風藤松原トークライブ２@阿佐ヶ谷LoftA - スバラ式ダイアリ（はてなブログver.）

前回開催時も行きたいなあと思いつつ行けず→今回こそ、と思ったけど若月神保町トークとかぶってる→若月前回蹴ってるし、そっちかなあ〜→ゲストに佐々木氏って！！という紆余曲折を経て、行ってきました。いやー、本当に楽しかったです。3時間半もやってて週あたまからぐったりしてしまいましたが、楽しすぎてしばらく気分が高ぶっていたよ（笑）。磁石を離れてひとりでお呼ばれされている佐々木氏を観るのも初めてだったし、風松と佐々木氏の関係がまた絶妙な感じがして、すごくおもしろい。風松のこともますます好きになったよ。いやはやしかし、松原氏はドエス欲求を満たす人なのだろうなあ…（相方とか佐々木氏とか）。トーク聴いてて一番驚いたのは松原氏の想像以上のピュアっぷり。幸せになれたらいいね松原氏…。

以下いろいろ。かなり長いです。

風松トーク

まったり始まる。松原氏の天然エピソードとかだった気が。松原氏はすごく緊張しいで、いつも舞台でも上がってしまう→「俺は緊張してない」と暗示をかけてればいいよ、と人に言われたので、袖でずっと「緊張しない、緊張しない」とぶつぶつ言っていた→いざセンターマイクの前に立ったとき、一言目で「緊張しない」と言ってしまった。相方はポカン（笑）。
風「（まっつんは）このままカイコになるんじゃないかと…」。松原氏はいつも、楽屋のすみっこを陣取ってずっとそこで三角座りして過ごしてるから。風藤氏いきなり言い出したので、カイコ＝解雇かと思って「太田プロをクビに？！」と心配になりました。いきなりネガな話題するのかと思った。蚕ね。
本人曰く松原氏はひとりでいるときが一番面白い。相方が居なくて、ひとりで生卵とか割って、黄身がふたつだったら、「俺は行進してる、タマゴふたつのマーチを部屋で踊る。でもそれは誰も見たことない」とのこと（笑）。そりゃ面白いわ。
風藤氏は美容院の雰囲気が苦手。雑誌とか持って来られると、なぜか「Tarzan」とかで、そんな鍛えてるように思われてんのかなと。読むとこないけど一応美容師さんのペースに合わせてページをめくる風藤氏…そんなに相手を気にするタイプだとは意外でした。わりと典型的な人見知りなのね。松「でも風藤は脱ぐとすごいよね」風「いや一応空手やってたから…」松「見せてあげたら？」（笑）。
仕事で遅くなってごはんを100円ローソンの買い物で済ませるときも、風藤氏は「大人なんだから勝手に買えばいい」と思ってるのに、松原氏は「ふたりで300円以内ね」とか予算を決めちゃう。で、「風藤これ20円引きー！」とか店内で食パンを掲げたり（身振りつきで再現）。そういうときに限って店員さんに風藤松原だと気付かれる（笑）。ふたりでバーミヤンで安く食べたときも気付かれ、しかも支払いがクオカード。しかもオンバトのクオカード。

安くたくさん買うのが目標の松原氏はキャベツも15分くらい眺めてひっくり返して選ぶ。で、白菜をむき出し丸ごと抱えて帰ってくることも（笑）。恥ずかしくないの？という相方に「そういう羞恥心はない」という松原氏。いいじゃん電車に乗るわけじゃないしー、自分で買ったもんなんだからー、となんでそんなに言われなきゃいけないのか、と憮然としててかわいい（笑）。なんとなくわかるなあ。電車の中で、漫画や本をカバーもかけずに読むような心理だろうか。いや全然違うかも知れないけど。
でも何もない日でもお風呂には必ず入るし、ジャージで外へ出かけたりすることはしない松原氏。そういうところは気にするけど、白菜抱えることに「恥ずかしさとかなくなった！」とのことでした。まずお風呂は鼻歌が気持ちいいから（笑）。ジャージで買い物はいかないけど、白菜を抱えてくる相方のラインが分かんない･･･！と風藤氏。一方風藤氏は、休みの日家でずっと布団の中に居たりするそう。意外〜。近所のゲオで長時間ゲームのお試しをして、レーシングゲームで縦列駐車したり（笑）。松「何それ楽しいの？！」風「楽しい〜」松「（苦笑）まあ楽しいんならいいよね」←やさしい
趣味のない相方を心配して「カルチャークラブ行ったら？」とか言う風藤氏。「ちょっとヨガとかやってみたいという松原氏。OLか！無駄な肩幅を生かして。風「まっつんはいまだに自分の車幅が分かってない。よくものにぶつかってる」

