ミドリカワ書房TOUR2009「誰よりもおめえだよ」FINAL“続・リキッドdeドッキリ”@恵比寿LIQUIDROOM

長いタイトルだ。
たのしかったなー。毎回ノリノリ度が増すミドリカワさんが見れてうれしくなります。動きもどんどん軽やかになってる(笑)。ご本人ブログ*1でも言ってますが、男子も確実に増えていってて、良いですなあ。新曲録音・録画可のことはすっかり忘れていて、せっかく最前(端っこだけど)だったのにちょっともったいなかった。ちゃんとしたカメラ持ってきてる人もいたなー。撮った写真はブログに!と推すんですけども、そういうがっついたワンフーが少ないと思うんですよ。みんな撮影会になっても前にギューッとか絶対ならないし、前2列目でも最前としっかり等間隔の隙間があって、行儀がいいなあといつも感心します(笑)。あとスティーブン氏はやっぱりどこにいても分かりますね。

  • 始まる前に茂木さんによる「悪循環体操 第4」が。てっきり本当に体操させられるのかと思った、慣れてるだけに(笑)。携帯の電源切ってねーなどのアナウンスなんだけども、「スペシャルゲストもあるけどー、ほとんどがー、ミドシーン!」とか「付き合いで来た人もー、もうあきらめましょーう」とか爆笑。
  • 録音ナレはいつも自虐的。「僕は精一杯の愛想笑いでMCを始めたのだった」の笑顔が本当にへらへらで。今日は5か所ツアーファイナルで、「僕にとっての武道館」だそう(笑)。「体力的にもテンション的にも、倍はできるなって言ってたんですけども」「まあ僕らが行きたくてもね、迎えてくれる側はどうなのかってのもありますし」。いや〜でも今日は雨も上がってね…とか言ってたら妙なSEが流れて、「僕まだしゃべってます」というミドリカワさんを遮り、またもテーブルが運び込まれて、やっぱりモギーが登場。
  • 茂木淳一のフラフラフライデー」のコーナー。「このフラフラのテーブル(脚の長さが違ってぐらつくテーブル)でお送りしますよ〜」と。ラジオ番組の設定で、公式で募集していたライブでやってほしい曲リクエストの紹介なども。モ「『馬鹿兄弟は、ベースソロがすごくかっこいいので、ぜひ聞きたいです!』と、世田谷区の右田泰孝さんからいただきました〜」とみぎっちょにスポット(笑)。
  • 途中でスペシャルゲストのミドリカワさんでーすと呼びこまれたり(トークで振り回された挙句すぐ曲を振られる)、お母さんからの手紙があったり。このお手紙、ホンモノだったのかなあ?最後のほうは脚色だったのでしょうが…「誰よりもあなたを心配しています」というくだりから「誰よりもあなたを」と紹介だったのですけど。ちなみに打ち合わせでは、ミドリカワさんのかばんを引っかき回して私物を配ろうという話になっていたとのこと(笑)。モ「誰もいりませんよ、あんな薄汚れたタオルなんか!」
  • 茂木さんに振り回されるミドリカワさんの表情がほんとにおもしろい。間近で堪能してしまいました。茂木さんはこれらの演出を全部考えてくれてるんでしょうか…ありがたいですねえ。
  • 電気書房も来日。「コンニチハ、電気書房デス」って片言で言ってたよ!しゃべった!と思ったらそんな安直な(笑)。あと水も吹いてた!ヒー!
  • ダンサーのラブヤスタイルのお嬢さん方が、ちゃんと歌を口ずさんでいるのがとても好感的。かわいー。そして西やんさんもダンサーというか手下みたいな感じで出てきてるの。かわいー。
  • 「気がつくと、僕は楽屋にいた。きれいなお姉さんたちが、『電気書房さん、お疲れ様です!』とあいさつをしていく…」という、電気書房と二重人格設定の説明ナレーション(笑)。失った記憶を取り戻すために、ステージへ…というくだりで、RYOくんの「恍惚の人」のピアノイントロ。巧いですねえ。普通だったらあんな演出(電気)の後にこの曲できないもの。
  • 「ごめんな」のあとは新曲「転校生」で、「ごめんな」の息子くん目線の歌。こういう続編形式の曲は沁みますねえ。お父さんのほうは心理描写がはっきりしているのに、息子くんのほうは風景描写に終始しているのが印象的。子どもって、はっきりできない気持ちとか抱えるもんなーと、その2曲でやたら深く考えてしまった私…
  • 「静かな曲ばかり聴いてると、疲れちゃうもんね。こっからはもう、どんどん上がっていきますから」で、ラストスパート。「保健室の先生」はラテンアレンジで、ガンボが揃ってフラメンコみたいに手拍子したり、「Gメン」で弦組が前に並んだりと、ミドリカワさんとガンボが一緒になってやってる様が本当に好き〜。RYO君がキーボード(電気書房が持ってるやつ)を背中で弾いてたり。さすがー。RYO君は昨日、やったら演奏中に楽譜(?)ノートをキーボードから落っことしていたっけ。後半はミドリカワさんの横顔にも汗が。全力でやってんだなあ…としみじみ。
  • アンコールはお待ちかねの新曲披露会。「愛なるは」は事前に歌詞も配られていて、性同一性障害の男性が、付き合ってる男性との恋に葛藤する歌。このタイトル、逆から読むと「はるな愛」という…言われて初めて気付きました。会場の反応に、「あれ?気がつかなかった?」とミドリカワさん。このタイトルにしたいが怒られそうだからやめようと思っていたけど、向こうはいいですよーって感じだったので、とのことですが、じゃあはるな嬢側に許可取ったってことなのかしら。
  • あと、みなさんにお知らせしなきゃならんことがあるんだけど、と言って、「あのー電気書房っているじゃない?…あれ、僕だったんですよ」と(笑)。ウケつつも、「えー!」「ビックリー!」とちゃんと反応してくれる会場。このカミングアウトってことは、電気書房の扱いは今後どうなるのでしょうね。
  • あと相変わらずお笑い好きだよね…アンコール出てくるときは春日氏だし、「しのびねえな/かまわんよ」とか言ってみたり。

撮ったお写真。私の携帯では、せっかく近くでとっても前回と大して変わらない…

↑これは「愛なるは」のとき。


↑「ギター持って〜」のおねだりにお応えしたところ


↑「武藤のポーズやって〜」のおねだりにお応えしたところ
★セットリスト

  • 悪循環体操 第4
    • 君と今夜こそ
    • 頑張るな
  • 茂木淳一のフラ・フラ・フライデー
    • 雄と雌の日々
    • リンゴガール
    • 私の恋愛
    • 誰よりもあなたを
    • おめえだよ
  • 電気書房
    • 恍惚の人
    • ごめんな
    • 転校生 
    • 保健室の先生(白衣のセニョリータver.)
    • OH!Gメン
    • I am a mother
    • チューをしよう
  • EN
    • 愛なるは
    • 笑って俺について来い
  • お楽しみ撮影会