スーパーニコルブラザーズ「ホームタウンツアー2014」@吉祥寺キチム

ダイスケニコルとケンタニコルによる「陽気なカントリーフォークデュオ」だそうです。ニコルズの曲とか、オリジナル曲とか、遊び心あふれるカバーもやってくれて、とっても楽しかったー。わたなべくんが上ハモだったり下ハモだったり、健ちゃんも熱唱していて、男の子らしくて図太い、ニコルズとはまた違ったかわいらしさ。男子ふたりゆえかおしゃべりも多く、めっちゃ笑ったけどあんまり覚えてないや（笑）。そもそもキチムでライブがやりたいというわたなべくんの願望から生まれたところもあるそうで。わたなべくんが自分のモチベーションとか、そこからできたものについて話す姿勢にはいつもグっとくるよ。久しぶりに彼の目のキラキラまではっきり見える席からお歌が聞けて、しあわせでした。

2曲目の「春うらら」でお客さんがみんな口ずさんだり体が揺れたりしているのが見えてとても嬉しい気持ちになった。ぽわぽわとあったかい空気ができて、キチムの空間にもぴったり。そして「おとなのうた」に本当にぐっとくる…これはもっと大勢の人のもとに届いてほしい曲です。

健ちゃんは料理作るときにビール飲む？と聞くわたなべくん。わたなべくんは冷蔵庫の上におしゃれなアンティークの板を置いてそこに缶ビール置いてご飯作ってる。健ちゃん的に、缶ビールに手を伸ばしてる瞬間に火元の鍋がお留守になるのがイヤみたいで、まな板のそばに置いてると（あと冷蔵庫の背がちょっと高い）。健「（鍋を）ゆすゆすしながらさ、こう（グビっと）」ゆすゆすてｗ健ちゃんちの中華鍋が「いい感じに育ってきて」るそうで、わ「今度健ちゃんち行ったら洗剤で思いっきり洗ってやろ」健「や〜め〜て〜！」（笑）ギターを「ガンッ」てやられるより怒るかもしれないらしい。

今日はいつものニコルズのライブに比べれば女性が多い（男子が少ない）、嬉しいことだとわたなべくん。「そりゃそうでしょ！そういうユニットですから！」「ガンガンファンに手を出してきますから！」ｗでも男の子もやっぱり多かったよー小さい会場だから男の子ゾーンができてたな。
1部は言わば「サービス」で、ニコルズの曲もやったけど2部はブラザーズのオリジナルばかりしますと。しょっぱな「赤いスイートピー」のカバーで、「スイ〜トピ〜♪」の「ピー」から「ピ〜ピ〜ピ〜♪」と長渕挿入ｗこういうのいっぱいで本当に良かった！「カフェオレさん」に「にんげんていいな」がぴったりハマるなんて楽しすぎた。
先日友だちと待ち合わせで中目黒に行ったわたなべくん。わ「中目黒に行ってね、カフェで本読みながら待ってたの」健「それかっこいいな！」←間髪入れずｗそのお店で近くに座った20代後半くらいの既婚女子ふたりの会話の話。片方の女子は妊娠していて、その旦那（29歳）が最近加齢臭がするともうひとりの子に相談してたと。わたなべくんがただ盗み聞きした会話を横流しされてるだけなのに、とても盛り上がる客席（笑）。もう35歳と33歳のふたり、加齢臭、出てるんだろうね…と。うちのさ、女性ふたりはさ、それを指摘しないじゃない、それは尊敬すべきところだと思うと健ちゃん（笑）。むしろ我慢できないようなものなら言ってほしいというだいちゃん、「手術費用なら、いくらでも出すから」「嗅覚を破壊するような…」そっちかよ！ちなみに、奥にまなん嬢が座っていたのをお客さんは知っていたので、この話題のときみんなそっちをチラチラ見てたね。
ブラザーズの練習を井の頭公園でやって、終わった時にちょうどギターを持った男の子ふたり組がやってきたから、ちょっと目の前で張り合って見せつけてやろうと思ったけれど、結局疲れてたからもう帰ろうということになり、若い芽は摘まずに済んだそうｗギター持ってタンバリンぶん回して歌ってるなんて本当にゆずだし、岡村ジャージ持ってる俺としては…と、だいちゃんからゆずの話が出るととても嬉しい〜。
井の頭公園、ジブリということで「カントリーロード」、そして「ヘビーローテーション」のドッキング、素晴らしかった。わたなべくんの声もまた、どんな曲でも彼のものにしてしまうなあ。