ダブリンの鐘つきカビ人間

本日は、主演片桐仁さんのお誕生日ということで、カーテンコール後にケーキが出てきてクラッカーが鳴ったりして(なぜかその散らかったクラッカーを投げつけられる片桐さん)、おどおどしながら会場にお礼を言う片桐さん、かわいらしかったです。本人も言っていたけど、こんな大勢の人に祝ってもらうことってなかなか無いことだろうし、私もそんな中に偶然にも参加できて嬉しかったです。
おもしろおかしい部分と、もどかしくて切ない部分が絶妙に交錯していて、大変ようございました。最後の最後まできちんと作られたストーリーにもグッときたです。パンフレットでもご本人が触れてましたが、おさえを演じる中越さんの声には演じる彼女の苦しさが凝縮されてるようで、きゅんきゅんと伝染しました。それから抜け目ない笑いも本当に面白かったです。やっぱり舞台ってああいうところがいい。もう2千円だしてS席で観ればよかったなあー。細かい演出がいっぱいありすぎるんだもの。