六番目の小夜子

六番目の小夜子 (新潮文庫)
今更ながらデビュー作を…。マンガが演劇の台本を読んでるようなセリフの多さとキャラのいきいき感がかなり色濃くて、ドラマ(化されたよね?)も見たくなった。でもラストは、これでいいの?とつい思ってしまったです…内容の濃さの割りに続きますよと言わんばかりの終わり方(デビュー作なのに)。「図書室の海」に繋がっているらしいので、それも早く読まなければ。
追記:ドラマのキャストを見たのですが関根くん役は山田くん*1だったのかあ。由紀夫の方かと思ったのに…。沙世子が栗山さんなのは納得。当時なら彼女くらいしか居なさそう。うーんと考えたけど、全然違う脚本になってるのかもしれないしな。そのまま使えそうなセリフばっかだったのに。

*1:たかゆき。