ミドリカワ書房「ミステリーナイトジャーニーSPECIAL〜ミドGIG'07ファイナル〜」@恵比寿LIQUIDROOM

楽しかった!ペアチケットって何番目に入れんの!と心配しつつばっちり最前列で見れましたよ。リキッドの広くて高いステージにミドリカワさん…なんか途中で感慨深くなった。あんなに首曲げて見上げるのなんて初めて。ミドリカワさんもやっぱり嬉しかったのか、跳んだり回ったり足上げたり、本当によく動いてました。チケット捌くの苦労したみたいだけど出来て良かったよね。すごくいいライブでした!ミドリカワさんはやっぱりエンターテナーです。

  • オープニングアクトのpodo、パフォーマンスのインパクトは相変わらず(笑)。音のいいとこで聴いたらやっぱりすごく良かった。ラストの「Girl」もやっぱりいい曲!
  • 頑母堂のみんながおそろの黒シャツじゃなかった!J-BOYが流れるもののフェイドアウトして、『…11月16日、今日は恵比寿で同窓会があった』という録音MCが。前半はその同窓会の物語とともに進行。『盛り上がって調子に乗ったミドリカワは、いつもの浜省を歌いだした…』みたいな語りがあって、そこに「だまって俺がついて行く」を歌いながらミドリカワさん登場。半笑いを浮かべながらステージギリギリまで来てくれて、「今日は金曜日でしょ、明日は休みだっつって、普通はさあ飲んだりする日に、あたしのライブに来てくれてありがとうね」と挨拶。思えばミドリカワさんはすごいお礼を言うようになったと思う。
  • 「だまって俺が〜」もアレンジが変わっていて、シモンさんがノリノリなのがすごいかっこよかった。終わるとそのまま右田さんが前に出てベベベベンと。そしたら、高円寺でもやってた左右に腕を振るダンス(ダンス?)が!にしやんさんとかみんなやってて、ほんとかわいい。ミドリカワさんはお立ち台に立ったままの右田さんを無理やり降ろし(笑)、客席にやりなさ〜いみたいな空気になっていましたが、かなり圧巻だったことでしょう。そしてこれは「保健室の先生」の振りなのです。
  • 先生は恵比寿だけど通勤は井の頭線で吉祥寺のままでした。「かわ〜い〜い〜顔の男には〜」で右田さんに近づいてお色気ポーズ。「きた〜な〜い顔の男には〜」で西やんさんに近づき(ひどい)「安全ピンをめった刺し」のところでお腹をつついたりして(笑)。
  • 「ちょっとタケシくん!(←ローディ)チューニングしといて!正確に!」とギターを預け、MCらしいMCに。しかし何言ってたっけ?完全に忘れました…。ミドリカワさんが「タケシくんチューニング終わったの?」と言うと、例のジャケットを持ってきた鈴木くん。「何?これ着るの?」といいつつ、サングラスも掛けてGメン登場!ほんとに大人気だなあGメン。ニンジンもしっかり天井から下ろされて(なぜか2本)、いざラストのメロをってところでシモンさんのギターリフに。1回目は「あっ どうぞどうぞ」という態度だったGメンも2回目からは咳払いしたりして。今回はこういう笑わせどころがすごい多かった(笑)。
  • また録音が流れ、ギターをセッティング中のミドリカワさんに西やんさんからリコーダーが渡されて、件の「同窓会」へ。右田さんとシモンさんもリコーダーを吹いていてすごいかわいいwこの曲が東京プリンへの提供だってことはアナウンスされず、録音の物語が同窓会なのも深いなあと思いつつ。伊藤さんも観に来ているだろうし、喜んでくれてるだろうねえ。
  • その後は「同窓会」の物語から、思春期のころはカロリーを気にしていた女子たちが全然気にしなくなったという流れで「メシ食えよ!」(聴けてうれしい!高音がちょっとつらそうだったけど、やっぱりすごく良かった…)、娘を持つと大変というお父さんの「春よ来るな」(やっぱり名曲。かわいい)、「男の子なら気楽だったのに」という言葉にに怒るお父さんの「ごめんな」。
  • 同窓会物語は終了して、チューニングしながら話すミドリカワさん。そのときチューニングしながらだとマイクに声が入らないため、つま先立ちでしゃべっているのがかわいらしい。「皆さんに聞きたいんだけどさあ、世の中には人の名前をタイトルにつけた歌っちゅーのが多いじゃない。『順子』とか」「私にも女の人の名前の曲があるんだけど」と、お客さんに言わせて「ユミコ」へ。
  • 「次も新曲です!リストラされたお父さんの歌!」で「父帰る」。このとき熱唱でしたね〜、「母は強し」のところとか。やっぱりこの曲の奥さんの優しさにキュンときてしまう。ミドリカワさんもこれまでにないほど足上げてたりくるっと回ってみせたり、あなたそんな動きできたんですね!という感じ。ギターを弾いているときもすごい力が入っているのが分かって、表情が全然変わるのがすごかったー近くて良かったー!