佐々木氏登場

「どうもーササキングです！」ｗ「いやー今日、相方のほうが死んじゃって･･･」ひとりで出てきたことを気にしてわざわざの発言なんだろか（笑）。早速「このライブはお客がたくさん飲み食いするほどギャラが増えるのか」等々お金の話をして、風藤にいさめられる佐々木氏。左「たくさん飲ましたほうが･･･」松「なんてこと言うんだよー」（←やさしい）。そういえば始まる前の店長アナウンスで、54年フォーラムではいつも言われる「お客さんの食事が出演者にギャランティに反映される」云々のくだりがなかったなと思ったけど、あれは言わないのが普通で、わざわざ佐々木氏あたりが言わせてたのだろうか･･･

佐々木氏と風松の関係として、松原氏は何度も「苦汁を舐めさせられてる」（笑）。佐々木氏のドッキリ列伝を披露してました。一番最初の「Simple Set MANZAI」のとき（→☆）とか「オトメン」の収録のとき（→☆）など。人間不信になった松原氏、佐「それが俺のゴールだったから。去年の目標はまっつんを人間不信にすること」「今年はM-1に勝つことだったけど」松「毎回M-1でいいじゃん」佐「（去年の）M-1のMはまっつんのMだったから」（笑）。
松「さっさんオレをどうしたいわけ！？ライブでさーオカマとかいうくせにさー、AV女優がどうとか言うでしょ」佐「俺は仲良くなりたいんだけど、ほら下手だからー」松「…今日はさっさんの気持ち知れただけでも良かったよ」←丸めこまれてる？とにかく他事務所でこんなにいじってくれるのは佐々木氏くらいなので、結局のところはありがたいんだとか（笑）。ドッキリのこと話してるとき、佐々木氏「キヒヒヒ」顔しまくりだったな…

佐々木氏のプライベートが全然わからないという風松。「後輩とつるむイメージがないねえ」。でも佐々木氏は「最低限の礼儀はもちろん保ちつつ、後輩にバカにされるスタンスが好き」とのこと。難しいな。そのまま佐々木軍団の下池会の話とか。飲む相手でも井戸田氏は気をつかわなくてもいいしお金も出してくれるしで最高だとｗ最近佐々木軍団に入ったらしい。松「潤さんも配下なの！？」井戸田氏は佐々木軍団のお財布隊長になったそうで、最初は怒ってたけど、「隊長か…悪い気はしねえな」だって。そのままアッコさんパーティ話してましたが、亀仙人のプレゼントには何も言わなかった風松が印象的でした（えっ？ダメなの？みたいな感じ）。
佐々木氏的に風藤氏は「アリの巣をつぶしてるイメージ」→風「それは去年やめました」（笑）。

太田プロはすぐ竜平さんと飲める。で、竜平さんが若手に「俺〜これからどうしたらいいのかな〜（泣）」ってからみだすのが定番。こういう話のときはまじめに聞いてるのね佐々木氏。

次回も呼んでよーという佐々木氏に「このトークライブさっさん次第だから。なんならさっさんが開いてもいい」という風松。えー、そんなノリになる関係なの？仲良いなあ。なぜ呼んでほしいかっていうと、永沢氏が居たら酒飲んだだけで怒られるから（笑）。風「だって磁石さんは、万引き以外全部OK…」ってそれはネタです。磁石は永沢氏主導なの？という松原氏に、昔はあれやこれや言われてて（見た目とか言動やら）、それに佐々木氏もいちいち言い返したりしてたけど、最近は耳をシャットダウンする術を覚え、「スン」（←右から左へ聞き流している表現）ってするようになった。それから仲良くできるようになったとのこと。松「あー、いい関係だね」（笑）。

会場アンケート

お客さんにいろいろ聞いてみたアンケートを読んでいく。

好きなCMと嫌いなCMで、私が書いた「アフラックの猫とアヒル」に対し、風藤氏が「あの猫が死骸に見える」とバッサリ言い放ってくれてすっきりしました。そやねん！基本的には「このCMいいよね〜」っていうまったりトークでした。

