YUZU ARENA TOUR 2012-2013「YUZU YOU〜みんなと、どこまでも〜」@神戸ワールド記念ホール

FC先行が見事に外れたのだけど、よく考えなくてもあの会場で、3ツアーほど連続でFC取れてたことのほうがすごかったわけだ。北川さんのお誕生日直前でしたし。無事行けてうれしかったなあ。このツアーもやっと行けたし、2デイ連続参戦もひさびさで、抜群の安定感のゆずちゃんをたっぷり堪能してきました。楽しかったよーやっぱりワールド記念ホール大好き。規模がちょうど良すぎて。


アルバムツアーでもないし、半年前のドーム公演の延長戦というか、おすそわけみたいな。選曲や映像の数々に、彼らがずっと過去を大切していることが伝わってきて嬉しくなる。皮切りの「1」の力強さや、「みぞれ雪」から「しんしん」の流れは幸せでした…。「しんしん」を聴くと、リボンのころに北川さんが毎公演必死で声を振り絞っていたのを見守っていた気持ちを思い出す。今はの彼らには、何の不安もなくって、とにかく純粋に元気にもらってしまいます。
会場まんなかのちっちゃいステージに移動するのもドームを思い出すなあ。1日目は「地下街」と「雨と泪」、2日目は「嗚々、青春の日々」と「連呼」でした。あの小さいスペースでも北川さんの動きは北川さんだし、岩さんのどっしり感は岩さんで、それがとてもかわいくて楽しいよー。ふたりはメインステージから客席の脇を通って移動するのだけど、さっさと移動する岩沢さんはまるでプロレスラーのようで、お客さんのキャーキャーにちゃんと応えてどうしてもゆっくりになっている北川さんはどう見ても来日した空港の韓流スター(笑)。途中、花束もらってたし。その花束を、アンコールまでずーっと持っている北川さん、いいこ。

1日目のMC、神戸にどれくらい来たか覚えてる?という北川さん、岩「…そりゃあー…もう結構な数来てるでしょ」北「もお〜こうじったら〜、ごまかし上手なんだから〜」w最初はサクラサクツアー、そのあとに西宮スタジアムで「熱闘Bomb踊り」に来ていた。実はその際、1日目と2日目のあいだの打ち上げで、スタッフの半分以上に食中毒が発生していたという事実。2日目が終わってさあまた打ち上げと思ったら、ほとんどがホテルと病院に行っていなかったという…。北「僕と岩沢君はね、ゆずなんで、仲良しなんで、同じテーブルにいて」岩「そこ強調しなくたっていいじゃない(笑)」北「いやいやいやそこでゆずが離れてたら、あれ?ってなるでしょ」wゆずちゃんがいたテーブルだけは、食中毒が出なくてふたりは無事だったそう。
「個人的な話をさせてください」と、阪神淡路大震災のときに初めて神戸に来たときの話をした北川さん。僕らの歌を聴いてくれる人がいるかぎり、僕らは歌い続けます、と「栄光の架け橋」に。彼らが毎回こんなことを言ってくれるようになったのは、いつからだったのかなあ。花道先のサブステージで北川さんが話して、そのまま振り返って離れたところに居る岩沢さんと一緒に歌っている図は、ゆずの地盤の強さを思わせました。

2日目のアンコールは「ハッピーバースデー」。出てきて「仕掛けるのは好きなんですが、やられるのはやっぱりテレますね」と北川さん。今回、ラストが夏色で、もうとにかくかぶりものも演出もバカ全開(笑)。でっかい黒い牛(神戸牛?)のかぶりもので、いざコール再開!というところで、岩沢さんから「もういちど御唱和ください!」とハッピーバースデーが!びっくりして本気でおろおろ、動きが怪しくなる北川さんwスタッフから小さいケーキが差し出されるも、キョロキョロしててしばらく気付けてなかった(笑)。「36歳の抱負と、いつものかけ声をお願いします!」という岩沢さんも男前すぎたわ…。


北川さんのアクティブさには磨きがかかり、岩沢さんの「ここは守ります」感は円熟味を増していて、もうたまりませんでした…。夏色のあの茶番映像のとき、一日目はステージどまんなかで胡坐かいて見ていた岩さんが、2日目はずっと仁王立ち。あのあとのサプライズを仕掛けなきゃいけないからかなーとか思ったり。北川さん、早着替えにいたっては若手俳優並じゃないかと思うのですが、とにかくご本人がずっとにこにこ楽しそうで、楽しませようとしてやってくれてんだよなーと思うと幸せでいっぱいになりました。
個人的にきれいなお姉さんが出てきて踊るステージは大好きなのでYUZU YOUダンサーの皆さまは全面的に支持です。あと相変わらずジーケンいじりは続いているようで、もはや初見の人にははて?というノリになっているような(笑)。もう、ふたりとも嬉々としちゃってさあ。