荒波部屋presents「うしろシティ&さらば青春の光ツーステ〜うしろさらばの前向きツーステ〜」@しもきた空間リバティ
荒波部屋はもともと、シティもだけどさらば青春の光を東京で観たくて行こうと思ったライブだったので、このシステムでのツーマンの決定は個人的にすごーく待ち望んでいたものだったし、意外と早く実現したなあという感じです。去年のプリ金とシティのときは、プリ金はすでに東京で単独してるしファンもいるし、チケットもすぐなくなっちゃったし…といろいろ思ってしまうほど、さらばは結構なアウェーのなかで頑張ったんじゃないでしょうか。良いライブでした。
5月に、松竹の新しい劇場で各々の単独があるそうです!すごい、うれしいねえ。やっぱり自社のハコがあるかないかって重要なんだな…。さらばのほうにもお客さんたくさん入るといいな…。
さらば青春の光
さらばのネタはそれほど観れてきたわけではないんだけど、バイオレンスだねえ。攻撃的とかそんなかっこいい感じじゃなくて、もっと泥くさい感じなのです。下ネタが好きなところも。「マジック」と「親の顔が見たい」のネタが好きでした。たくさんネタ観て、終始「森田氏が滑稽」なのだなあとしみじみ感じました。1本目の「合格発表」からもう身体張ってたなあ…。自分でつねった頬に爪のあとが付いちゃって痛々しかったですよ。森田氏ブレーンぽいし、やっぱりそういう発想になるのでしょうか。
「美容室」がくっだらなくて笑いましたー。東口氏がフラットなキャラのコントが多いなか、あの大慌てしてるところが好きだったわ。コントは全部で7本、最後の1本はシティも登場!まあ素敵!胸が昂りましたわー。
うしろシティ
ユニットコントからそのままシティにシフトする、オッシャレーな感じで(笑)。ここ、シティがこだわったポイントみたいですよ。いやもういちいち面白かったです。前のときも、ツーステながらしっかり「単独」らしくしてたけど、今回も一回放ったボールがキレイに帰ってくるような収束をしていて、見事だなあと感心しちゃいました。最初のコントもあの流れから、「せっかくなんで、新ネタやりまーす」って暗転ってなんて姑息な!上手いねえ。
全部面白かったけど、好きだったのは卒業式後のセリフのやつと、サッカーのやつ(自分のメモに、「GKとあすわ」って書いてあるw)。サッカーのは、阿諏訪氏の悪い子っぷりがもう板に付きすぎだよもう。シティのコントって、観てるこっちが「あ〜あ(苦笑)」ってなっちゃいますね(笑)。それが幸せな気分にさせるのかしら。なんだかカチっとしない、ふたりの雑談や遊びから出来ちゃったような、そんなキャイキャイしたコントが多くて、大変ほほえましい気持ちになりました。そう、きゃっきゃしてんだわ、シティは。
最後のコントでさらばも登場。花嫁を奪う乱入役だった東口氏が、金子氏をさして「こんなやつのどこがいいんですか、あんなフワフワしたやつ!」と本音がwあ、あと気になったんだけれど、金子氏のスーツのサイドの切れ込み、留まったままになっていて丸くふくらんでいました。あれ、糸切り忘れちゃうとこだよね…買ったばっかりだったのかねえ(笑)。いや、でも糸は見えなかったし、もしやおしゃれでやってたのかしら。金子氏ならありえる!
エンディングトークの阿諏訪氏が大変ハイテンションで、金子氏も汗だくで楽しかった楽しかったと何度も言っていて良かった。さらばは、「良かったなあウケたなあ」と安心しあっていたら、その倍シティがウケていた!と。ユニットコントも、おしゃれかどうかばかり気にしていたそうです。姑息だのう。