4月に観たライブ

今月は慌ただしくて余裕がなく、全体的に少なめでした。平日にひとりでちゃっと行ってちゃっと帰ってくるリズムがまた戻ってきたので来月はたくさん行きたいなーと思うところ。
GW前半は、ジョビの復活で始まり、少年少女のラストを見届け、そしてK-PROさんのリターンズを見て、過去をいとおしむことの重さと昔があって今があることの深さをかみしめました…少なくとも私は、そういうものに救われて日々を過ごしているよ、しょーがない。

「Simple Set HARF」@新宿ハイジア・V-1(4/13:Sun:15時〜)

巨匠・ザンゼンジ・ダブルブッキング

ゴシップ芸人スペシャル、「川元軍団」ということで(笑)。FKDのトークライブのとき、ネタ書いてない方芸人だった黒田氏が、相方がネタ作りするときは必ず同席して、モチベーションを保つためにずっとゴシップを話してあげる、そのつての巨匠とザンゼンジはすごい!と話していたやつが、まさかこんな形で実現するとは。ニッチすぎて頭が上がりませんよK-PROさん!武田氏は「サイゾーTVに入らないか」とスカウトされたことがあるほどだそう(笑)。ちなみに岡野氏はほかの人に比べてゴシップの引出しが都市伝説クオリティw
ネタよりもゴシップがメインということだったけど、川元氏はオープニングから一番ダメなやつ自ら暴露、「それ裏で(言うの)やめようって言ったじゃないスかぁ〜〜!」と団員達を慄かせておりました。川「…言っちゃった」「団長としてサ♪」なんか楽しそうで微笑ましいけど、とんだ一大事ですよ団長!黒「知名度によっては大問題ですからね」川「…幸い無いですからね」w
巨匠は「肉欲様」、ザンゼンジは僕と社長とマイケル(面白かったー)、ダブルはトシちゃんで、まだネタ中なのにゴシップ言いたくて飛ばしまくる川元氏、ひたすら困る黒田氏(笑)。好き勝手する相方に対して、慌てる黒田氏の眉毛がどんどん八の字になっていくのがかわいかった。あれはずるいですよ。黒田氏の眉毛は川元軍団の免罪符だったのだ…。しかし川元氏は芸能人で誰と誰が付き合っただとかヤっただとかそういうのが好きなのねw
企画トークはみんなメモとか紙持ってゴシップ披露してました。全然時間足りなくて、この後の「ワラネタFULL中止でいいんじゃ?」という声も(笑)。またぜひやってほしいなー。ネイキッドロフトとかでだらだら聞きたいです。

「ペイジワンvol.56」@V-1(4/22:Tue)

ゲストが浜浜とドドんとルシファー吉岡氏、ということで。迷ってたんだけど、迷うくらいなら行こ〜というテンションがちょうど戻ってきたので。ペイジワンは以前磁石が出たとき以来久しぶり。かわいい後輩ちゃんに優しい藤井氏と、楽しそうな若手2組にルシファー氏で、全体的ににこにこしちゃいました。ふだん見ているライブより、タイミングをうかがいながら入ってくる浜浜ちゃん、かわいいねえ。
ドドんも、また安田氏のバンド時代の話になっていましたが、ボーカルとドラムが付き合いだして解散のくだりは初めて知りました(笑)。ギタリストなのに前に出てカッコつけることが恥ずかしくてできなかったという安田氏、すてきだわー。そんで、そのバンド内恋愛のことをひとりだけ知らなかったという安田氏に、「えっ!ハブられてたの?かわいそう!」とササっと袖を掴んだ石田氏もさすが(笑)。
藤井氏のピンネタはツッコミ番長の妖怪いじりが楽しかったです。テッパンだよねー。そして藤井氏って、体型劣化しないんだなー。あの細身の長ラン着てスラっとしてるのすごいわ…。

少年少女「春の祭典SP」@神保町花月(4/29:Tue)

活動休止の発表があったのが、ちょうど↑のSSHの日で、ゴシップまみれの耳には冷水すぎました…。このライブの告知はその前からあったので、なんか妙なタイミングだなとは思ってたんだけど。
最近はめっきり観にいく機会も減っていたものの、無限大での60分OLも楽しかったし…とか、何を言ってもしょうがないのですがやっぱりさみしい。でも、こういうライブを設けてくれたこと(本人的にも会社的にも)や、インタビューなんかもあって、すがすがしくて良い終わり方をしてくれたなあと感謝しています。ご本人たちがどうであれ、やっぱりお別れ会って大事なんだなあと思いました。
15分程度のOLネタのあと、前日に作ったという10年間の手作り年表を見ながらトーク、最後は阿部ちゃんが大好きなセブンbyセブンに来てもらってお別れ。ネタ中、坂口嬢の「Eじゃん!」がツボらしく大ウケする阿部ちゃん、それをかぶせてくる坂口嬢、「変な子〜〜〜!」と爆笑していた阿部ちゃん、あーこうやってコンビをやってきたんだなと胸を突かれた瞬間でした。トーク中も、終始けらけらと笑っているふたりは可愛くってまぶしかったです。
何年だかの仕事で、キルフェボンのマンゴータルトが美味しすぎてに号泣したという阿部ちゃんのエピソードを受けて、今日はそのタルトを買ってきています!→出てきたタルトに「あれ?これかな?」という阿部ちゃん、一口かぶりついて、「うん、これじゃない!」ww→「いやおいしいんですけどね」当時のマンゴータルトと同じでなかったようだ…(笑)。

