「シャーロック・ホームズ」

立川にて、のだめとアリス人気でごったがえす中観てきましたよ。意外なほどアクションシーンというか肉弾戦の多い映画で驚いた。グロい描写もけっこうあるし…。もっと紳士的な作品だと思ってたよ。メリーポピンズみたいな雰囲気を醸しだしてるときもあるのに、いざというシーンはスローの多用でめまぐるしいやらCGやらで、なかなか緩急激しい映像でした。音楽の使い方もかっこいい。アイリーンを尾行するところとか好きだったなあ。アイアンマンで渋かったロバート・ダウニー・Jrが、かっこいいけどちょっとダメーな感じのホームズやってて素敵。ジュード・ロウもやっぱり素敵！
私のなかでのホームズは、アニメバージョン（イヌのね）で止まっているので、やや変人で超パンチが強くて、でも若い女の子に弱いホームズが意外でした。後半にちゃっかり挿入されている、ワトソンに「君が生きてて良かった、嬉しいよ」とか言うシーン、明らかにファンサービスですよねあれは（笑）。そこだけに限らず、相棒萌えを狙ってるとこたくさんありましたが。さすが世界的な名コンビ。
ホームズがワトソンの婚約者のメアリーのことを「ガヴァネス」（お家つきの家庭教師）だと見抜いて、「ガヴァネスにはルビーは無理」とのたまうシーンがあるのだけど、ちょうど「怖い絵3」で読んだばかりだったので「おお」と思いました。