「STOCK#1」@新宿シアターミラクル

出演:流れ星/エルシャラカーニ/ゴールドラッシュ/浜口浜村風藤松原

K-PROさんの新しいライブで、漫才師によるライブ。ライブ名だけ聞いたときは、「きっと昔のネタライブだよねー!」などと別の意味でわくわくしてたのですが、そうではなかったですよ。出演が5組だったり、またこの絶妙なメンツといい、ライブ自体への挑戦といい、なんかこうグっとくるものがあります。「ニコカ」といい、K-PROさん相変わらず攻めてるなあ。次回への期待が高まりまくり、むしろ欲張りになってしまうほど贅沢なライブでした…。

  • 前説はなし、暗転してセンターマイクの前に風松が登場、軽く説明っぽい雑談をしてそのままネタへ。風藤氏がぼろぼろのノートを持っていて、出したお題というか言葉に松原氏がおもしろく言葉を付け足す。答えにというより、やりとりがメインになった感じでたまらないです。ちょっとハラハラするときもあるけど。でもこの人たちだからそのハードルがめっちゃ低い(笑)。風「ちょっとまあ、下ネタが続いてるかなっ♪」w
  • 風松終わってからのオープニング映像。OP映像があるなんて、昔のSSLみたいで懐かしいよー。
  • 流れ星:初披露の自己紹介ギャグで相方をもびっくりさせるちゅうさん(笑)。じいちゃんとの思い出。なつかしいスタイル。
  • エルシャラカーニ:藤子作品ランキング。こちらも安定してらっしゃる。
  • 暗転して、両サイドに椅子2つずつ。流れ星下手、エルシャラ上手に座り、なんだか賞レース系番組のインタビューのような雰囲気に(笑)。アナウンスによる、「漫才についての質問をいくつか」していくというもの。お互いの漫才についてどう思いますかとか、弱点はどこですかとか…えええ、こんなライブで聴いちゃって、いいんですかというようなガチ質問ばかり。ちゅうさんは、本当にインタビューのように「ミュージシャン気分で」足組んで答えておりました。とっさでも、しっかり述べることができていて、そういうところはちゅうさんのほうが瞬発力あるんだなと。しろうさんはいつも通りw「流れ星の漫才について」、し「ちゅうえいくんの一発ギャグが…」清「漫才についてな」(笑)。一番面白いと思う漫才師はと聴かれて、ガチで「千鳥」というちゅうさん、考えすぎて「漫才師はみんな同じラインになってると思うから、コント師ががっつり漫才やったら面白いと思う」「東京03さんが漫才やったら」と論じ、相方に「もしもシリーズってこと?」と返される瀧上氏w
  • 質問が終了するとそのままトークへ。照明がついて、一息ついた感じを「スジナシみたい」と評していましたが、みんな真面目にすべきかふざけていいのかソワソワしていたご様子。この質問コーナーの影響か、真面目にザマンザイの話なども。それで流れ星、スタイル戻してたのね。なんか語るモードになってしまったのか、それともいつもそうなのか、瀧上氏は「ライブだけで金儲けができたら」と。最終的に「お金余ってる人僕にください」とか言うてましたwずっと漫才をやっていきたい清和氏と瀧上氏。ちなみにしろうさんは、組んでから13年、ずっと「クイズ番組のパネラーをするのが夢」と言ってるそうな。
  • このコーナーはどうなの?続くの?アンケートにぜひ書いてくださいと気になってる2組。三拍子やキャンキャン、あとタイムマシーンはうまい、この2組と、マシンガンズは下手!だそう(笑)。上手い人同士のやつも見てみたいなー。
  • ゴールドラッシュ:動物と戦おう。何度見てもゴリラのところで相方に笑ってしまう田邉氏が好きだわ。長めの時間だったでちょっとゆるやかにたっぷり。普通のおしゃべりっぽいとこが多くて嬉しいなー、ていうかこのネタはトークライブ思い出すので個人的にすごく好きです。
  • 浜口浜村:ダンスしよう。浜村氏の百面相にまあうっとりするほど…かわいいのとキリっとするのと。浜口氏の言葉では「俗が古い!」がツボでした。
  • スクリーンに「ゴールド浜口浜村ッシュ」の文字!!テンションだだ上がり。寝転がる土井氏からの4人による茶番、そして浜浜式「ハイーど〜も〜」で、もう、ただ嬉しいだけの漫才だった!どうしたってプレスリーを思い出さずにいられましょうか。ああ嬉しい…。「昨日もライブいっしょで」とニコニコ話している4人も微笑ましかったな…。茶番を考えた田邉氏、まっさきに思いついたのが浜口氏が死ぬ展開、そして昨日の自主ライブくんでも死んでいる浜口氏、「週5くらいで死んでいる」w田「雑魚キャラぴったりやわ!」。そして今回ので茶番童貞だった浜浜ちゃん。浜口「茶番ふでおろし」wうまくできなくて…という浜村氏に、「かわいかった」「萌えた」とゴルドラ(笑)。
  • ユニット漫才はがっつりやりたいよねという2組…!ぜひ!ぜひ!
  • そしてトリはこの漫才師です、どーぞー!という田邉氏のフリで、ちゃんとスクリーンに名前紹介されての風松(最初のはなかった)、2本目。松原氏大慌てで出てくる→手がびしょびしょ、トイレに行ってたと(笑)。さきほどと同じ大喜利スタイルで、風「まあパッケージは同じですけど」w松原氏の、「もっかいフリ直して」のお願いが計2回あるなど。
  • エンディング(仕切りは流れ星)。先輩両脇に、真ん中でにこにこしているゴルドラ浜浜がかわいかったですよ。瀧上氏と田邉氏はスト2仲間で、先日もゲーセンで…と話すと、「ちょっとやって」と雑な振りをする風藤氏、「やります?」と普通に前に出る田邉氏、「俺審判!」と間へ割って出るちゅうさん、「そんなのいませんよ」と地味につっこんでいた土井氏(笑)。組数が少ないから絡みも多いしなんかゆるゆるで面白かったなー。松原氏がやたらと元気な印象でした。はしゃいでらした。そして最後に、「以上、お笑いライブでしたー!」と締める瀧上氏。がくーってなったよ!(笑)。