「荒波部屋presentsプリンセスシティ〜プリンセス金魚・うしろシティ単独ライブ〜」@新宿シアターミラクル


この2組でツーマンをすることに決まったのは確か7月でした。合同というより1時間ずつのツーマンをしますと聞いてた気がしたけど、結局各々40分ちょっと、コーナーもあったりで、いわゆる単独ライブっぽさは少なかったです。プリンセス金魚→企画(言わせまショー1)→うしろシティ→企画(言わせまショー2)という流れ。まあ荒波部屋のご褒美ライブなのだし、その雰囲気満載だったからそんなものかなと。全く異なる方向性の2組の組み合わせでしたが、それがまた良かった気がします。
プリ金は大前氏が、観ていて徳ちゃんを彷彿とさせました…男前がおかしな暴走をしているのは素敵な光景だなあ。「除霊」のコントが良かったです。「ももたろう」の歌の漫才は、大阪の単独時とボケツッコミ入れ替えたそうなんですけど、あれはその必要があったのかしら…*1。大阪単独を知っている人なら楽しかったかもしれないけど。高道氏がやってもなー、アホな人がアホなことしてもそのまんまで物足りないですよ(笑)。幕間は音声で、高道氏のアホエピソード。19歳で彼女紹介してくれるって、ほんと仲良いなプリ金…。大前氏は顔キラキラな上にちゃんと出来る子なので観ててとても楽しい。
うしろシティは本当に楽しかった。期待値も上がってたけど、それを全然裏切らない面白さ。短い時間でもちゃんと「単独」らしく仕上がっていたし、さすがでした。いろいろ取り揃えて何でもできる人たちという感じ。あのポップさもたまらなく好きです。真ん中でやっていた不良のコントは、もしかしてうしろシティデビュー時に披露したというネタかしら。ああいう、さっきまで相手を振り回してた人がブチ切れて暗転というコント大好き。あとスローモーションのネタの、スネ毛剥がすやつは何だったんだ(笑)。ちなみに金子氏のキャラとしてはあのネタが一番好きでした。「俺見越してるよー」wまあ一番笑ったのは幽霊阿諏訪氏が正座した瞬間ですね。
荒波部屋が続くとして、このシステムでライブがあるとしたらずっとツーマンなのかは分かりませんが、シティには早く本当の単独をやってほしいものです(きっとみんなそう思ったはずだよ…)。

*1:大阪の人って入れ替え漫才を適度に入れてくるイメージ