ミドリカワ書房「みんなのうた2The movie」試写会

乃木坂のSMEビル内にあるライブテリアとやらで。どんな感じなのかなーと思ってたら、いつも通り「J-BOY」が流れ、緞帳の向こうからミドリカワさん登場。出てきただけでお客さんがウケるのですが、そんな、姿を見せただけで笑われるアーティストってどないなんでしょう。そしてなんとライブでもないのに録音MCが。わー、なんか久しぶりだ。ちょっと真面目なご挨拶のあと、上映スタート。本当にそのままDVDを上映したものでした。その後、録音MCでは一度終わったふりをして、いつものマネージャーさんが司会になって監督お二人とミドリカワさんで座談会というか。誰も、積極的に喋ろうとか場を盛り上げようとするキャラの人がいなくて案の定フワフワしたトークになっておりました(笑)。

  • 「OH!Gメン」はどうして作ろうと思ったんですか?と司会に聞かれ、「もう、知ってるくせに!」と返すミドリカワさん、かわいい。
  • 「恋に生きる人」は昔の楽曲だけどどうして今回入れたか。「(曲を)並べてみたときに、なんか重いのばっかりだし、ちょっとね、あたりさわりのない曲があってもいいかなあって…」まあ確かにヘビーさはないけども…PVは、「恋に生きる人」という映画?のヒロインのオーディションという設定。ミドリカワさんは審査員役。監督も言ってたけど「恋に生きるキラキラした女子高生と恋に生きる資格のないミドリカワさんを対比」させてあって、本当に出てくるガールズはみーんなかわいかった!本当にキラッキラしてたよ。
  • 「心」は、「予算も底をつきた」とのことで中村監督が3日間くらいで描いたという絵によるアニメでした(笑)。すごいよ監督。増刊でも言ってたけど、「僕は作るつもりなかったんですけど、『顔』の続編ていうアイデアをもらったので」作ったという。
  • 問題の「ドライブ」は、見てのお楽しみなんですが(笑)、マネージャーさんいわく「母さん」よりこっちのほうがやばいだろうとのことで、児玉監督的にも「ミドリカワくん側から、この曲はヤバイっていうメッセージを出しておくのがいいと思って」ああなったそうで。ミドリカワさんがこの曲を作った頃、「レコード会社に送るってんでキャッチーな曲を作らなきゃいけないと思って」みたいな話をしているとき、監督さん2人が横で苦笑いしてんのがすごいウケたよ。
  • 恍惚の人」とかは、あんな映像のせたら泣けてくるに決まってるじゃんね、ずるいなあ。これも「一番目で新聞取って飯食って、2番目でも同じ状況を書いたら?」というアイデアをもらったから書けたとのこと。アイデアありき。「もっとアイデアを僕ら(スタッフ)に出せってことですね」「そうです!」
  • 「遺言」に関しても、映画についてはお茶を濁してましたが(そう聞こえた…)、「ああいう、あるものに沿って曲を書くっていうのはラクですね、こういう仕事はどんどんやっていきたい」「もともとある曲を使われちゃうと、そんなつもりで作ったんじゃないのにとか思っちゃうからイヤだけど」とのこと。

曲を作るエピソードなんかをこうして聞くと、この人ってやっぱり独特なスタンスでミュージシャンやってんだなあと思います。これからも誰も書かないキャッチーな曲を作りつづけてください。あと会場には役者さんたちも来ていて紹介されていました。生リンゴガール(かわいいコンビニ店員さん)も居ました。「恍惚の人」に出ている子役のカイくんが超かわいくって、傍らにしゃがみこむミドリカワさんもかわいかったよー。最後に、20秒間の撮影会があり、みんな席からケータイでとりまくりました。「ブログとかに載せて下さい!」って言われたので載せます。

ズームしたので画像が荒いけども…
会場を出たところで、ミドリカワさんがひとりひとりにチラシを渡して握手してくれました。お疲れ様でした。