春を告げる

春風

春風

名曲ですわあ。昔ANNスーパーに上がってすぐくらいのころにスタジオライブで歌っていたのが初聴きで、その放送はテープに録ったんだけど間違って消しちゃったのよね。ずっとサビがおぼろげに記憶の片隅にこびりついていて、聴いてみたら若干捏造して記憶してました(笑)。思えばこの曲はすでにあの頃から伝説っぽくなってた気がする。以来春風は、発売されてもおかしくないのにずっとしないから、きっと10年間の2人にとって扱いが難しい曲になってんじゃないかと思ってました。当たらずとも遠からずではないかと。爽やかでキレイで気持ちいい、でもとても淋しいまさに春のうた。一回聴いて好きなのはやっぱり「ケムリマン」と、「帰れやしないぜ」。「108DREAMS」を聴いたときに、それまでの会長の印象だったやんちゃな声もいいけど、「泣きそうに〜」のような切なく伸びていく声もたまらんなあと思ったのよ。「ケムリマン」はメッセージ性が加わっているだけにそれがますます強調されてグっときちゃう。バンドとしてはさらにソリッドな音が強くなったね。いっこいっこが色濃いわけではないですが、幅の広がりを感じさせられるアルバムです。理屈じゃなくて、楽しいから好きなんよ。渋公ライブ楽しみよ!
あと、ジャケットかわいいんですが、「永友(なんとか)聖也」みたいなのなくなっちゃったの?楽しみにしてたのに〜!