THE MANZAI 2011決勝大会放送

M-1時代、ずっと出られなくて悔しい想いをしていた芸人さんが、いざテレビの大舞台賞レースに出るとなったら、まさかファンとして緊張してリアルタイムじゃ観れそうにないだなんて!自分がそんな気持ちになると思いませんでした。決勝メンツが発表されたときは、「良い番組になればいい」なんてえらそうなこと言ってたけど、いつも応援してる人たちがちゃんといつも通りできるかどうか、気が気じゃなかったです…。トップリードがKOCに選ばれたときですら、こんなことにはならなかったのになあ。
18日に録画したものをばばーっと観ました。結果はいろいろな見方があるでしょうけども、すごく楽しめました。M-1のような無駄に緊張感を煽る空気もなく、ときどきおふざけも挿まれつつで、賞レース兼、バラエティ番組のひとつとして芸人さんが大切にされてたなあと。最初からリムジンからタキシードで出てきたり、たけしさんにみんなでズッコけたり、ああいうことに参加させてもらえて、本当にみんな良かったねー!って思いました。事前番組から決勝戦まで、うわー!ってなったり、きゅんとしたり、笑えたり、複雑な気持ちになったり、淋しいやら悔しいやら切なくなるのは、まさに「胸が熱くなる」ということなんだなあとしみじみしました。こんなに一喜一憂して、テレビのちからってすごいんだな…そりゃあ、みんながそこを目指そうとするよね。

勝負とかどうでもいいから、満足できるよう楽しくやってくれればいいよ…!とひたすら応援していた磁石は、いつも通りのばっちりな出来でした。すごくのびのびやってたし、もう何の文句もありません。3年ほどライブで追っかけるようになってから、賞レース前は佐々木氏が早口になるのがずっと気になってたんですけど、今年はそういうのもあまり感じなかったし、楽しそうにやってて良かったなあ。お衣装も変わってたし!旅行中、友人と「ネクタイで色分けしてくるのも、いいよね〜」などと妄想していたら、そのまんま出てきたので本当にびっくりしたよ。
18日の夕方に更新された永沢氏ブログ(→)のタイトルがまさにだと思います…。2本目のネタ、もちろん観たかったですけどね。出番後2時間号泣したエピソードは小耳にはさんでいたけれど、「いろんな感情が混ざりすぎて涙が止まらない」とか、そんな気持ちを経験する位置にまで、今までずっとたどり着けなかったことを思うとさあ、私もまた泣いてしまうよ…!M-1後はいつも、悔しさでいっぱいのブログ更新で、胸がきゅうーっとなったものですが、すがすがしい文面にホっとしました。とりあえずお疲れ様でした。紹介Vのコメントがもう、ひねくれまくっちゃってて、M-1の8年浪人の傷跡は深いよ…。テレビでああいうこと言っちゃうのが磁石。

そしてもう、眩しすぎてくらくらするほどのHi-Hiの大活躍!!Bブロックをワラテン決め手に上がったというのもあまりにドラマチックだし、2本目の楽しそうな漫才に番組が完全にハマっててもう、感極まってしまいました…!このメンツを見て、ライブシーンとテレビ番組は地続きになりうるのかどうかと考えてたのですが、Hi-Hiの、上田氏の魅力がテレビを通しても爆発していて、本当に嬉しかったし、すごいなあと感動しました。高島アナの「上田さんのこと好きになっちゃいそうですね」というコメントがもうすべて。愛されちゃう人って、やっぱりちゃんと伝わるんだなあ!そうじゃなきゃ、おかしいもの。今回のHi-Hiの存在は、その地続き感への希望の光に見えました。上田さんのブログにもやっぱり泣いた(→)。大好きだ!


囲碁将棋もウーマンもエルシャラも楽しかった*1し、ナイツはやっぱり見事だなあと唸らされたし(1本目の歌ネタは本当に好き)、みんなに、なにかしらたくさんの収穫があることを願います。願うことしかできないんだもん。そして、客席で爆笑してるさしこ嬢もたっくさん観れて嬉しかったー!ウーマンにハマってるー!(→

*1:清和氏の「若手の希望をそいでしまう可能性」にまた泣いた。