ミドリカワ書房「増刊ミドリカワ4」@渋谷7thfloor
そんなわけで昨日の覚え書きです。
ミドリカワさん久しぶりだったーなんだかんだで11月の恵比寿以来だもん。ぐだぐたのまったりトークが久々すぎて何か新鮮だったよ。出てきたとき髪型が美しいセンター分けで、うっかり笑っちゃいましたが、ずっと見てたらだんだん素敵だとまで思えてくるから不思議。
- 「鯖」は鯖が好きだから作ったという歌（本当にそれ以上も以下もない）。「鯖をさばけない女は女じゃない」とか歌ってたw「歳取ると、お肉よりお魚が好きになるよねえ。…キッズには分からんかもしれんけど」。あと「サバダバダ、サバダバダ♪」とか音楽的にアレンジしやすいことも考えたそう。
- 増刊ミドリカワの説明。未発表曲や普段ツアーじゃやらない曲を披露して、「ミドリカワさん今後音楽でやっていけるのかしら、とお客さんに判断してもらう場所ですね」と。そうだったの？「一見さんには…ちょっとつらい時間になるかもしれないけど」。で、地方では未発表曲を十数曲用意して、そこから数曲やってたんだけど、今日の増刊は全国9ヶ所やってきた最後だから、十数曲全部やっちゃおうと。「だから玄人っていうか、マニアの人にとっても、つらい時間に…」って(笑)
- 「始業式」は、メンタル面が弱い女の子の歌。声のトーン的にもすごく好み。ミドリカワさんはメンタルクリニックのようなところに見学に行ったことがあるそうで、そこで「普通っちゃなんだろう」と考えて出来た曲だそうで、さらりと言ってるけどこの人はたまにすごい含蓄のあることを言うよなあ。
- 「頑張るな（表記不明）」は頑張るみなさんへの応援歌。2番で「お前がいなくなったら独身に」というくだりがあったので、奥様のことを歌ってる歌詞なんでしょうか（追記：聞き足りない歌詞あり。正確なことはわかりません！爆）これがまたフツーに良い曲で、なんか栄養ドリンクのCM曲みたいだった（笑）
- 知らない曲ばっかりやっても…ということで「ユミコ」。ちなみにサラサ嬢は「ユミコ」と「リンゴガール」が好きだそうで、「今日やるかなぁ♪」とおっしゃっていたのでこのセレクトだったのかしら。サラサ嬢とは3回増刊でご一緒していて、「3回もやったらねえ、もう他人じゃないし。妹みたいに思っておりますよ」「妹みたいだから…間接的に、僕は井上陽水の息子ってことで」って、ちがうよ！（笑）
- ユミコのあと、「いつも休憩を取るんだけど、今日は取らないでって言われたので…おしっこ行きたい人は勝手に行ってね」「ちょっと僕は小休止いただきますわ」と言ってタバコに火をつけるミドリカワさん。あんたは休むんかい！このときのトーク、「みなさん、田舎モンでしょ？」と失礼なくだりから入り、自分の田舎モンだけど、東京は「きらいだきらいだ」といい続けて、でも「きらいだ」ということがカッコイイと思っているだけで、「本当は好き…なんですよねえ（はにかみ）」と。この前初めてザギン（銀座）に出かけて、若者もいないしゴミとか落ちてないし本当銀ブラはいいよーというオチもないお話でした（笑）
- 増刊恒例の人様の歌を歌うコーナー、毎回ご当地ソングをしてたそうですが、東京出身はたくさんいるし、「どうせみんな田舎モンだから嬉しくないでしょ」ということで、地方でやって一番ウケが良かったものを。マシャ兄キター！決してモノマネしてるわけではなかったと思う（最初はちょっとあったかもしれないけど）のに、しばらく笑いが起こっていましたね…。しかし「It's only love…」の部分は本当に素敵でした。
- 「ロマンティックな歌なので、足を組んで歌います」という「おやすみ」。斉藤さんの「月の向こう側」みたいな曲にしたいということで、「おやすみ」と言われて若干眠くなりそうだったわたし。ミドリカワさんの曲で眠くなるってすごくないか。
- 「私の恋愛」、大学教授と不倫した女子大生目線。個人的にメロディがすごく好きだったなー。「不倫をテーマにした曲は今までないと思って」とのことだけど（そういう理由で「ストーカーの歌（誰よりもあなたを）も作ったみたい）、なんか、自分で好きに曲作ったらいいのに…とちょっと思った。やりたくてやってるならいいんですけど。
- 久々に「オメーだよ」を聞いたらこんなメロから暗い歌だったかとびっくりした。「『こんなの出したら事務所の恥だ』とか言われて封印してたんですけど」「最初の（東京の）増刊でやったら、お客さんも、こう『あー…（引いてる）』ってなって」「でもやっちゃえと思って福岡でやったんです、そしたらやっぱり『あー…（引いてる）』って（苦笑）」。ミドリカワさんの、こういう空気読めるところ（そしてあえて逆に行ったりするところ）が結構好きです。歌い終わって、「ごめんね！次はもう幸せな家族な歌を」ってことで「もも」でした。
- なんか良くしゃべってた印象があるなあ…。どこで話してたか忘れたけど、増刊は菅原さんとふたり移動で、もう数年一緒にいるしいまさらおしゃべりすることもない、とずっとだんまりだったそう。東京の増刊ずっと行ってるので、なんかお客さんが増えてきたり、反応もどんどんビビットになってきたのが分かります。