ここでちょっと休憩。続きは2部で。

アンケートで聞いたお悩みとか質問等に、やたらしっかり答えたがる松原氏。語りたがりなんですかねえ。すごく意外。あまりにまじめなので、無言で佐々木氏にグーでどつかれてました。
こだわりとかあります？と聞かれた佐々木氏、少し考えて「僕ルーズソックスが好きで…」と言い出す（笑）。またかよ！と思うも、ものすごい食いつく（というか焦る風松）。風「もうルーズソックス履いてる人いないでしょ」佐「いるよいるいる」風「いや東京でもあんまり…」佐「いるってばかあ」←吐き捨てるように。そういう趣味なの？コスプレ的な？とうろたえている松原氏、ピュア…。ルーズのブランドまで出てきたときは久々に引いたよ佐々木氏！
佐々木氏の夢の話面白かった。5種類くらいの決まった夢をよく見るそうで、たいがい高いところから落ちたり、何かから逃げてたりすることが多い（病んでるな…）。なかでも、学ランを着た3メートルくらいの男を、佐々木氏が裸に頭巾をかぶったおじいちゃんと一緒に倒さなければならないシチュエーションの夢があり、おじいちゃんが先制で跳びかかっていく→その学ラン男がおじいちゃんの頭巾を取ってしまう→佐々木氏が「おじいちゃんの命より大切な頭巾を！」と焦る→おじいちゃんに「そうでもないよ」って言われる、という夢（笑）。

松原VS佐々木

アンケートで聞いたお客さんの回答で多かったものを、どれだけ当てられるかという民主主義対決（この前に記憶力対決もやってたけどこっちはややぐだぐだ）。これが、ことごとく外れる佐々木氏と、驚くほど当てる松原氏（笑）。むしろ松原氏、脳内女子…？
「嵐と言えば？」という質問に、佐々木氏はニノ、松原氏は桜井くん、と答え、これだけは佐々木氏当てることができ喜んでましたが。また嵐好き主張してる。松原氏は、桜井くんになら抱かれてもいいと思ってるらしい…。ちなみに「関口ジョニーズ」という回答が3人居たそうです（笑）。

そして風藤氏おもむろに、「どっちが騙されやすいか対決」を提案。焦るふたりに、「佐々木さん、最近飲みに行きませんでした？」「いつもまっつんドッキリしかけられてるんでね、逆ドッキリを…」と…。先に言ってしまうと、飲み会で知り合った女子になりすました風藤氏とのやりとりメールを晒され佐々木氏の公開処刑→と見せかけて、実は佐々木氏も仕掛け人で松原氏を騙してた、というオチだったのですが…。いやー、そのメールの内容も、フタリシャベリ言ってれば聞き覚えのある性癖全開で、「佐々木氏リアルなんだ…！」とある意味感心してしまったので、それが嘘だったときは、風藤氏も怖いが佐々木氏もかなり怖いと思いました。先ほどのトークでも、「こんなところでもルーズソックスの話題を！」と思ったのだけど、深読みすればその後の展開（ドッキリのメール晒し）を考えてわざわざ自分から言い出したのかもしれないなあと思ったり…佐々木氏やっぱりよく分からないよ。
風藤氏は、本当はガチで佐々木氏をだましてやろうと思ったのだけど、まあプライベートが掴めない…と。人脈を探って仕込もうにも出来なかったとか。底が見えないねえ佐々木氏…。晒されたラブラブメールは、前日に秋田での仕事帰りの新幹線でやりとりしてたとのこと（笑）。風藤氏が演じた女子のメールは、「ウサギの絵文字で獲物感を出す」がすばらしいと思いました。まあ結局、最終的に騙され「中年のオッサンのピュアハートをもてあそんで…」と泣きそうになってた松原氏がかわいそうでした…

エンディングは、新宿カウボーイのかねきよ氏が登場し、今日ダメだった人を決めて泡盛の「どなん」を飲まされる（アルコール度数60！）ことに。客席の拍手で佐々木氏になったわけですが、このどなんがかなりやばそうな感じ。「これはやばいよ、危ないよ」と心配する風松、やさしい。罰ゲームなのに。松「さっさんこれ半分にしなよ」→佐「いや、だって俺が負けたし」→松「そんなとこで男気だされても…」「帰れなくなっちゃうよさっさん；」→風「抱こうとしてんの？」（笑）。あんなに苛められたのに、松原氏やさしすぎる…。結局佐々木氏は一気飲みしてました。大丈夫だったんかねえ。佐々木氏が負けた自己分析は「お金の話したからかなー」とのこと。そうだね。

最後は、次回も呼んでね、という佐々木氏に、「またやろー＾＾」と答えている風松がほほえましかったです。すごく楽しかった。磁石だと聞き慣れてる話題に対して、風松がいちいち驚いたりつっこんだりしてくれるのも新鮮で面白かったよ。中盤までのまったりトークからドッキリに至ってオチるまでの盛り上がりは、もしかしたら今年一番になるかもしれないです。
時折佐々木氏が、自分よりも風藤氏が相方に冷たいことをツボってて面白かった。36歳の松原氏を「まっつん」と呼び、32歳の相方を「風藤さん」と呼ぶ佐々木氏（松原氏は「さっさん」、風藤氏は「佐々木さん」だったけどね）。

（6/5up）