最近読んだもの

新耳袋コレクション (恩田陸編) (ダ・ヴィンチブックス)

松本の叔母ちゃんが耳袋シリーズ好きで、いくつか読んだ話もあった。セレクトが確かに恩田陸っぽい。やっぱりわけわからないのが怖いねえ。年寄りの猫が「いぬ」って喋ったらしい話が良かったのと、一番気持ち悪い印象だったのは赤い人が覗いてた話。

卒業 (新潮文庫)

卒業シーズンだから読んでるの？と聞かれて初めて気づいた…いやそんなわけでは全くなかったです。重松清ひさびさだった。表題作よりも前半2編がぐっときてしまって、電車で読んでてマジ泣きしそうでやばかったです。「大人になって初めて大人の気持ちが分かる」というのをリアルに実感する年になると、この人の家族の話は染み入りますね。そして昨今のミドリカワさんが影響受けてるって感じやわ…