K-PRO一週間ぶっ通し興業2016・DAY2:東西人気漫才師豪華共演「ヤーレンズ×コマンダンテツーマンライブ」@新宿バティオス

ツーマンライブ、磁石×三四郎の次がこれですよ、なんてすばらしい…。本当に、こんな組み合わせ、今のタイミングじゃきっとここでしか観られなかったでしょう。オリジナルのYとCのロゴもおしゃれでした。やっぱりコンビ同士ライブって最高だよ。最少人数にして最大の可能性が発揮されるよ。
なかなか見れないコマンダンテも、だいたいのところにいるヤーレンズも(笑)、このライブでしか見れなかっただろうなあっていうお姿をたくさん観れて幸せでした。二組ともかーわいかった!!

  • 前説はコル!鈴木氏も「こんな劣化版ヤーレンズさんみたいなの出てきても…」と言ってましたが、この組み合わせにこの前説の抜擢、も〜分かってらっしゃる〜。4人それぞれに意気込みを聴いてきた蜂谷氏、出井氏の→「本当の石井くんを知ってもらって(コマンダンテの)人気を0にしたい」、石井氏の→「本当の安田くんを知ってもらって人気を100にしたい」で、コマンダンテ仲良いですね、出井さんには見向きもしてないですねと(笑)。ちなみに安田氏は「頑張れ!カープ!」でした。おかしいよ。
  • コルの声だしはスリーマンになるのをお客さんがふせぐやつ(笑)。3人目は鈴木氏がやらされた「焼きおにぎり」と名乗る曲者で、無事ふせげました。その後出てきた楢原氏が「焼きおにぎりでーす!」wバティオスの舞台の端の端に立つヤーレンズに、「そんな端行くん?」と戸惑うコマンダンテ→楢「これが東京スタイル!慣れてねー」(笑)。ツーマンという響きがかっこよすぎて…とまた戸惑っているコマンダンテ、じゃあどういうのがいいの?→石「ユニット…とか」安「寄り合いとか…」wそして「バティオスって昔ダイエーとかに居りそう」とバッティングポーズをとる安田氏、確かに(笑)。
  • 俺らはともかくコマンダンテはもうすごいんだとたたえるヤーレンズ、各種賞を獲ってるんだけど、もう序盤から最後まで「文芸部門賞」をいじり倒しまくり。昔のネタやるの恥ずかしい〜;というコマダンに、楢「それでも文芸部門賞かね!」wとにかくオープニングからヤーレンズがはしゃぎまくってでへでへしているのが伝わってきて楽しかったな〜。コマダンは、やはり見知らぬハコに連れてこられたうえ、上京した同期との客前での距離感を測りかねている感じでそれがまた大変かわいらしく。楢原氏以外の3人が同期であり、楢「ごめんねー俺だけ大先輩で!」「気い使わしちゃって!」→出「大先輩じゃねーから」石「なんならそんな気使ってへん」w
  • ヤーレンズの最新ネタ、「下ネタを言うネズミ」と、出井氏の「サイの目にも寄るだろ!」が好きすぎた。あとはけ囃子が斬新すぎるって「工藤静香とタカさんのユニットのリトルキッス」(A.S.A.P)を繰り出してくるセンスわけわかんなくて爆笑してしまった…「はけ囃子」って単語も初耳だし。
  • コマンダンテの最新ネタ、刑事の説得。石井氏がまばたきだけで感情を表現してちゃんと伝わってくる感じ、いいよねえ。ちょっとジンカーズの間合いと似てるかも。
  • お互いが見たいネタ、ヤーレンズ編。なんかそわそわしてた出井氏(笑)。ジーパン買いに行ったはずが革ジャン買っちゃったはなし。楢「おおきに!」出「…大阪の店だ!」が好きでした(笑)。
  • コマンダンテ編、安田氏のパンランキング。石井氏一度「パンキング」って言ったと思うんだけど…。石井氏の切り返し多くて(あんまり聴いてもらえないけど)これをヤーレンズが選ぶのもなんか良いなあと思ったネタ。
  • 大阪ファンによるリクエストネタ、ヤーレンズ編、「パープーズです」と自己紹介、韓国語っぽいことば。楢「韓国だけにソウルこめろってんだよ」出「うるっせえなあ〜」←心底憎々しげな顔w
  • コマンダンテ編、カフェの店員さんに告白したい。これめっちゃくちゃ面白かった!そして何もかもが巧い!こりゃファンに選ばれるよ〜良いものを観させていただきました…。
  • 楢原氏×石井氏でヤーレンズのネタ。しょっぱなからかみ倒す石井ちゃんw楢原氏は「いいね!標準語もね!」とニコニコ元気でいつも通り。
