今月観たライブまとめ

まだ月末じゃないけど、多分もう今月は行かないのでまとめ。yardとトップリード単独の前半以降、いつもより少なめだった気がします。6月の第3週もかぶりがすごくて大変だったけど、今月も大変だったんだよ。

JIMBOCHOトーク囲碁将棋トークライブ「先手文田、後手根建」@神保町花月(7/15:Sun)

ゲストがギース!ということで久々の先手後手そして神保町花月でした。初他事務所ゲストということで、ギースさんにはかなり前からオファーしてたといういごしょ。ギースから「アルコ&ピースとか来てない?」って確認してた(笑)。私とお友達も、アルピとかとやってなかったっけ?って話してたし。文田氏曰く、アルピさんはこういうライブには呼ばない、ちゃんとやってくれないんで。ネタやってさっさと帰ってもらうやつにしか呼びませんと(笑)。平子っちいちいちふざけそうだもんなー。駒をまずちゃんと動かさないであろう。そして自分が全部動かすくせに話すときはよし酒井行け、って言いそうw
用意してきたコマに、両組とも「尾関」があり、しょっぱなから「尾関対決」への期待がw結局4人全員で尾関氏の話をするという豪華な尾関対決が実現してました。おもしろかったけど、高佐氏の相方話はさすがにもうえぐくて、笑いにならないこともしばしば・・・。尾関氏本人が話していた、中学生のころマラソン中に拾っていたエロ本(「エロソン」)を遺棄する話、SSLの1回目に聞いた話!とんでもない話なのに、それが懐かしくてなんだか嬉しくなってしまったり。
いごしょのほうは、文田氏が小6のときに文田氏の学校に初めて訪れた下ネタ用語についてのご両親の反応話が好きでした。ひさびさだったのもあるけど、やっぱりご家族ご両親エピソード大好きだなー。で、文田氏の「助けてください」と「うそでしょ?」駒は、両方とも助っ人駒で、ゆったり感江崎氏とエリヤン橘氏が。ふたりとも話術が特徴的でそしてお上手だったなー。江崎氏は擬音がいっぱいで上手い(笑)。
あと序盤の根建氏の「おぜきさん」のアクセントがふつうとズレていて(“ぜ”に置く言い方)ウケてました。「たかささん」は、「高さ」と同じアクセントのほうがふつうで、“か”に置く人はあまりいないとのこと(でも私そう呼んでるな)。いごしょを「根建くん」「文田くん」と呼ぶギースも新鮮で、よい組み合わせでしたー。他事務所ゲストいっぱい呼びましょうよ。

「さらブレ」vol.2@新宿角座(7/19:Thu)

2回目も楽しみと思ってたらかなり良いスパンで開催された。前回と同じ構成で、ネタはラブレの2本目(「Discount man」)以外は知ってるやつでしたが、エンディングのおしゃべりも相変わらずで、引き続き今後が楽しみなライブでした。オープニング合同コントは「打ち上げ」、エンディングの合同コントは「会議」で、どちらも森田氏が虐げられ気味でした(笑)。なんだか、やんちゃというか、4人というよりコンビ間の関係が面白い組み合わせなんですよね。
ロケ映像は「溜口プロデュースラブレターズの東京案内2」で、原宿で占ってもらったりその結果を元に中山競馬場に行ったり…うう、若手芸人がギャンブルで全財産を失う映像なぞ、えぐいの極みだよ・・・かわいそうだったなあ。さらばのラッキーアイテムが「ヒモ状のもの」という占い師さんの斬新なお答えもあったりw

ブルーセレブ第1回単独ライブ「uchimaruGT」@新宿シアターミラクル(7/20:Fri)

人力若手3組の単独3デイズ、1日目のブルセレへ。チケットを内間氏から手売りで購入したのは結構前のGO!GO!ライブ後だったのですが、そのときの告知で「uchimaとmaruyamaによるGreatなTandoku」という思いつきで、これはすごく良いアイデアだとふたりで思ったのに、とても評判が悪い・・・と話していたのがなんかもうかわいらしすぎて(笑)。
漫才が6本、合間に「奇跡のショートコント」と「地獄のショートコント」、映像は「どっちが面白いのか対決」と「実際にわらしべ長者してみる」でした。あと対決の一環としてピンネタもやってました。BGMはすべてミヒマルさんのほうw
映像はどっちもロケで、体力も時間もかかったであろうし、大変だったんだろうなーというもので、正直やや盛りだくさんすぎる気もしましたが、ふたりのほのぼのとした仲の良さがよく伝わってきました。揃って笑顔が標準装備なコンビだなー、和むわあ。わらしべ長者で、最終的に美容師さんから前髪ウィッグを買い取ることになった内間氏、ぱっつん前髪ができてちょっと女の子みたいになっていた。内「(お酒飲んで)ちょっとかわいこぶってんじゃねえよ」丸「かわいいのおまえだろ」なにそれwそしてかわいいって言われて素直にテンションが上がる内間氏。
ネタが漫才のみだったのは本当にうれしかったー。内間氏が切り返しで笑いと取るネタが比較的多かったのも良かったです。後半どんどん面白くなってました。最後の物忘れのネタでの、「時は平成だよ?」が好きすぎた・・・。あと時折ベチベチと相方をひっぱたく内間氏でしたが、丸山氏の汗がひどくて、そのたびに叩いた手をお尻で拭いてたり。内「汗がすごいな!しぶきが・・・」「拭かせてー(ズボンで拭き拭き)」丸「スプラッシュ丸ちゃんだぞ」とか、やっぱり普段のおしゃべりそのままやってますみたいなコンビは、こういう脱線するところが楽しいのだ!小分けにせず、長尺漫才が観たいです。20分くらいだらだらと眺めてたいよー。
ピンネタは、丸山氏のほうがフリップ使っててネタっぽかったのですけど、内山氏のお父さんのエピソードトーク(ただのトークだあれは)がインパクト強すぎて勝利してましたね。あとOPは「気分上々↑↑」に合わせてふたりが紛装して踊ってたんですけど、そのオフショットで内間氏が見事な身体してた!めっちゃ腹割れてた・・・。

ピテカントロプス第1回単独ライブ「わからない行列」@新宿シアターミラクル(7/21:Sut)

2日目のピテカンへ。前日のブルセレとは対極とも言える(ライブ名も)コント師の単独でした。たのしかったー。コントがオープニングの短いやつふくめ7本。幕間もオープニングもオシャレなシンプルアニメーションで、まあ素敵。それも音楽もコンビの雰囲気によく合っていました。日常のすきまにふっとおかしなことが入り込む、でもそれは日常と同じ世界線にある、ちょっとだけゾっとするけどなんだかかわいらしい、そういう雰囲気。「大喜利さん」が楽しすぎたなあーあれは外ライブでも見たいです。「女子刑務所」の、ふたりがただ枕で殴りあいたいだけであろうコントも大好きでした。単独ライブらしく、大掛かりな道具が多いのも良かったよね。
一瞬でこにくたらしい役ができる中村氏もさすがですが、ニュートラルなようで全然そうじゃない大和田氏もさすがですね。落ち着いた人なのかと思ったら、エンドロールで「作・演出:中村聡」のみだったのが納得いかず大声で怒ってたり、稽古で徹夜しておかしくなると、発狂したりしてたそう。

日曜日の巨匠も行きたかったですが残念。今回単独できなかった人たちも早くやらせてもらえるといいと思います!