大柴広己プレゼンツ「もじゃまつりvol.5〜ひなまつりの後夜祭。ただし男〜」@下北沢440

9月のヨヒ部屋で共演した大柴くんのイベントにミドリカワさんがゲスト。大柴くんももっと聞いてみたかったので嬉しかったです。大柴くんはやっぱり声がすてき。ハスキーボイスだから、高音のときに感極まった感じになるのがたまりません。で、ヨヒ部屋のときから不思議な青年だなーと思ってはいたけれど、もっと飄々とした人だと思っていたのに、意外と落ち着かないというか(笑)。急にテンション上げたり下がったり、思ったこと全部口に出したり、ふわふわしてたなあー。
最初に大柴くんの挨拶があって、すぐにミドリカワさんの紹介、登場。こんなところでも「J-BOY」、そして「SAVA」(笑)。案の定、微妙にウケてました。そういえば増刊も1年やってないし、ギター1本でゆるゆるのトークとともに聞くのも久しぶりだなーと思って見てました。「もじゃまつりっつーことでね…私だって、ワキの毛やら、シモの毛はもじゃもじゃですよ。だから呼ばれたんじゃないかと」何を言ってんだこの人は。そんでひとつ初聴きの新曲が。お姑さんとの確執のために不眠症になってしまった奥さん(栃木に住んでいるというミドリカワさんのお知り合い、S子さん(仮)のこと)の歌、「Oh!姑」(笑)どろどろしてるのにミドリカワさんだから歌いきれるのねー、しかしタイトル…。「ああ見えて大柴くんはねえ、もと格闘家ですから」総合とボクシング?やってたとか。骨を折って引退したそうで…。「僕もね、そういう前歴があればなあって…」でもミドリカワさんは空手をやってて、「だから防御は得意だけど、攻められると、ねえ…」(←尻切れ)
休憩をはさんで大柴くん。どれくらいやるのかなと思ってたけど、ミドリカワさんの倍以上たっぷり歌ってた。タイトルを言ったり言わなかったりだったので、3番目にやった曲が好きだったんですが分からず…あとで調べよ*1。あと「さよならミッドナイト」と「SALA LIFE」が好きでしたねえ。ところで大柴くんが歌っているとき、ゲスト席の真ん前でミドリカワさんがじっくり鑑賞していて…その様子を全く不自然なく観察できる位置だったので、ついつい注目してしまいました。アンコールで、そこからミドリカワさんを呼びこんで一緒に1曲、「赤いスイトーピー」でした。大「僕、すごい好きなんですよ」ミ「(譜面をさして)この人が?」ミ「いや、ミドリカワさんが」ミ「ああ、あたし?!」(←志村けんのよう)。ライブ中にも、何度か「わたくし」と一人称が変わっていた大柴くんでしたが、大「僕の本能が言ってるんですよ、好きな人はマネしてしまうんです。ラブではないけど、限りなくラブに近いライクなんですよね」「そこはほら、ちゃんとしとかないと」ミ「いやー、もう…、私、男はイヤ!」客席爆笑。正直もっとセッションとか期待してたので、共演が1曲だけというのは残念でしたけども、このふたりの絡みは期待通りおもしろかった(笑)。年下に慕われているミドリカワさんの姿を観るのは珍しかったし。大柴くんもっとカバーとか聴きたいなー、やってくれないかなー。