さかざきちはるさんの本

イラストのこと、キャラクターデザインのこと。

イラストのこと、キャラクターデザインのこと。

イカペンギンでおなじみ、さかざきちはるさんの本。タイトル通り、キャラクターとそのデザインについてのエッセイ。それぞれのキャラクターがどのようなお仕事によって作り出されたのか、その過程も詳しく書かれてて、大変面白かったです。この本を出すにあたり、坂崎さん自身も描くものやその描き方について、改めて向き合うきっかけになったとのことで、絵描きさんのそういう自己評価を読むの、大好きだ。なにより坂崎さんの、「かわいさ」を追及するキャラクターへの愛、たまりません。なぜか、じーんとして泣きそうになる私…。
イカペンギンもチーバくんも好きだけど、最近はめっきりカクカクシカジカにメロメロな私。携帯サイトの着せ替えツールをダウンロードしてしまうほど…。電波アンテナが角なの。カクシカについて具体的な構想は依頼の時点で決まっていたそうで、電通チームもすごいです。それに対して坂崎さんのプロの仕事っぷり、一目ぼれさせる力よ…。その両想いっぷりが伝わる制作側のインタビューも読みごたえありましたー。