「TRAVELIN’FLOWERS」@石川県教育会館

香林坊にあるってことだけ調べて行ったら、なんかすぐ通り過ぎてしまいそうなちょこーんとした会館で、面白いとこでライブが見れてよかったです。ピアノの発表会が行われそうな感じ。トップバッターのミドリカワさんも、ああいう広いステージで歌っているのを席に座ってみるなんて面白かったなあ。お客さんも歓迎ムードというか温かくて、迷ってたけど行って良かったーと思いました。私のミドリカワさんのきっかけは呼人さんだし、この3人が一緒にライブしてるってすごいことだし、つくづく呼人さんは素敵なお人だなあと思わずにはいられなかったよ。以下ちょっと曲に触れつつ、ぐだぐだな感想。
ミドリカワさんは例の録音MCの合間に生MCを「よせばいいのに半笑いで」し始め、最後のほう歯切れが悪くてなんだかそわそわしてるなあと思ったら、次の録音MCが始まるのを構えていたからみたい(笑)。前の日の名古屋では思いっきりかぶっちゃったらしいし。呼人さんを紹介するときの「寺岡呼人兄さん」ていうのも良い。この人に「兄さん」と呼べる人がいることが良い。2人で歌った拓郎さんの「人生を語らず」、めちゃくちゃ良かった。さすがやさぐれ系ミドリカワボイス、ぴったり。もっと聴きたいです。あとやっぱりこういうイベントではカバーが聴けるのが嬉しいですな。呼人さんは大阪のときと少しセットリストが変わっていました(でもまた「母の手」はしてくれた)。WBC、優勝して良かったですね。11時の特急で(名古屋から)くる予定だったのにプレイボールの時間だってことで1人早起きして金沢入りしてホテルでずっと見てたんだとか。終始ご機嫌でした(笑)。真紀ちゃんを紹介しても2人でずーーーっと喋っていて「早くやれって感じですよね」とか言いながらまだ喋ってました。かわいらしい2人だなあ。真紀ちゃんは大阪のときの包むような雰囲気とは違って、なんだか強い気を発してました。ステージに立って歌っていたこともあるけれど、なんていうかこれぞ矢野真紀!という感じで、しびれてしまったです。
ラストは3人で。このときもまた真紀ちゃんと呼人さんばっかり喋ってて参加しないミドリカワさん。振られてもあんまり話聞いてないみたいだし(笑)。ちなみに呼人さんが早起きした話を、二人とも全然聞いてなかったみたいで、ちょっと可哀想でした。曲はミドリカワさんの作った「花見に行きたいなあ」という曲から。「経理部の〜まきちゃんと〜花見に行きたいなあ〜」な曲でした(笑)また春が来たら歌ってやってください。その後の「風をあつめて」、「家に帰ろう〜マイスイートホーム」も、真紀ちゃんに寄り添うような2人が素敵でした。そうそう、最後まで真紀ちゃんとミドリカワさんの「私には星が見える」のセッションを期待してたのですが、なんだかそういうしんみりした雰囲気ではなかったので、それはそれでいいやと思いました(笑)。曲や内容もそうなんだけど、やっぱりこの組み合わせが素敵すぎるのですよ。本当に幸せな春の訪れを感じさせていただきました。