  • 「馬鹿兄弟」→「母さん」でしっとりして、「夜はまだこれからだから。まだ帰さないわよ。いっそみんな泊まってったらいいんじゃない?いやむしろ、泊まっていけよ!」ってことで「泊まっていけよ」。ここからは怒涛の流れでした。「チューをしよう」もテケテケしたアレンジになっていて、間奏中に右田さんがひげダンスのメロディを(笑)。付けヒゲが渡されていざダンスってところで音が止まって、ズザーッ!とコケる(そしてそのまま後転する)ミドリカワさん。これを3回もやりました。その後歌うときヒゲをマイクスタンドにペタっと貼ってたんだけど、それが最後までずっと貼られてたのが面白かった。
  • 「続それ真」(これもすでにライブの定番曲?)はやっぱりピコピコハンマーがいっぱい出てきて、ステージと客席の間にさりげなく鈴木くんが来たかと思ったら、そこに肩車してもらってハンマーを投げるミドリカワさん。向かって右側ばかりでこっちには全然来ませんでしたが。
  • 「男がこの世で一番怖いものは何かわかるか!?」「そこ!そこのあんた言ってみなさい!」とか言って適当に客席を指すミドリカワさん。まったく聞こえなかったと思うんだけど(そもそも誰が言うのか)、「水虫?ちがう水虫じゃない」とか「不動産屋さんは、まあ悪徳だったら怖いけど」とか言ってる(笑)。「俺が教えてやる!」と言って「わかった!」でした。これ、ガンボの紹介曲になっていたりしてすごくかっこいい。シモンさんのソロがやたら長くて、すっごい近くまで来てくれてドキドキしました。加藤さんがソロで弾いた曲が武藤の入場曲で、ポーズを決めるミドリカワさん。「これ、武藤の入場テーマ曲!」ときちんと紹介してくれました。
  • ステージが広くてガンボも動き回るし、ミドリカワさんも加藤さんとこ行ってギター弾いたり、前田さんのシンバルをバシャーンて叩いたり、弦組とサックス4人でステップ揃えてステージ行ったり来たりしてみたりと、ほんとに楽しませてくれるのが良かった〜。ミドリカワさんは飄々とした顔ながらすごい楽しそうなのが分かったですよ。そうそう、ミドリカワさんまでもがついに「そんなの関係ねぇ」をやってた…。
  • アンコールはステージそでから緑川伸一さんがまたも肩車で登場!客席でわたわたしながらも逆側のそでにはけてステージへ。終わると、ラメジャケットとリボンを脱ぎ捨て(本当に捨ててた)、「いやー私、高所恐怖症だからさあ、怖かったわー」。
  • 「やっぱりステージに立つとね、みなさんのお顔が見えるし、楽しそうなお顔やらお声がね、私の耳に入ってくるんで、嬉しいし」「リハスタとかでやってると、なっがいなーとか思ってたけど、やっぱりあっちゅーまでしたねえ」と、普通のミュージシャンなら熱く語るはずのところを、淡々と早口で言うミドリカワ書房。すてき。でもミドリカワさんなりに、かなり感謝の気持ちを表していた模様です。「これからもどうぞよろしく」で拍手が起こったら「やかましーわぃ!」とか言ってたけどw
  • 最後にやったのは「笑って俺についてこい」のみで、演歌もあったけどあっさり終わった印象。でも本編盛りだくさんだったもんねえ。「躍らせます・泣かせます」要素よりは「笑わせます」がやたらあった気もしたけど。「これ(MNJ)が終わったら、アルバム制作に取りかかれるわー」とのことだったし、倉橋姐さんとのツーマンもあるし(勢いでチケット買っちゃったけど大丈夫なのか私)。倉橋姐さんとの告知は、かなり嬉しそうなミドリカワさんでした。