ホシカワ solo conte live#2「すわれるところ」@下北Geki地下リバティ

前回の単独は行かなかったので、ホシカワ氏のネタをたくさん観るのはカレー単独以来くらいで本当に久しぶりです。楽しみにしていたし、思っていたよりもくだらなかったりばかばかしかったり情けなさが目立っていたり、ピンになったばかりのころに観たネタの鋭さがやわらかくなっていたように感じました。けど独特の凛とした空気は、あの人の持つ雰囲気や声によるものが大きいのだろうなあ。
来月から、プチ単独的なものを定期的に行うんだそうです。これは行きたいね!

  • どうぞ、おかけください
  • おじいさんの選択
  • それでも私は…
  • スタメンに告ぐ
  • いきる
  • No hit
  • 僕のすわれるところ

好きだったのは「スタメン告ぐ」「No hit」「僕のすわれるところ」かな。スタメンに告ぐは、もはやあの人があのキャラを演じている時点で面白いのに(笑)。ピンのコントをする人ならではだと思うけど、見えない相手と会話するものと、回想という展開でいろいろな人物を演じるという手法で、そのバランスも良かったです。「それでも私は…」のAD吉永小百合を演じるホシカワ氏、拍手の仕方が大変しおらしくて、まあお見事!
映像はOPがかなりポップな印象(安っぽくはあったけれども…)で、こういう雰囲気なのかーと意外な印象を最初から受け、幕間は会議から出た星川氏の弱点を克服していこうという身体張った内容(いかにも、単独のVTRという感じの)で、これまた意外でした。あの人ならではのリアクションで全体的にぬるっとゆるやかなのですが、2本目の嫌いな野菜を食べたくなくて、ぐだぐだうだうだ言う姿がもう可笑しくて…!嫌いな野菜、グリーンピース、ピーマン、ニンジン、玉ねぎを即答したり、「親が悪いんですよね」と言いだしたり、シイタケが嫌いだというスタッフに「超うまいじゃんシイタケ」とドヤ顔するなど、これは地味ながら良い映像でした!(笑)あれもう一回観たいな…。