「ヤッターマン」


予告や事前情報どおり、お金かけてんなあという見事な作品でした。やっぱり作り込まれるだけあって、あのキャストと衣装の再現度だけでも観る価値はあると思う。美術・小道具系も凝ってて面白かった〜。CGも惜しみなく。ただメカの戦闘シーンとか全部CGなので、キャストが映らないとピクサーのアニメを観てるみたいでした。別にいいんですけど。「ゲゲゲの鬼太郎」のときのように、こういった、大人が真剣に作ってる映画は大好きなのです。ヤッターマンはまさにそういうところを楽しむ映画ですね。三池監督やりたい放題だね。ぶっとんだアニメを実写化するとどうなるかということをよく分かっていて、やりきってるのがきもちいい!
ちょっと下品なギャグアニメという原作を踏襲してるのは分かるのだけど、「これは(エロい)ギャグですよ」と押してくるシーンがどうしても唐突な印象というか、実写ゆえ生々しいというか…ちびっこも観てるのになあ…と、気にしすぎ?まあ全編通してギャグであることは、翔子ちゃん@岡本杏里嬢に凝縮されていた気がします。身体張ってたなー!そうそう、クレジットにアメザリふたりの名前がありましたが、一体どこに出てたんだろう!あと羽鳥アナもちょびっと出てましたねー。嬉しかった。
南大沢のシネコン初めて行きました。きれいで広くて良かったけれど、グッズとかは全然売ってなかったです。ドロンボークリアファイル欲しかった…。あとやっぱり親子連れが多かったのですが、予告で「おっぱいバレー」が流れたあと、「おっぱいばれー!」と叫んだちびっこが居て劇場爆笑してました。和んだ。