D.W.ニコルズ「ONENNIVERSARY TOUR〜あらためまして、こんにちは。〜」ファイナル@渋谷CLUB QUATTRO
ワンマンは前哨戦という形のQueも観ていたけれど、ずっと前から楽しみで心待ちにしていたし、実際とても楽しかったです。わたなべくんが言う「良い」音楽というものが、本当に誠実にまっすぐに伝わってきました。お客さんいっぱいですごかった。男の人もたくさんいるんだねー!びっくりした。帰りにウラニーノの大橋氏と小倉氏がそろってました。サイモンくんも来てたみたいだし。
セットリストもたっぷりでした。「たくさんやるから、今日」とわたなべくんもニヤッとしていた。1曲目が「素晴らしい世界」で、しかも入りがしっとりアレンジになっていて、この曲だと分かった瞬間、とにかくもう、うわー!っていう気分に・・・(←?)。アルバムで聴いていると、ひたすらポップで楽しい曲だと思っていたのに、なんだか焦燥すら伝わって来たのが意外でした。ニコルズはライブで聴くと印象変わったりする曲がよくあるなあ。
にこにこしてしまうとき、しっとりさせるときと緩急が大きく、「一秒でもはやく」から「波待ちサーファー」の流れにはぐっときてしまった。「そしてまた僕は人知れず音楽に救われて」というのはわたなべくんの自己肯定みたいなもので、その強さに胸が打たれます。「これからいっぱいツアーやってファイナルやると思うんだよ。でもこれは最初のファイナルなの」とわたなべくん。彼らの野望や希望がかないますようにと、願うばかりです。
あとは「猫とギター」が聴けたのがすごくうれしかった。この曲大好き!「残り3曲だから!」という声かけの次にこれだもの。このへん、「クーアートーロ!(地団駄)」「心配なのおれは!みなさんが楽しんでるか心配なの!」と絶叫しててなんかすごかった(笑)。
今回ガールズはお洋服もまたかわくてねー!どひゃー。りっちゃんのドラムは、やっぱり菊ちゃんを彷彿とさせるなあと思いながら観てました。美人さんが満面の笑顔でたたくのは本当に素敵ね。
★セットリスト
- EC
- あの街この街
- グッデイ
ダブルアンコールあるかな?と思ったけれどなかった。なかなか拍手がなりやまなくて、スタッフさんが撤収の声かけをするほどでした。