちゃんドラム最高。

わたなべくんは、自分たちの曲を聴いて、みんなの明日がちょっとだけ良いものになるように、自分たちはそれくらいしかできないって分かってるから、それをめいっぱいやるよ、というようなことを話していて、その潔さがあたたかい。今、ミュージシャンに限らず、表現者の人たちはみんな自分たちにできることを模索しているけれど、どんなときであれ、彼らには彼らでいることを全うしていてほしい。愛すべき音楽が存在は、かけがえのない日常を過ごす大切な活力なのです。


お手紙交換会は、フロアを出る階段の踊り場でメンバーが待っていて、お客さん一人ずつとご挨拶。あのお手紙、ずーっと伝えたかったことを書けたので、良い機会でした。もうちょっとしっかり文章を推敲すべきだった…。健ちゃんが、私の本名が言いにくく逆にハマってて、何度も繰り返してくれました(笑)。