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本来だったら、ゆずちゃんのツアーで三重に行ってるはずで、明日まで休みを取ってたんだけど、予定のない3連休なぞつらすぎて、土曜日は出勤してきました。街にありえないくらい人がいなくて、普段なら混みすぎて絶対いけないようなところへ利用者さんと歩いてってタピオカ買ってお外で飲んだ。楽しかった。山手線も空いてるし、なんとなく一席開けて座るのが暗黙の了解みたいになっていた。
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今日は家に引きこもってるあいだに前からやろうと思ってた、持ってるワンピースに刺繍をするという計画をついに始めるぞと思い、針、どこで買えるんだろう…と思って調べたら3駅ほど向こうの商店街にちっちゃい手芸屋さんがあると分かったので歩いていってきた。日曜日だからやってないかもと思って行ったけどちゃんと開いてて、店主のおじいちゃんが手作りっぽい柄のマスクをしてた。ほこりっぽい棚からやっと針を発見したんだけど何年前のものなんだろう。値札もついてなくて、おじいちゃんが「あれ、お値段が…ないですねえ…まあこれくらいでしょうね」ってだいぶお安く売ってくれたと思う。
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レトロ~。
みんなそうだと思うんだけどせっかく出たからには何か買いたい、みたいになっていて、結局地元のスーパーとかがいちばん混んでいる気がする。

マスク2枚の件から数日たっていろんな意見を目にして、この件に限らず、結局人間は自分のこころにどれくらいフィットするかでしか物事をはかれないよなーと思う。私は仕事柄、サージカルマスクを優先的にもらうべきところに居るんだけど、正直潤沢にある状態だもんで布マスク2枚が勝手に送られてくるのがあまりにばかばかしかったんだけど、とてもありがたいと思う人もいるんだろうなあ。毎日列に並んででも欲しいと思っている人のこころを変えることはとてもむずかしい。そこにマスクが布かどうかはもう問題じゃないし。ぶっちゃけ職場のマスクもバンバン使う人も居れば、気を遣って使わないで「買えない…」って嘆いてる人もいて、その気遣ってる人のこころも変えることはきっとむずかしいんだよ。
自粛してねって言われてちゃんと意識する人もいればしない人もきっとどの年代にも一定数いて、でもどの人たちにも発症したら同じ医療を受ける権利がある。労働の対価ではないお金の給付を「不公平」と見なす層も一定数いる。本当に世の中にはいろんな人がいるなあ。怖いなーと思うのは我慢を強いられてでも何もフォローしてくれなかったら、「もう言うことなんか聞きたくない」って絶望した人のエネルギーが爆発すること。アメリカや欧州の各国が手厚い手当てと罰則を出して外出禁止させているのは、暴力革命の経験があるからかもしれないというツイートを見て、本当にそれだよなあと思った。日本人、言うこと聞いちゃうし、それでなんとかなってるもんなあ。将来的に守れない約束になってもいいから、今このときに「お金、出すよ、補償するから休業して」って言ってあげたらいいのに。それだけでだいぶ違うと思う。
私も3月半ばくらいまではまるっきりノホホンとしていたし、中止や延期を余儀なくされたり、再開しては批判されて結局中止になったりしたさまざまな興業が不憫でしょうがなくて苦しかったし、理性より感情が先行してるようなことばが推しの方々の心を圧迫してると怒ってた。でも、日々こんなにも目まぐるしく世界は変わってしまうので、それに必ずしも付いていけなくても、いつまでもちょっと前のマインドにしがみついているのはよろしくない。あっちが正しくてそっちが正しくないとか決めるんじゃなくて、こっちを信じてみようと思った感覚を確固で言語化できるようにしておきたいな。


地球温暖化や大気汚染が一時的にストップしていたり、アマゾンの奥地でもコロナの感染が分かったりして、もう本格的に地球のリセットが始まってるのかもしれないな。おととしから災害続きで、この小さな島国はまっさきに沈むのかもしれないと思ってたけど、それどころではなかった。