K-PRO十周年記念興業「K-PROリターンズ〜あの頃〜」@座・高円寺2

素敵なライブだよ!私は懐古厨なので、こういうことを考えてくれるK-PROさんのライブ愛、モノづくり愛に心が打たれます…。映像や、アンケートも全部取ってあって、情熱とそれに伴う責任を感じる。磁石のK-PRO初登場が2007年というのを知ってびっくりしました。私が通い始める直前だなー。もっと前からお世話になってるのかと思ってた。でも思えば、フタリシャベリで長尺ネタの需要がないって話をしてたときに、佐々木氏が「K-PROライブくらいでしかやらせてもらえない」とか言ってたり、そこからのFKDですから、まあとにかく感慨深くなってもいたしかたなく、舞台や生ものを追っかけていて幸せなのは昔があって今がさらに楽しいと思えるときだなーと改めて思ったのです…


浜浜ちゃんの初登場のプレスリーを観に行ってるはずなのに、彼らのネタは全然記憶がなくて、観てもやっぱり思い出せなかったです(笑)。レトルトカレーが食べたくなるネタだな〜。よりにもよってなんでこのプレスリーのことダイアリに残してないんだー自分!そのとき、新妻氏と大水氏が即興で作った「麦茶淹れた・飲んだ」ができたんですよね…両組とも出てたしそれも見たかったよ…(無理)。最初のブロックの三組(浜浜・三四郎・うしろシ)のトークで、プレスリーのことを浜浜ちゃんがたくさんしゃべってて本当に嬉しかった…「カレーとカノンとうしろシティがとっても強くて、でもあの当時の自分たちのネタを今やってみたら、そりゃ勝てるわけがない!何やってんだって思った」と浜村氏。
三四郎は金子氏に「三四郎のネタなんてこのあいだも観たよ」と言われる。ひさびさに「ミスドで考えたネタでーす!」を聞けた!コジマさんにとって三四郎を出すのは「しぶしぶ」だったそうで(笑)小宮氏のことを「マジでやべーやつだと」思っていたそう。私も別のライブでTシャツ短パンの小宮氏観てたから、K-PROに出てきたときは「あのヘンだった人がおめかししてる!」って思ったし、ここにきてすっかり常連になるなんて思いもしなかったから、ほんと何が起こるか分からないね〜。

磁石は広島秋田のくだりもあり、前半のマクラの時事ネタがシャレにならない古さ(歌丸師匠のこととか…)で、佐「このくだり古すぎない?!」永「しょーがない、台本があるんだから」wまさか交換留学生ジョンに会えるとはー!なんだかオンバト観てるみたいでした。
中MC(鬼ヶ島・マシンガンズ・磁石・ラバガ・トプリ)、西堀氏の「お前らもっと恥かけヨー!」から、SとNで!をやらされる羽目になる磁石w前もガンズか鬼ちゃんがいたときにやらされていた気がする…。最初の中MCとは雰囲気が全然違ってて、こういうライブなのにいつも通りわっきゃわっきゃふざけてるのがホント微笑ましかったなー。すぐオーディションのていに入れるのもさすがだと思いました。


紹介VTRで観れたものとおそらく違うネタをしてたのはスパローズとエルシャラとトプリで、トプリは久々の「恋のカタチ」でした。スパはきっとあえて超古いやつで一周回って面白いのを狙ったのだろうけど、トプリとエルシャラはどうしてだったのかなー。でもマシンガンズや風松みたいに、エンタのスタイルでわざわざ持ってきてくれて、ライブコンセプトをさらに超えて見せ物を考えてくれるって姿勢は本当に嬉しかったし、そういう強さがK-PROさんとこのメンツにはあるなあってしみじみ思いました。マクメンの湧きっぷりったらすごかったもんねえ。勝手な妄想だけど、エンタ最盛の時代を持つテレビに対する、コジマさんなりの挑戦みたいな雰囲気を感じたり。テレビでは過去のものだけど、ライブでは今になるよ、みたいな。そういう喜びが舞台にはあるから、目が離せないでいるんだよなあ。