スキマスイッチTOUR'07「夕風トラベル」@NHKホール
初スキマさんを見てきたよ〜。いや〜超今更な感想ですけど大橋くんは歌うまいですねえ。なにあの安定感。CDで聴くよりも本当に心地よく、歌うこととか音楽本当に楽しいよ！っていうのがびしびし伝わってくるステージでございました。楽しかった！以下ちょっとだけネタばれもあり。書きすぎた…
- 最初、静か〜に始まるためにお客さんが立つべきなのか座ったままでいいのか迷ってる感じが面白かった。前半はまったり聴かせる感じの曲目（少なくとも私はまったり聴きたい）だったので、そのどうしよどうしよ感が客席からすごい感じられました（笑）。MCを挟んで大橋くんの椅子がはけられるとお客さんもパタパタ立ったりして（笑）
- 「惑星タイマー」はアルバムほど壮大でなく、サビはお客さんにも歌わせたり。星空の照明と穏やかなアレンジが大橋くんの声によく合っていてキレイ。
- MC。今日大橋くんは超鮮やかなピンクのジャケットを着ていて、出てきたときからすげーさすがーとか思ってたんだけど、東京も2日目で昨日もやったから今日は慣れたみたいなことを言って、「ピンクも着れるくらいに！」とか言ってた。常田さんにも「この会場で一番ピンク。あなたほどのピンクはいませんよ」とつっこまれ、客席から「着てるよー！」など声が上がるものの「ショッキングピンクじゃない」と自分の一番を譲らない大橋くん。
- で、大橋君は「昨日話しちゃったから、今日はもう話すことがない」などと言い出し、客席からは当然ブーイング。そしたら常田さんがピアノでガーーン！ていうショックのときの効果音を出して、同時も照明も真っ暗と赤に暗転（笑）。おもしろい〜。「ちょ、戻して戻して！」と指示する大橋くん。
- 「あっ！」とでかい声で思い出したらしい大橋くんのトップニュース、「うちにロデオボーイ2がきた」。通販にはまっているそうで、2週間前に頼んでやっと昨日届いたばかりだとか。「もう早速これですよ」と腰をウネウネ（笑）。「今日実はソデに来てるとか…」と常田さんがふり、「そこ（歌うとこ）で乗ったらいいじゃない」と腰を振り縄を回して客席に投げるマネを。それを受けて大橋くんは「わかったよ、じゃあ歌ってるときはいいよ。でもほら、〜♪（←惑星タイマーのフレーズ）が終わって、その後（間奏中）は『ウィーン、ウィーン…』て（笑）」と言い負かされない。この2人ってどっちもああ言えばこう言うって感じだよなあ。
- そんなことを言いつつ、初めてスキマのライブ来た人？など聞いて、常田さんが「スキマスイッチよくしゃべるんですよ」「落としどころがわからなくなってきた」と。対して大橋くんは「落とす気もない」と。まだしゃべるのかなーと思ったら、「昨日からずっと話そうと思ってたことが今も思い出せなくて…」とか言い出すのでお客さんは思い出してくれたんだと思ってワーッと盛り上がったのに、「今も思い出せない」っつーことでまたも大ブーイング（笑）。「思い出したら（ネットの）日記に書くね」と言ってくれたけど、常田さんが「見れない人もいるから…」とはさんだら「見れない人はしょうがないよね！」とばっさり。ひでー。
- おもむろに自己紹介しますか、と常田さんがまずサポメンの方々を（浦さん大人気！ベースはスタドの沖山さん。沖山さんはどこでも沖山さんだなあ）→大橋くんから常田さん、そして常田さんは「大橋・ピンクスター・卓也！」と紹介。「ちょっとそれはさあ…」とウケている大橋くんに、ピンクの照明がピンスポットで当てられる（笑）（ちょっとだけよ、みたいな状態）。「俺はすごいえろいよ！」とか言い出し、「道歩いてても言われるもん」と。なにをいきなりカミングアウトしとるんだ君は。
- その後は「藍」とか、そのまま座ってじーんと聞く感じの曲目の流れへ。曲目にもメリハリがあってこっちも聞きやすくていいですわあ。「ズラチナルーカ」「アーセンの憂鬱」はアレンジが重厚になっていてなんだかグっときてしまった。その後の、「View」→「螺旋」→「ガラナ」→「全力少年」と怒涛のたたみかけ（どんどんテンポが速くなっていってた）。ガーーッと盛り上げて、本編ラストは「ボクノート」でした。
- ECで出てきた2人はツアーTの常田さんが紫、大橋くんはピンク（笑）。「今日はピンクを貫くよ！」と。今日宇宙初の解禁情報があります！と言ったら誰かが「おめでとー！」と言ったので「えっなんで知ってるの！？なんでおめでとう？」と食いつくふたり。情報は、秋にアリーナツアーが決まってるよというものでした。ずっとそのことを言いたかった大橋くんは、口に出したら「アリーナ楽しみになってきちゃった」らしく、常田さんに「とりあえず今日ですからね」とたしなめられる。「（ツアーの）話消えちゃうかもしれないし」「えっ！消えることなんてあるの！？」と慌ててました。
- 「NHKホールは聖地」っていうのを何度か言ってて（むしろ苦い思い出的な）、「紅白は親孝行ですよ」「僕のおばあちゃんがね、紅白を見て、僕のこの歌ってる、いわゆる仕事…いわゆるっていうか絶対仕事ですよ」（常田さんに「遊びじゃないですよ」と怒られる）「それを分かってくれたのがねえ」。といい話。話してる間、常田さんがピアノで切ないメロディを弾こうとして「悲しい話じゃないから！やめて！」と怒ってた（笑）。
- 大橋くんはその後もお客さんへの対応がひどい。「こっちきてー！」という3階席に、「こっちきてって…そっちがこっち来たらいいじゃん！」「ステージ乗って歌っちゃえばいいんじゃないのー？」とかのたまい、同時に常田さんが横で「だめですからねーやめてくださいねー」とフォローしてた（笑）。
- ECはふたりだけで「君の話」。これがよかった。ギターもよいがキーボードがまたいいわあ。その後の「えんぴつ消しゴム」の全員での「ランラランラララ〜」の合唱が楽しすぎました。下パートを上パートを練習して、向かって右側の席は上パート、左は下パート、真ん中はフリーゾーン（笑）「ただし男は全員上！」と大橋くん。全員でハモって、すごい気持ちよくって、ずっとやってても良いくらい。そしてラストは「ふれて未来を」。手拍子疲れる（笑）。そして客席に降りちゃう大橋くん。「ふれてみたいよ〜」どころではない。
