かもめんたる第16回単独ライブ「抜旗根生〜ある兄弟の物語〜」@新宿シアターモリエール

2日目、今日の昼公演へ。お客さんに男性がいっぱい。ヨーロッパ企画の上田氏が構成に参加しており、カーテンコールでもう大氏が、ストーリー性というか…これがお笑いのライブなのかと、観てる人も何を見せられてるんだと思ったときがあったと思いますけど、とおっしゃってましたが、「もう16回やってますからね、いろんなことをね」と言える実績の強さというか、かっこいいなーかもめんたる。とにかくじっくりとしたコントの数々を観て、やっぱり板の上の人たちだなあと改めて思いました。
どのコントも本当に色が違いすぎてすごかった。う大氏の言い回し、切り替えし、自論の展開っぷりすべて、くどくどしてるほどスカっとする不思議さ。特にドッジボールのやつ、あれ、コントとしてやってのけられるかもめんたるってすごい!そしてバンドマンの奥さんと副社長のコント、去年「言葉売り」を観たときの気持ちと、それをさらに超えてくる奇妙な爽快さに、笑うというか思わずハっとなって口を押えてしまったよ…。
槇尾氏の、特に女の子のキャラクター性もすごく良くて、ナチュラルにいろんな女性を演じられている(笑)。メインのインタビュアーの女性と、後半のご夫婦の奥さまのキャラが、新鮮な印象でなんだかとても好きでした。