母のこと

週末は両親がこっちに来ていたんですけども、相変わらず母は呂律があんまり回らなかったり、ご飯があんまり食べられなかったりして、しばらく離れていたけどそれほど変わってなくて、ちょっとがっかりした自分がいました。でもたまに送ってくるメールでは、ちゃんとした文章が打てるようになっていたり(前は打つのが疲れるようで、誤字脱字そのまま)、会話やテレビに対してよく笑うようになったなと実感しました。味覚障害のせいもあるんだけど、小食なせいで全然太らない。そのため座っていると骨がそのまま当たってつらい、という。ぎすぎすしちゃってお母さんじゃないみたい。今更なんだけど。
倒れる前にどんな笑い方をしてたとか、わたしの話に対してどんな返し方をしてくれたとか、もう忘れちゃったんだけど、それがたまにすごく懐かしくなって泣きそうになるときがあります。もう元通りになることは多分ないんだけど、何日も日々を重ねたら、倒れる以前のような母になってくれるんじゃないかと今でもどこかで信じてたりします。だから未だに現在の母を受容できないでいるんだと思う。