  • 安田氏×出井氏でコマンダンテのネタ。しかも「痴漢をしたい」。石井氏のセリフをとてもとても楽しそうに言う出井氏すごく良かったな〜〜〜安田氏のほうがすごくオロオロしてるのも伝わってきて良かったな〜〜〜。「そのためのカサやん!」はやはり石井氏セリフをリスペクト(笑)。
  • トークコーナー、シャッフルはお客さんも予想してたのか全然歓声(悲鳴?)がなかったねと楢原氏。そうね、あると思ってたよ。さっきやったシャッフル漫才を「失敗しちゃったなあ…」とぽつりとこぼす石井氏、「すごい反省しとった」とニヤニヤ相方にも話されていてかわいかった。一応トークテーマがご用意されていたんだけど、関係なくあっちこっち脱線しながらまったりおしゃべり、2組の関係性が現れているようで楽しかったなあ。昔出井氏と石井氏は入れ替わり立ち代わり4人前後でルームシェアしており、出井氏の以前のコンビ・セカンドギアの元相方(にっしゃん)はコマダンの単独で毎回登場するような間柄。テーマはお互いから見てどんな人たち?ってやつだったのに、シェア時代にずっと桃鉄をやってた話になる。石井氏、みんなでやってて爆勝ちの流れになり、興奮して「我輩の時代!!」と叫んだそうな(笑)。一人称がデーモン閣下のように!wあとなぜか出井氏のことをずっと「ヨシヒコ」と呼んでいた時期があり、かつ石井氏は長いこと出井氏は石川県出身だと勝手に勘違いしていたそう。「石川県のヨシヒコ?」→出「神戸の準之介だから!」wそして今安田氏はアプリで一人桃鉄やってるので、ヤーレンズから見たコマンダンテのイメージは「桃鉄」に落ち着く(笑)。
  • 石井ちゃんは「スーパードジ」なところがあり(だろうなー)、安田氏からも、漫才中にボクのスーツの衿が立ってて、そういうの直してくれるんだけど、そういう石井くんがめっちゃ鼻毛出とった、と暴露される(笑)。石「鼻毛は…出したいよね」「出ててもかっこよく…」楢「…バカボンバカボンのパパスタイル??」wあと出井氏からは、石井ちゃんは最後に聞いたメロディを口笛で吹く癖があるんだそうで、シェア時代のある日、隣の部屋から一定の「ぴゅ〜、ぴゅ〜」という音が聞こえてきてなんのメロディだ?と思っていたら、その前に洗濯をしていてその洗濯機が回る「ゴー、ゴー」っていう音だったという…本当か!?楢「クイズ最後に聞いたメロディはなんだ、だね」(笑)。最近になってトークするとこよく見比べて思うのだけど、こういうとき楢原氏の自分から発信するのはごくごく少ないのに、他人様のトークをうまいこと拾ってポンを投げ直すような在り方が本当に好きだなあ。石井氏、口笛でハモったりもしちゃうんだけど、一度舞台上でやったら緊張のあまりうまくできなくて、それ以来やってない…→やってよー→「ちょっと待ってえ…プーピーピー…ふへっ(照れ吹き出し)」ちょっとかわいすぎかな!??
  • お互いの活躍をみてどう?という話。ツイッターとかみて「ヤーレンズ今日も働いてるう〜」と思うコマダン。いろんな人と仲良いのも伝わってくると。ヤーレンズも、東京は売れてない人はみんな売れてないって感じで仲良くしてもらってる、あと「賞のコンプレックスがない」と。それこそ「文芸先生にそんな…」とまた言うwコマダンも一度K-PROさんの大きなライブに出させてもらって(石「座高円寺」「おしゃれな場所で…」)、「どうやら東京では…暗転中に手拍子をせえへんらしい」という文化の違いを知った(笑)。楢原氏は今もあえて暗転拍手やってるそうですが。
  • あとは、石井ちゃん実家の車の話というかお父さんの話で、もうめんどくさいので割愛するけど、「お前のなかでバンダナのイメージはペンションのオーナー」と「ケンジの白髪=ゲレンデ」「お前が思ってるより白いんだよww」のくだりがもうしょうもなさすぎて、でも本人たち(特にヤーレンズ)がめっちゃ楽しそうで良かったです…。あと「見取り図げんき?」ってコマダンに聞いたとき、お客さんに、楢「わかります?見取り図とか…」「今だけ調べていいですよ、見取り図(スマホ音声認識するジェスチャ)」→出「間取りいっぱい出てくんじゃない」楢「あっそうか!」ってのも好きだった(笑)。