キャプテンストライダム「全開チャック●●ツアー」@渋谷CLUB QUATTRO/DOES

今年最初のライブはキャプストとDOESになりました。会長が「今年はいい年になりますよ、もうそう決めたから。みんなも決めたほうがいい」と言ってたけど、ほんと良い幕開けになったよ。今年はいい年になりそうですよ。やっぱりキャプストは楽しい！楽しすぎる！

最初はDOESで、申し訳ないことに全然予習せずに初対面だったのだけど、すーごいカッコ良かった。渋めのボーカルさんの声と、ただ激しいだけでないサウンドが合ってて、転調するメロディも好み。ボーカルさんは白シャツにジーンズ姿が爽やかで、でもあんまり喋らなくて「ハロー！ハローキャプスト！」って切り出してました。うちらキャプスト違うし。キャプストとは2回目だけどもう親友だそうです。
ベースさんがこれまたノースリーブの白シャツで、腕が細い白い長い。エロいなあ〜と思いました。あんまり表情変えないけど、2曲目に入るときに客席を見てにっと笑ってたのを目撃。かわいらしい。
駆け足で怒涛のようにDOESは終了してしまった。気になる曲がいくつもあったのに分からず悔しいので調べよう。ワンマンでじっくり聞きたいよなあ。ちなみ彼ら、その後で会長に「DOESはすごく妖怪っぽいんでね（さも褒め言葉のように）、やー彼らは素質がありますよ」と言われておりました。

キャプストは3人とも（横山くんも）恰好がすごかった…菊さんは赤とグレーの太いボーダーに赤のダウンベスト。鬼太郎？赤い鬼太郎ですかそれは。梅さんはツアーTの赤いのに赤の短パン。会長はピンクっぽい赤のTシャツになんていうかまだらっぽい柄の朱色のシャツを腕捲りして赤いパンツでした。目に痛いバンドだな！ていうか会長髪長いな！
「わがままチャック」→「フランクフルト」ときて「ヤルキレス」の歌声がとても伸びやかかつ渋ーい感じになっててかっこ良かった。惚れ惚れしてしまった。あと「CHERRY BOY」はライブ映えするねえ。かっこいいねえ。
「全開●●ツアー…渋谷だから、なんでしょうね」と会長と梅さん。「ハチ公じゃない？」「じゃハチ公で！」となったのに、「全開渋公ツアーってことで！」とやっちゃだめな間違いを犯してました。ここ、渋公ちがうし！
「今日はねえ対バン…ってあっ！そうだみなさん！」と話の途中で何か思いだした会長。「「今日は発売日ですよ！」そうです、今日は新曲の発売日。「フジファブリックの…」って、そっち？ひとボケしたところで、「発売日にライブをするっていうのも、なかったんじゃないかと」という会長に梅さん、「なかっ…か？」と激カミ。噛んでしまうのは、その前に飲んだ水がへんなところに入っちゃったからだそう。その後もゴホゴホ、モゴモゴとノドを気にする梅さんに、「取れたあ？」と聞いてあげる菊さん。
新曲はNYでレコーディングしてきたという話で、NYではみんなでライブハウスに行ったのだけど、梅さんだけ遅れて席に後ろで見ていたら、おじさんに話しかけられて、ことばもよく分からないうちにノリノリで話しているうちに身体をぺたぺた触られ始め…。おじさん、梅さんに向かって「Beautiful…！」と言ってきたらしい（笑）。「ある意味ちょっと自信がついたっていうか」という梅さん。新世界の扉を開いたそうです。
一方会長、「僕は声かけられなかったんですけど…ちょっと悲しいです。そんなに魅力ないのかなあって」。そんな会長は、向こうでのレコーディングにおける偉大なドラマー・スティーブンと最後のお別れパーティで、「まるでウルルン滞在記みたいに」、熱いハグをしてしまったんだとか。寂しいのと感動したので、「スティーブン、アイラビュー！」と告白した会長、スティーブンも「ミートゥー！」と返してくれたそう。「僕も新世界の扉を開いたかも」とのことですが、心から「アイラビュー」と伝えたくなるほどのNYの経験だったそうです。「受けた愛は、今年皆さんに返していくつもりですから！」ととっても頼もしい会長なのでした。
「LONE STAR」で「渋谷まだまだいけるかー！」みたいなときに、右足がこむらがえりしたわたし…！痛かった、すごいつらかった、けど、懲りずに跳んだよ…。

アンコールは、会長が「内輪ごとなんですけど、うちのマネージャーのハレンチが…。ハレンチちょっとこい！」と呼び出し。出てきたハレンチ女史（やっぱり赤いベストを着ていた）、なんと結婚なされたそうで、そのお祝いでございました。梅田さんが花束とプレゼントを持ってきて、会長が渡していました。個人的なお祝いのマッサージ機だそうで（笑）。そして今日のライブがキャプストと最後の仕事なんだそう…。ハレンチなにかひとこと、とマイクを渡されたハレンチ女史、「今永友さんは寿退社みたいに言ってましたけど…実は私、これ（お腹の前で手をふくらます）でして…」ということ！そうか産休か！いやはや、なによりおめでとうございます。また戻ってきてくださいね。そしてアンコール曲は、「ハレンチは気の強い子なんでね、カカア殿下になりそうだから」ということで「ペケペケ」！これもいい〜〜ライブで聴けて嬉しい〜〜。
去年の3月以来キャプストをライブで見ることがなく、ちょっといろんな意味でどきどきしていたのだけど、もー演奏されたとたんに笑ってしまう自分がいました。や、楽しくてですよ。会長の声だけでなく、バンドのサウンド面も大きくなっていたように感じました。昨年まで、アレンジとか変化球での楽しませ方を経て、今回直球でスタンダードなライブが成長していたのがとても嬉しかったです。